見えないコスト
以前、大阪に出張中、東京に重要な会合があり、
スケジュール調整が大変なことがあった。
早い時間の新幹線で日帰りしなければ、東京の会合は間に合わず、
大阪での予定されていた会合もそれなりに重要だったので、
スケジュール管理の拙さを痛感した。
不思議なことで、重要な会合は重なるもので、
そのどちらの会合もリスケできない。
その時、学んだのだが、先方はその日のスケジュールを空ける為に、
他の人との会合を別の日時に調整しており、
そういう意味で、どんなに自分の都合が悪くなっても、
一度約束した会合は出るべきだ、と思った。
逆に、出席が確定できない会合には、出席したい意思はあるものの、
欠席せざるを得ない理由を、あらかじめ先方に伝えるべきだと思う。
約束は守るのが当然のこと、
守れない約束は最初からしない、という常識も、
最近では、陳腐化しているようで、嘆かわしい。
問題は、その約束を破った場合のコストである。
それまで信用を得る為に掛けてきたコストを考えると、
一時の、他意のない言動で、すべて失ってしまうのだ。
大きな仕事をする、重要な人物と会う仕事が増えれば増えるほど、
自分の言動に気を遣うようになる。
その場の勢いに流されて、
出来ない約束をすることだけは慎まなければならない。
もっと目に見えないコストを意識しなければならない。