♥命がリセットできる回数♥ | にこにこママの毎日 by funfun

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2011.7.5 ブログ開始
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のことなどをつらつらと。
(長男)2013.5生まれ(次男)2017.2生まれ
3学年差兄弟です☆


こんにちは♪♪funfunですリス




風、強いですね~DASH!DASH!DASH!



洗濯物がなびき過ぎていつもより早い時間に取り込みましたあせる





*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



昨日、夜ご飯を作りながら


『Nスタ』を観ていました。




そこに映し出されていたのは



亡くなったひいばあちゃんを見つめる


12歳の少女、恋ちゃんの写真。






ひいばあちゃんが亡くなるまでを


あるカメラマンが撮っていて


写真集として発売されているそうです。






私にも、大好きだったひいばあちゃんを看取った経験があります。




小学校へあがる歳の、6歳だったと思います。





私の父方の祖父母は遠方に住んでいるため


年に1回会えれば良いほうです。




母方の祖父母は私が産まれる前と


産まれたあと、すぐに亡くなっています。





なので『ばあちゃん』というのは


この ひいばあちゃん が『ばあちゃん』という感覚でずっと育ちました。





ひいばあちゃんは私が産まれる前は体調が良くなくて


出掛けたりすることもあまりなかったそうです。




でも、私が産まれてからは


すごく元気になり、私のお世話をずっとしてくれました。




ひ孫が出来て張りが出てきたのだと思います(*^_^*)





お風呂も、寝るのも、ひいばあちゃんと。




本当に本当に、ひいばあちゃんが大好きでした。




私が小学校へ行くのをとても楽しみにしていたひいばあちゃん。









保育園での最後の運動会の日---。








ひいばちゃんは、天国へ、行ってしまいました。






運動会の途中でみんなで病院へ行き


ひいおばあちゃんの最期の姿を見ました。






まるでドラマを観ているようなあの風景。




お医者さんや看護師さん達が必死に延命活動をしている姿。




でも無情にも病室に響き渡る、心拍数がゼロになったときの機械のあの音---。







今でも、思い出すと胸が苦しくて、涙が出ます。




でもあの頃の私は、全く泣きませんでした。




兄が外で号泣している横で


けろっとした顔で、兄を見ていたのを覚えています。





悲しくなかったはずはありません。





きっと6歳の私にはひいばあちゃんの『死』を


受け入れることが出来なかったのだと思います。





悲し過ぎて、心にフタをしたのだと思います。




そうしないと自分の心のバランスが取れなかったんだろうなぁと、


今この歳になり、そう思います。







なので昨日のNスタの恋ちゃんの


亡くなったひいばあちゃんを見つめる姿が


6歳の私とかぶって見えて。





夜ご飯作りを中断し


テレビの前に座って観ていました。





そして一人、ポロポロと泣きました。







でも、





Nスタの中で紹介されていた、


ある小学校の生徒に取ったアンケートの答えを見て


とても衝撃でした。







『命は何回までリセットできると思いますか?』




アンケートの内容はこのようなものでした。





みなさんの答えはいかがですか??






その小学生たちの答えは、




『3回までOK』


『2、3回?たぶん。』





このようなものでした。




(Nスタで流れていた解答と全く同じではないかもしれませんが、意味合いはこのようなものでした。)








びっくりしました。






そう解答した小学生たちは、本当にそう思っているのでしょうか??






人が死んで、生き還って、死んで、生き還って


そういうふうなものだと考えているのでしょうか??





リセットボタンを押したら、やり直しがきくものだと思っているのでしょうか。




『命』と『ゲーム』が、同じ感覚で捉えられているのなら、とても怖いです。






いつからこういう考えを持つ子供たちが増えてきたのだろう。


なぜ、こういう考えを持つ子供になったのだろう。






少なくとも私が小さいときは、同じアンケートをしても


このように解答する子供たちはいなかったと思います。





日本、大丈夫か。




少し怖くもなった瞬間でした。。







でも恋ちゃんは



「ひいばあちゃんが死んで命について考え出した。


3月11日の震災ではたくさんの方が亡くなり悲しい。」



というような話をしていました。





ひいばあちゃんが亡くなったのは悲しいことだと思います。


でもその経験があったからこそ、恋ちゃんは『命』について考えたのだと思います。



またこういった写真集やニュースが流れることで


『死ぬ』というのがどういうことか、少しでも多くの方に伝わったのではないかと思います。




こういう報道や写真集に対しては


いろんなご意見があると思いますが


決して、全てが無意味なものではないと思います。






死んだ人はもう還ってはこないということ。



『命』にはリセットボタンなんか、絶対にないということ。






だから、『命』は尊いということ。






『3回までOK』


『2、3回?たぶん。』





このように答えた小学生達が


早く、リセットボタンなどないということに気付いて欲しい。


そう思いました。





そして、それを教えるのも大人の責任ですから。



親や、周囲の大人たちの責任ですから。。








いろいろと考えさせられた番組でした。