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札幌市中央区札幌駅直結札幌ESTA店にある老舗本格四川料理店。
「エビのチリソース」を発明したとされる陳建民氏がルーツのお店。
昭和から長らく営業されてきたこちらのお店が3/25(木曜日)をもって閉店されるとのこと。
今回この情報をお世話になっているブロガーさんの記事で知り、慌てて都合をつけて訪問してきた。
こちらのビル、今はビックカメラがメインテナントだが、以前は経営破綻した「札幌 そごう」が長い間営業。
自分はちょうどその頃札幌中心部で仕事をしていた為かなりの頻度でランチ訪問していた。
既に2019年閉店されたESTA地下1Fの担々麺のお店にも結構通っていたし、
四川飯店にはそれなりに思い入れがある為結構びっくり。
現在は職場がサツエキから離れた為、正直休日ぐらいしか中心部まで来る機会も少なくなり訪問頻度は激減していた。
早速だが平日ランチタイムに訪問。
店舗奥の見晴らしの良い個室へ案内された。
担当の方とすこしお話しできたが、移転等ではなく完全閉店とのこと。
※系列店である「麻SHIBIRE」sitatte sapporo B1Fは営業継続される。
やはりコロナによる経済的影響が閉店の理由らしい。
誰もがそうではあるが正直市況の回復がここまで遅れるのは想定外で
止む無く閉店に踏み切らねばならなかったようだ。
本当に残念、コロナ憎し…
メニューを確認し悩みながらオーダー。
◎今週の定食 (Lunch Time 11〜15:00)
・麻婆豆腐 ¥980
・海老と鶏肉の唐辛子炒め ¥980
前回10月は担々麺をいただいたが、やはり四川料理、特に麻婆豆腐は絶対に外せない。
閉店までに再度これないことも想定するとこれは食べておくべきだろう。
激辛が¥50増しで設定されているがそれも全く必要ないほどの刺激的で鮮烈な辛さ。。。
これをご飯に掛けて食べない手はないだろう。
麻婆豆腐、ご飯、スープ、水がルーティンとなりなかなか忙しい。
そして辛い、美味い、辛い、美味いの応酬がエンドレスで訪れる。
他の中華料理店、コンビニ、レトルトなど麻婆豆腐は比較的口にすることが多いが
このシンプルでストレートな味わいはやはり老舗ならではと言えるだろう。
そしてもう一つの定食「海老と鶏肉の唐辛子炒め」だが
大きめの海老、鶏肉、マッシュルームなどがたっぷり入っていて
麻婆豆腐ほどではないがこちらもなかなかのピリ辛具合。
油通しも絶妙でそれぞれの食材の食感が素晴らしい。
こちらも白いご飯がどんどん進んでいく。
麻婆豆腐同様に辛さを緩和してくれるのは優しい味わいのスープ。
そして食後はジャスミンティーが辛さを鎮静してくれる。
あらためて満足度の高いランチだと再認識。
今回まさかの閉店に直面して本当にもったいないと痛感…
なんとかあともう一回訪問したい…
☆前回訪問記事
・2020.10月 担担麺定食・油淋鶏定食 → コチラ
「四川飯店 建民さんの担々麺」記事
・2016.3月 担々麺 → コチラ