事業報告書 その2
昨日、今回送付した事業報告書について、手厳しい指摘と指導を受けた。
「これじゃ、愚痴です。出さない方が良かったのでは?」
「見たいのは数字。そして、その数字の見方の解説です。」
「どうせ、開業間もないのだから、業績はそれほど良くないだろうから、その業績が如何に回復していくのかを説明してもらいたい。」
「匿名組合、という方式に関しての長所短所の具体的な説明がない。」
「世間一般の人は、証券会社が如何に厳しい監督下に置かれているか、なんて知らない。つまり、普通の事業法人とは性質が違うことをまず説明すべきだろう。」
具体的に質問されれば、すぐ答えられるだけの引き出しは持っている。
ただ、それを上手く表現していないから、出資者の人たちに、要らぬ不安感を抱かせているのではないか、と痛感した。
自分では分っているつもりのような文章、これでは伝わらない。
なるほど、今、作成している業績に関しても、数字だけではなく、
この数字の持つ意味と、この数字が改善されていく根拠を、
もっとわかりやすく解説しなければ、IR活動が十全なものとならないだろう。
身が引き締まる想い。
本当に勉強になった。
早速、資料を作り直そう。
金融庁への登録時に、どれだけ厳しい検査があったか、
そして、資料を求められたのか、
それに比べれば、そういう数字や資料はすぐ出てくる。
しかし、出資者の求めるのは、有価証券取引報告書のようなものではない。
そういう無味乾燥なものではなく、データに基づいた将来のビジョンだろう。
よし、任せておけ!それならすぐに出来る。
しかし・・・私は恵まれている、
本当にツイている、とつくづく思う。
想えば、私のような無学な人間が、
こうして証券会社の社長をさせてもらっているのも、
すべて周囲の人たちの理解と助力のお陰。
優秀な友人に恵まれ、彼らにどれだけ助けられているか。
そういう人たちの為にも、がんばらなければならない。