日本一の火葬料金が高い街「東京23区」 | 葬儀相談・葬儀専門家 生前葬儀アドバイザーの葬儀・終活相談所

葬儀相談・葬儀専門家 生前葬儀アドバイザーの葬儀・終活相談所

主に終活・お葬式・お墓・仏事・相続についての情報を発信いたします。高齢者のサポートが現代では求められる時代になりました。
終わるための活動ではなく「次世代への継承活動」を普及を行います。

葬儀に関する費用は「葬儀社に支払う費用だけでなく、宗教者の方への御礼、火葬場に支払う火葬料金」があります。

 

特に東京23区の火葬場事情は他地域とは全く異なり、火葬料金が日本一高い地域と言われます。

 

 

 

民間運営の火葬場が存在する「東京23区」

 

火葬場には公営の運営と民間企業の運営があり、全国的には公営の火葬場の割合は95%以上と言われています。

 

しかし、東京23区は全国で唯一「民間火葬場での火葬が主体の地域です」23区全体の7割以上とも言われております。

 

そして民間企業ということは「営利団体」となり、利益の追求を行うことも考えなければなりません。

2021年1月に都内6箇所の火葬場を運営する「東京博善株式会社」の火葬場の値上げを行った時は日経新聞などでも取り上げられました。

 

東京23区の民間火葬場には「火葬炉のランク」が設定されております。

最上等(一般的な火葬炉)は75,000円

特別室:107,500円

特別殯館:145,000円

貴賓館(東京博善四ツ木斎場のみ):280,000円

※この他、火葬中に待機する待合室の費用が別途必要です。

 

 

他の地域では、横浜市の12,000円、名古屋市の5,000円、大阪市の10,000円、札幌市の「無料」など、他の大都市の金額と比べると、大きな違いがあります。

 

葬儀社に支払う葬儀費用だけでなく、火葬場に関する費用も事前に調べておき、将来自分自身が葬儀を行う街の事情を知っておくことも大事です。