手数料競争について
手数料競争をする目的は、
手数料を安くすることによって、
顧客を増やし、
結果的に、手数料を落とす額を
増やすためにするのである。
しかし、得てして人間は
手段と目的を履き違えて考え、
手段だけを追求し、
目的を見失う場合が多い。
昔、と言ってもつい最近3年ほど前まで
日経225先物を取引して
1ティック10円で利益を出すことは不可能で
2ティック20円で利益が出れば御の字
という環境で戦っていた。
1ティックで利益が出れば良いな・・・
という思いから、米国株に手を出して
米国まで渡った知人もいる。
それが今や1ティック利益を出せば、
証券会社の手数料よりも
お客さまの利益の方が大きいのである。
良い時代になったものだ・・・と
個人投資家だった私はつくづく思う。
さて、冷静に考えてみよう。
お金を儲けることは大変なことで
簡単なことではない。
お金儲けの秘訣が、安易に
しかも安価で手に入る訳はない。
・・・という当たり前のことを
一般の投資家は理解しているだろうか。
その大変なお金儲けの作業を
きちんと代金をいただきながら
手助けできるようなサービスを
提供していけたら、という想いがある。
お客さまが喜ばれるサービスをすれば
手数料はもっと高くても良いと想う。
お客さまをもっともっと喜ばせよう、
という意識を持てば
証券業界のあり方も変わると思う。
価格の安さもサービスの一環だが
全てではないだろう。
サービスとは何か?ということを
もっと真剣に考えるべきではないだろうか。