退院後は、心臓血管外科を受診しながら、しばらくして、リハビリテーション科にも、外来通院した。リハビリテーション科では、まず、エルゴメーターという器具を使って自分の心肺機能を測定した。このエルゴメーターは、スポーツジムで、見かける「自転車のペダルをこぐ」器具と同じようなタイプだった。。サドルに乗って、鼻と口を覆うマスクも付ける。ペダルをこいでいると、徐々に、ペダルが重くなる。ペダルに、だんだんと、負荷がかかってきている。それでも自分の限界までペダルをこぐ。足が重い。重いけど、こぎ続ける。頭の中では、マラソンランナーをイメージしてした。ハァ、ハァと息が上がり始める。自分で、もうダメだ、限界だ、と思うところまでこぐ。測定を中止する合図を出した。ペダルの負荷が減り、ペダルをこぐ足の重みが楽になってくる。すぐにでも、サドルから降りて、床にでも倒れ込みたい気分。でも、クールダウンみたいに、もう少しだけ、こぎ続けるものらしい。吐き気がする。サドルから降りて、脇にあったベットに横になる。横たわったら、今度は、急に、血圧が下がったらしい。しばらくは、ベットで休むことになった。測定を始める前は、自分の限界と思えるまでペダルをこぐように指示されていたけれど、どうやら、こんなにガンバル必要はなかったらしい。でも、呼吸の中身も、きれいに、測定できたらしい。ひとつの図の中に数本の折れ線グラフが描かれていた。折れ線グラフの内容は分からない。でも、この測定結果にもとづいて、後日、リハビリテーションが、始まった。
数か月が過ぎた。冬の季節に入った12月のこと。また、具合が悪くなってしまった。とにかく苦しい。思うように声が出せない。会話をするときは、消え入るような小さい声を絞り出す。動作も思うように動くことが出来ない。
12月5日に、循環器の一般病棟に入院することになった。
2016年(平成28年)は、1月、3月に続いて、これが3回目の入院となる。