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そんなわけで2015年のFUNKISTをブログで振り返ってみるこの企画!


南アフリカにやってきたFUNKISTが次に向かったのが俺のおばあちゃんが暮らす町マーゲイド!!


ここではとにかく毎日曲作りの日々でした


海行って
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曲作って!!


海行って
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曲作って



海行って

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曲作りーの





草原行って

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曲作って





砂漠行ってー

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ドラゴンボール
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砂漠行ってー

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ドラゴンボール!!

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とにかく砂漠の宮田の写真(2枚上のやつ)が下手くそなCGみたいで腹たちますが、実写です!

自然凄い!!


そんな大自然に囲まれながら音楽の日々でした


途中ラッパーのジェットが遊びに来てくれておばあちゃんの前でセッション!!

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最高にクールなライブだったよ!!



毎日曲が出来るとおばあちゃんにコンサートしてね。

なんか凄くいい時間だった。



そんな南アフリカ滞在が終わりに差し掛かった夜


おばあちゃんに聞いたんだ。


今まであんまりアパルトヘイト時代の話をおばあちゃんとしたことがなくてさ


それはおばあちゃんにとっても哀しい想い出が多かったから

でも今聞かないといけない気がして勇気を出して聞いてみたんだ



俺のお父さんとお母さんが出会った頃の南アフリカはアパルトヘイトまっただなかで


人種の違う人同士の恋愛は認められてなかった。


ましてや一緒に暮らすなんてありえない時代。


なのに母親や父親から何度となく、『当時おじいちゃんとおばあちゃんの家で一緒に暮らしてた』

って話を聞いていて

ずっと不思議だったんだ。


それでアフリカ滞在最後の夜


おばあちゃんに聞いてみたんだよね



「おばあちゃんはさ、母さんが日本人の父さんを連れてきた時どう思った?」


って。そしたら

「どう思ったって?どういう意味?」



「いや、ほら、アパルトヘイト時代なのに2人はおばあちゃんの家で一緒に暮らしてたって聞いたんだ」



って伝えてると、おばあちゃんはニコって笑って


『あぁ、そういう意味ね。ヒロシ(俺の父親)に初めて会った時は「あぁこの人がジェニー(俺の母親)が愛した人かぁ~。」って会えてすごく嬉しかったわ。で、そしたらおじいちゃんがね「ヒロシ、住むところはあるのか?」って聞いてね、ヒロシが「いや、決まってなくて」って言って、「じゃあ今日からここが君の家だよ!!」っておじいちゃんが言ってね、みんなで一緒に住む事になったのよ!!』


『えぇ!おじいちゃんが言ったの!?』


『そうよ!私もおじいちゃんとまったく同じ気持ちだったわ!!』


って言うんだおばあちゃんが

俺は目を丸くしてさ


『えっ?えっ?でもさ、時代はアパルトヘイト真っ只中でしょ!白人と日本人が一緒に暮らしちゃダメだったんでしょ?付き合っちゃダメだったんでしょ?』


『そうね』


『じゃあなんで受け入れたの?なんで?』


って混乱する俺におばあちゃんは優しく笑うと諭すように



『西郷、とってもシンプルな事よ。国のくだらないルールなんかより、おじいちゃんとおばあちゃんにとってはジェニーの幸せのほうがよっぽど大切だったから。それだけよ。ジェニーが好きな人と一緒にいれて笑ってられるなら、それよりも優先する事なんか私たち夫婦にはなかったわ。ジェニーが好きになった人なら、それは私たちの子どもだって、おじいちゃんと話したのよ』


ハンマーで引っ叩かれたような衝撃だった!!


な、な、な、なんてデカイ愛なんだ!!


泣きそうになった


だって、俺は知ってるんだ!


