2019年の今頃、『天気の子』という映画を観に行った。どこか惹かれるところがあって映画館に2回足を運んだことがあった。
本日曇りでじめじめとした湿度の天気の中、夕方に毎月一度通っている美容室に行ってきた。夕方頃に大雨が降った時、何故か『天気の子』の映画を思い出した。丁度レンタルされていたので借りてまた鑑賞した。
もう観るのは3回目なので新しいものは感じなかったが、郷愁にも似たものを感じた。近年続いてる妙な天気がそれを感じさせたのだと思っていたが、さっきようやくその理由がわかった。
美容室の"整髪料の香り"だ。以前の記憶を呼び覚ますものは映像もそうだが人間の嗅覚も然りといったところか。そういえば昨年もこの『天気の子』を観に行った時に美容室に行っていた。
出不精なので外に出た時に一度にまとめてやりたかった用事を済ませるようにしていたので思い出した。しかし、先月までは全く思い出さなかったので嗅覚だけではダメだということだ。
人間の記憶を呼び起こすものは視覚、嗅覚、そして温度が強く結び付いているように感じた。ただしこれはおそらく個人差があり、誰にでも当てはまるものではないような気がする。
家族が認知症にでもなったら活用しようと思ったが、私の祖母も両親も健康で認知症などもない。そういえば亡き祖父も100歳まで生き認知症の類いは全くなかった。そして祖母も今度97歳になるが認知症は全くない。
記憶を紐づけている視覚、嗅覚、温度などのハッシュタグのようなものが増えれば増えるほど記憶を呼び覚ますための検索値が増えるのかはわからないけど、面白い発見だった。
また記憶したものの内容も関係していると思う。『天気の子』は主題歌にも現れているが愛の成せる業を天気を交えて語られる物語だ。
昔の自分自身が失敗してしまったように、人生棒に振る愛などに興味はないが、どこか憧れるところがあったかもしれない。もしかしたらそこに惹かれていた?知らんけど。
そんなことを考えた梅雨入り時期の夜だった。