すみれ風みそ
すみれ風塩
札幌市中央区伏見地区にあるラーメン店。
当時の店主は現在、羊が丘展望台そばの「常」を営業中。
ちなみにふしみ店主のご両親である。
村中伸冝氏の再指導の下、メニューを大幅リニュ-アル。
ふしみオリジナルパイタン&すみれ風、店主は、かって新横浜ラーメン博物館の「すみれ」にも勤務され、
当時は連日数百杯のらーめんを作られていたそうである。
いまや「すみれオールスターズ」として全国的にも名の知れる存在である。
12時ほぼちょうどに到着するともちろん駐車場は満車、
しかし同タイミングで食べ終わり退出してきた方と入れ替わりで運良く駐車。
前回訪問は、なんと夏の冷たい濃口醤油ラーメン以来というご無沙汰ぶり。
ご近所なのでいつでも行けるという油断?スンマセン💦
入店し券売機にて食券購入。
その後も常に満席、後から入店してきた人たちは、
店内で待つかナンバーを告げ駐車場の車内で待機。
席の準備か整うとスタッフが車まで呼びに行っていた。
カウンター席に座り、程なくしてラーメンが提供。
・すみれ風みそ ¥980
・すみれ風塩 ¥960
この時点で外はマイナス4度…
寒い日にはコレしかないでしょ。
「すみれ」DNA継承のみそラーメン。
スープを一口飲むと焦がしラードとニンニクの香りが鼻腔をフッと抜けていく。
すみれ直系ならではのインパクトある味噌の風味、塩味、そして濃厚なスープ。
とにかく旨みが何層、何種類も重なり合ったような奥深い味わいを感じる。
食べる度に塩味は比較的抑えめになっているように感じるのだが、逆にコクはどんどん増し、それでいてしつこさは皆無。
すみれ直系のラーメンは中華鍋内で味噌を焼いてスープ、具材を合わせて作りあげる。
なので超アツアツの具材と麺がラードでフタをしたスープの下に隠れている。
麺を持ち上げると猛烈な湯気、気軽に啜るとまさにヤケドをするラーメンなのである。
焼かれた味噌の香ばしさや甘み、そしてそれをさっぱりとさせてくれる生姜の存在などにより
最後まで飽きずにいただける。
この森住製麺製の縮れ麺は、このスープと良く絡む。
国産肉使用のチャーシューもサイコロタイプと大判タイプの2種類、
分厚くて弾力がありとてもジューシー。
すみれ風塩もシェアしたが、こちらも安定感抜群の一杯。
最後までやけどしそうなぐらいのスープ熱さをキープ。
こちらもみそと甲乙付け難い完成度である。
やはり、年初の新横浜ラーメン博物館の「すみれ」イベントの応援に行かれてから更に進化され
実食するたびのブラッシュアップに、ある種の凄みを感じた。
退出時にはこの日から無料進呈だったようで、2025年版の「すみれ暦(60周年)」をいただきました。
*お食事された方に無料に進呈されていました (数に限りがあるそうです。)