過剰な自粛と書いてしまっているが、色々な考えがあると思います。
最新の注意を払って自粛をされている方が多いと思いますが、どうしても外せない用事のために行動する方も多いのが現状です。
どうしても外出をする必要がある事の一つが「お葬式」です。
お葬式の場は「3密」にあたると言われておりますが、葬儀を「行わないという選択はなく、どのような形でも弔いを行う必要」があります。
現在、地元を離れ県外にいる子どもが親との最後のお別れを拒まれるケースが発生しています。
岩手県の事例:子どもが親の葬儀への参列を拒まれる
このようなニュースが先日ありました。
岩手県の岩手日報のニュース。
東京に住んでいる子どもが親の葬儀に立ち会おうと地元岩手県へ帰ろうとしたが、葬儀への参列を拒まれたケース。
岩手県は「日本で唯一コロナウイルスの感染者がゼロの県」です。
故に感染者を出してはならないと特に過敏になっている地域となっています。
自粛自体は全く悪くないものなのですが、実の子どもが親の葬儀に参列を拒まれるという事態は本当に辛い。
「感染者を出してしまっては、この土地に住めなくなる」と親戚から言われてしまう事態になっています。
葬儀への参列を悩んでしまう社会情勢
他の事例で普段は東京で活動をする人が、地元の祖父の葬儀に「あえて参列をしなかった」ケースもあります。
他の親戚に万が一感染させてしまってはならないと配慮を行ったケースです。
特に葬儀は高齢者が集まります。
高齢者の葬儀の参列者は自然と高齢者が多くなります。高齢者がコロナウイルスに感染することは特に避けなければなりません。
接触を避けるため、オンラインで葬儀や法事をサポートを行うサービスを弊社は始めており、地域の葬儀社様と連携を始めております。
これからの葬儀や法事はオンラインと併用をしながら行っていく時代になったと考えられますが、やはり直接参列もしたい。
通常の日常が戻るまではまだ時間が掛かる中、葬儀の在り方が問われています。
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