歌手の松田聖子さんが12月25日、2021年第72回紅白歌合戦を辞退するニュースがありました。
先日亡くなられたばかりの、お子様である神田沙也加さんの葬儀が終わり、数日しか経っていない状態で生放送番組の出演はやはり難しいものがありました。
実のお子様を亡くされて、直ぐに活動を再開出来る方はほとんどいません。
そしてこの大切な方を亡くされた喪失体験は、時間が経過すれば解決するものではありません。
亡くなった方のご遺族に寄り添い、喪失体験をされた方を支えることを「グリーフケア」「グリーフサポート」と言います。
私たちのような葬儀・供養・相続などに関する仕事を行っている者は、ご遺族に対しての「グリーフケア」「グリーフサポート」の支援を行っていかなければなりません。
グリーフの先駆者である「橋爪謙一郎さん」は実際にアメリカで学ばれた経験を元に、日本でもグリーフケア・グリーフサポートの重要性を説かれており、様々な本も出版されています。
今後、2040年まで確実に死亡人口が増えていく日本では、亡くなった方もそうですが、残されたご遺族のケアの重要性も大事となります。