SAMURAI LABORATORIES


日本民藝館の代表的存在の高さ13センチの小壺は作為なき秋草文で有名だ。元々、李朝陶磁研究家 浅川巧から柳宗悦に送られたものであるが…。

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実は陶磁評論家・出川直樹氏によって、それと同時代同窯の瓢箪形徳利の下半分であろうと推定されている。作為なき不完全…その希少性が生まれた偶然の瞬間に興味が湧いた。

画像は出川直樹著『民芸-理論の崩壊と様式の誕生』より