歎異抄に眠れ(第七章 その③) | fundarikeのブログ

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ふんだりけは白い睡蓮。
仏の道を求め、信心を決定した
妙好人のことを指して言います。
親鸞聖人の教えを
『歎異抄』から聞いていきましょう。

天神地祗

 

 次に天神(てんじん)地祗(ちぎ)について見てみます。

 

この章での天神地祗とは一体何の神を指すのでしょうか。

 

『神道大辞典』を見てみますと、そこでは「天(あま)つ神とは高天原(たかまがはら)に住む神、もしくはそこから地上に降りてきた神を指し、一方国(くに)つ神とは地上の山野・河川などに住んでいる神々を指すもの」としています。

 

具体例には天つ神とは天(あま)照(てらす)大神(おおみかみ)、月読(つくよみ)命(のみこと)などで、国つ神とは猿田毘(さるたひ)古(こ)、井(い)氷(び)鹿(か)などです。

 

 また『新撰姓氏録』によると「中臣(なかとみ)、忌部(いんべ)、物部(もののべ)、大伴(おおとも)、久米(くめ)などの宮廷貴族は一般に天神の末裔とされ、一方大神、葛木の賀茂(鴨)、宗像、安曇などの地方豪族は地祗(ちぎ)神とされている」とし、中世の貴族たちは天神地祗の神々を自分たちの先祖だという位置づけを行っています。

 

 天神様というと菅原道真のことではないかと思ってしまいます。

 

関東にも天満宮は点在しますが、その多くは江戸時代の1600年代以降に創建されていて、鎌倉時代には数社しかないようですし、その多くは冤罪が晴れた報恩のために創建されています。

 

親鸞と天満宮の接点はないようです。

 

接点があったのは熊野権現です。

 

門弟の平太郎が主人に付き添って熊野詣をしてよいかどうか、親鸞のいる京を尋ねるという話が残っています。

 

ついには夢中で熊野権現が親鸞に平伏するという話です。