2040年近くまで死亡人口は自然増加
総務省の発表では、死亡人口は2040年頃までに2015年度対比で約39万人(30.2%)死亡人口が増加するという指標があります。
今後日本は高齢社会でもありまがら、死亡人口が増えていき「お葬式」が頻繁に行われる状態になります。
一方、お葬式ではありますが、式を行わない「火葬のみの葬儀」も都市部を中心として増えるとされています。
特に人口の集中する東京では全体の約4割以上が火葬のみなのではないか、と言われるほどの状態です。これは東京には一人地方から上京をして、年令を重ねた独居の高齢者が増えていることも要因の一つと考えられます。
葬儀業界は安泰なのか?
死亡人口が多いことは「葬儀の需要もあり、葬儀業界としては安泰」と言われることが多かったのですが、昔から私は疑問でした。
そもそも安泰な業界、仕事などめったにあるものではないと10代より感じていましたし、葬儀の需要が増えても時代背景が変わる以上、それに合わせて葬儀の在り方も変えなければならないと感じていたからです。
情報が多い世の中となり、今まで一般の方が触れたくもなかった「葬儀」に対しても、情報が多く発信される世の中になりました。
万が一という言葉は「万が一ではなく、人は生きている以上、いずれ亡くなります」
事前に家族の状況を把握して、備えておくということが、葬儀・供養・相続に関することは特に重要です。