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清沢満之、近角常観の再発見

 けども明治時代になって、清沢満之(きよざわまんし)という方(哲学館の井上(いのうえ)(えん)(りょう)の友人)が『歎異抄』を再発見したのです。

 

彼は『歎異抄』、『阿含(あごん)(きょう)』、『エピクテタスの教訓』の三冊をとても良い本であるとして、自らの三部経にしました。

 

親交の深かった(ちか)(ずみ)常観(じょうかん)さんも『歎異抄』を再発見しまして、長い間ずっと『歎異抄』の講義をして、やっと日本中に拡がり現在に至ります。

 

以上が『歎異抄』の概略です。次からは本文を読んでいきたいと思います。

 

金子大栄校注『歎異抄』岩波文庫(青318—2)を、テキストとしてご参照ください。