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武者小路寛篤 の『希望と回想』は昭和17年に河出書房より出版された本だ。以前静岡の戸田書店さんで社長の奥様のイラストと共に、実篤の書を建物の看板にしたことがある。もともと「武者・・・」なんて言う名前も格好良く、若い頃より何故か気になる存在だった。ここへきて、【日本の感性】の趣味が全開になってからは、魯山人と共に私の大先生でもある。この本は「未来は明るい」から始まるあたり、読むのがもったいないような明るいいい話が書いてありそうな匂いがする。まず昭和16年10月に書かれた「濱田庄司君」と言う随筆から読んでみよう。気分だけは、未来は明るい気がする。