ねずみ級

 

今日の私はねずみ級の戦闘力のようです大あくび

 

うちの困った母が転院先の病院での治療を拒否したので、明日は元の病院に戻るため、付き添いに。自宅から遠いため、前日に実家に泊まり、転院付き添いをしに行きます。

 

元の病院からまた新たな受け入れ先を探してもらう予定ですが、癌で重度のうつ病となると受け入れ先も少ないから、みつかるのか不安でいっぱいです。

 

いつか分からないけど、死ぬ日までしんどいしんどいって気持ちで過ごすよりも、せめて気持ちが少しでも楽になれたらいいのにと思うのですが、本人には届かず。手術さえすれば、助かる癌なのに、それをしないっていう本人の理解度には疑問をもちます。

 

もう母のことでは、5年以上前から面倒をみているので、私は一時的にストレスでメニエール病や不眠症に陥りました。おまけに、夫もうつ病もちなので、自分自身が二の舞にならないか、なったら終わりだなぁと常に危機感があります。

 

昨年は親を介護していた知人の自殺がありました。テレビのニュースから知る介護による無理心中や殺人や自殺は、とても他人事とは思えません。老々介護の殺人なんて、悲しすぎます。そこまで介護する人が追い込まれないよう、福祉の対策がもっと必要なんですけどね。これまで、地域包括センターや福祉課、民間救急などを利用しましたが、結局のところ、家族がなんとかせざる負えませんでした。私がいたから、医療までつなげることができたけれど、高齢者の父親一人だと無理なことです。

 

今騒がれている少子化対策よりも遅れている高齢者対策をしてほしいものです。介護殺人で思い出すのが母を殺した長男が、裁判で温情判決になったものの、罪の意識にさいなまれ、自殺してしまった悲しい事件がありました。あれから10年以上たちますが、同じような事件は増えています。

「地裁が泣いた介護殺人」10年後に判明した「母を殺した長男」の悲しい結末 | デイリー新潮 (dailyshincho.jp)

 

裁判官は「裁かれているのは被告だけではない。介護制度や生活保護のあり方も問われている」と判決を述べましたが、福祉は全然変わってないのですよね。