灼熱の魂
親子や兄妹がこんな形で引き裂かれ、また残酷な事実を知り再開する非情さ。
母という運命。どこまでが母でどこまでが真っ当な人間なのか。
カラカラの空気の中で呼吸するのもしんどい映画でした。
狙撃するシーンを見て、アメリカの活動家の死を改めて考えさせられました。
何が引き金になり、何を正義とし、どうして全く違う立場になるのか。
それが親でも子でも。
内戦が続く中東では今もどこかで煙があがっている。
朝ドラのあんぱんを見て
「逆転しない正義」とは本当にあるのかと考える。
逆転しない正義ってほんとに何でしょうか。
親や子供が殺されても、その母の正義は逆転しないのでしょうか。
重い、苦しい映画でした。