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旭川市中心部にある全国的にも有名なラーメン店。
かっては1999〜2009年まで 「新横浜ラーメン博物館」で営業されていた。
人気店ゆえ、お昼を少し外した3時に訪問。
加藤の麺は、同一ロッドで数杯同時に麺上げしてるためか かなり軟らかめにゆであがっている。
店内はほぼ満席。
自分も含めて半分以上が観光客か地元以外の客と思われる。
店内にはほんわりと魚介系の香りが漂っている。
以前は、このアジ干しの香りを嗅いだ時点でココのラーメンが好きか嫌いかわかってしまうほどだったのだが
かっての押し寄せるような香りは正直してこない。
オーダーし、びったり10分で提供。
・しょうゆラーメン¥750 あぶら濃いめ
表面にはトレードマークの茶褐色の焦がしラードが浮かび
レンゲを沈めると乳白色の豚骨スープと渾然一体となる。
ひと口飲むとアレ??
店内の香り同様に「あぶら多め」とは思えないほどのマイルドさ。
以前はファーストインパクトから焦がしラードのハンパない薫りが全開でアタック。
そのスモーキーな薫りがガツンと鼻腔を通るあの感覚がたまらなかったのだが…。
加藤の麺は、同一ロッドで数杯同時に麺上げしてるためか かなり軟らかめにゆであがっている。
脂身の付いてないチャーシューは博多ラーメンでよく出会うタイプと酷似。
ひさびさの実食だったが、かってのクセになるほどの焦がしラードのインパクトはすっかり影を潜めてた感がある。
この日がたまたまだったのかもしれないが、観光客、インバウンドに合わせて食べやすくマイルドに仕上げている感じがしないでもない。
地元に愛されニッチな層にも好まれたラーメンが
ターゲットを広げ食べやすくなることは別に悪いことではない。
良し悪しの話ではなく完全に個人の嗜好の問題。
とは言え 唯一無二、オンリーワンテイストなラーメンなのは間違いない。
また時期を開けて再食してみたい。
☆過去記事
2012.9月 → コチラ
2011.8月 → コチラ
2015年 札幌ラーメンショー出店記事 → コチラ
蜂屋 5条創業店
旭川市5条通7丁目右6 0166-22-3343
10:30-19:50