誰もが知る将軍、もしくはその系統の末裔と思しき友人が京都に来ていたので、ランチタイムを共にした。彼の事は、私にとっては【人生最大の大発見】である為、時をみて何時か発表できたらと思う。かつて、後ろ姿の凛々しさの正体が知りたくなり、年下の彼にこちらから近づいた。
彼は最上級のものはDNAが知り尽くしている為、【見方を変える事によって、掬い上げられた最下級なものの中の美】のようなものを私から吸収しているような気がする。侘び、さびのようなものも。
よって・・・その日のランチは【京都駅前の行列のできるラーメン屋】でとることにした。【汚な美味い店】と紹介して連れて行ったが、実はどうして行列ができる(美味い?)のか私も解らずにいた。彼の感性で確かめたかったのだ。少し前に始めて食べて、その味に納得ができずにもやもやしていたが、やっとはっきりした。彼ももう行くことはないと思うが、普段体験することが少ない濃い味が中毒性を生む事は確かだろう。
そして【口直し】に向かったところは・・・ラーメン屋から歩いて5分の名勝 渉成園だったが、本当に口直しになったか今も心配だ。その理由は最後の画像3枚にある。
駅から5分の所に奇跡的に残された時空を超えた空間ではあるが、豊臣家、徳川家にとっては微妙にデリケートな存在だったようだ。
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