【ゲルニカの魂】


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セビージャの朝


いよいよ出発の時。


別れ惜しい気持ちや、数々の思い出。

その寂しさが、濃縮されてたこの街での日々がいかに素晴らしかったかを教えてくれているようでした



ちょっと早く駅についたので、マックで朝食。


あっ、関西のかたご安心ください!!


マクドで朝食。ですヽ(゜▽、゜)ノ


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コレ日本にないよね!!

カリカリに焼いたパンにチリトマトのソース!!

美味しかったなぁ。

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そうこうしてるうちにいよいよ出発の時間。


「また必ず来るね!!」


と約束を交わし、電車に乗り込みました。


遠ざかるセビージャの街。

電車に揺られること3時間


ついにたどり着いたのはこの旅最後の街にしてらスペイン最大の都市


マドリード!!!!


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いよいよこの場所で今回のヨーロッパストリートLIVEツアーも終わりです!!

まず僕らが向かったのは


ソフィア王妃美術館!!


そう!!


ここにはピカソの描いた「ゲルニカ」があって!!


ゲルニカはバスク地方の街の名前。


スペインが内戦中、バスク地方の小さな街だったゲルニカはフランコ将軍支持のドイツ軍により無差別空爆にあってしまう。

その知らせをフランスで聞いたピカソは怒り悲しみ、そして祈りを込めてパリ万国博覧会のスペイン館の壁一面に急遽この絵を書くことを決断し、わずか1ヶ月でこの絵を書き上げたという

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高さ349cm 横幅776cm

という壁一面に描かれたその絵の大きさに、そして、そこに込められた感情に、迫力に、以前来た時僕は立ち尽くしてしまって

しばらく動けなくなってしまったほどでした。

教科書なんかでは見てた絵だけど


実物の迫力はそんなもの比にならないほど圧倒的で。


戦争のおぞましさ、悲惨さ、悲しさ、やるせなさ、そんな全てがここに描かれている気がして

バルセロナでピカソ美術館に行った時にも書いたけど


形ない「感情」というものを描けるようになってしまったピカソは、もしかしたらこの絵を描き後世に伝えるために、この世に生まれこの技法にたどり着いたんじゃないか?

と思ってしまうほど、写真とはまた真逆の


「超リアル」


がそこにはあるのです。


今回も改めてこの場所に訪れて


ゲルニカの前に立ち


やはり息すら出来なくなるほど


その絵に圧倒されて


心がぎゅーっと締め付けられました

やっぱりすごい!!



平和への祈り



今回の旅を繋いでたキーワードに



気づき始めた



ツアー最終日でした




続く