保育園の園長先生だったおばあちゃんは、父さんと母さんが結婚した事で、職を失ってしまった事を。

国のルールを破った事で、とっても苦しい想いをしたことを



でも、すっげぇ誇らしそうに話すんだ。
おじいちゃんと一緒に決めた事を。


そんな動揺してる俺を見ておばあちゃんが


『西郷!あなたが日本で産まれた時も、私たちは大喜びでね、近所中にあなたの写真を持って自慢しに回ったのよ!「私達の初孫が日本で産まれたの!」って!』


って言うから


『でも当時南アフリカにハーフの人はいちゃいけなかったんでしょ?そんなこと言って大丈夫だったの?』


『そうねぇ。酷い事を言う人もいたわねぇ。

「日本人との間の子どもなんて何考えてるの?」

とか

「そんなの絶対におかしい!」


とかね。

でもそんなこと言われる度に、おばあちゃんいつも心の中で言ってやったの!










「うっせー!地獄に落ちろ!」



てね(テヘペロ)』





うぉー!!とんでもねぇ言葉がおばあちゃんから出てきたぁ~!!


俺のメッセージ性はもしかしておばあちゃん譲りだったんじゃ!!!!!



するとおばあちゃんは最後に優しく



『西郷、あなたは私達の誇りよ』


って言ってくれてね



なんと言うか



俺の中の長~い長~い戦いが


音楽を通して一つ一つ終戦して行っていたんだけど


その、心の奥で続いてた最後の戦いが


終わっていくような


そんな感覚だった。


そして気づいたんだ


父さんと母さんが国のルールを守って、色んなもの投げ捨てて、俺を産んでくれたから


俺は今こうしてうたが歌えてて


おじいちゃんとおばあちゃんが、命がけでその2人の愛を守ってくれたから


俺は今こうして生きているんだと



その時に目の前に思いっきり現れた言葉



『おい!お前は命がけで人を愛せてんのか?』




一度しかない命

命がけで繋いでもらったこの命を


俺は恥ずかしさやめんどくささに甘えて

ぬるくないか?

って、そう思ったんだ。



それで決めたの



活字にするとすごく恥ずかしい言葉だけど



『よし、俺も命がけで人を愛する!!』


って。



翌朝の朝日の中


産声を上げたのが


LIFE is LOVE


だった。


いつもより太陽は


熱く、そして眩しかった






【LIFE is LOVE】

命それはすなわち金じゃ買えぬ灯火

誰も彼も十月十日 母の命がけの戦いの末生み出された1ライフ!

涙と笑いに囲まれ見開いた世界

 愛されてた 愛されてなかった そんなことじゃなく

 誰かが守らなければ一瞬で明日を閉ざされた赤子時代

 あなたに手を差し伸べ続けた人がいたんだ

 つまりあなたが生きていること自体its all love

 先生あなたはあの日から変わらぬ言葉を届けてるの?

先生僕はあの時から 全てが変わってしまったみたい

 届かぬ声をシャウト 怖いよ

優しくない時代いつも暗いよ

 誰か教えて答え合わせ 僕が産まれて来たその意味を 花丸の答えを! 

LIFE is LOVE

 

oh 幼い頃に oh 握った手を

oh 離さずにまだ ohいたかったなぁ

oh 手にした孤独はきっと oh あなたを知るため

oh握った手を二度と oh離さぬためにに

 

 

僕ら間違えず生きていけるほど賢くはない

だけどけして間違えたくて間違えたわけじゃない

そうでしょ?ボロボロになってはじめて気づいたこと

傷つき傷つけ築いてきた過去

傷だらけの過去は、わかり合うために使う!

そうじゃなきゃ僕ら産まれてきた意味が無い!

LIFE is LOVE LIFE is LOVE

 神様あなたはあの日から変わらぬ言葉を届けてるの?

誰か教えてよSOS すがった光に答えはない

 流れる時間が言う

Oh 幼い頃に Oh 握った手を 今

Oh あなたの全てを Oh 抱きしめるために

 

父と母の愛 いつも戦い それでも貫いたin time of Apartheid 

僕もこのLIFE  全てを使い あなたとの愛 の未来へとdive

 

 この声この腕 心重ね あなたを抱きしめるためだけある

この声この腕 心重ね あなたを抱きしめるためだけに使う

 

けして誰かを傷つけるためじゃない

LIFE is LOVE


~続く~



FUNKIST2015ロードムービーMV