シンポジウム | オンライン証券社長のblog

シンポジウム

昨日は、午前中、パレスホテルにて行なわれた

「金融サービスに対する規制枠組みの改善に向けて」

と題されたシンポジウムに出席してきた。


欧州や日本の主要な金融関係者が集まり、

現在直面している金融市場の規制のあり方等

興味深い話が聞けた。


チャーリー・マクリーヴィ欧州委員会委員

田村耕太郎内閣府大臣政務官が基調講演を行なったが

中でも田村議員の講演では、安倍内閣の目指す金融政策が

印象的にプレゼンされていて、多くの外国人が興味を示していた。


日本人もプレゼン能力が優れているな、と実感したのは

田村議員だけではなく、柴田拓美野村アセットマネジメント

執行役社長の講演でも感じた。


講演を聴いていて、我が社が目指している事業の方向性に

改めて確信が持てた。


パネルディスカッションが終わり、閉会が近づいた時、

質疑応答の機会があったので、質問をしてみた。


「バーゼルⅡなどの会計基準の規制の収斂化を行ないながら

各国の監督庁の権限と施行を調整しながら、欧州連合の中で

規制のあり方を問われていますが、顧客情報の取り扱いは

どのようにされてきたのですか?たとえば、アルカイダなどの

テロ集団のマネーロンダリングなどでも情報の取り扱いも

難しくなってきた上に、特に、昨今では個人投資家保護法など

個人のプライバシーを保護する法律の強化が進んできている

状況からも、将来的には、金融法の規制緩和のトレンドと

個人情報の規制強化のトレンドが対峙するのではないか?

その点の意見をぜひ拝聴したい。」


質問を終えると、今まで、口を閉ざしていたドイツ連邦金融

監督庁長官のヨッヘン・ザンヨ氏が回答をしてくれた。


時間が押し迫り、シンポジウムが終わった折、私はザンヨ氏と

名刺交換をすべく壇上に近づいたが、ザンヨ氏は私の名刺を

受け取ると、先の質問に対する回答をまくし立てた。


シンポジウムを主催している関係者が、ザンヨ氏にランチを告げると

「・・・そういう時間か。わたしはあまりお腹が空いていないし、

もっとこの問題に関して議論したほうが。。。」

と仰ってくれた。


私もザンヨ氏や関係者の邪魔をしたくないので、話を打ち切り

帰路についたが、正直、・・・うれしかった。