パフォーマンスアップしたければ
肋骨を動かせ！
トレーナーの涌田智昭です！
今回は
「股関節の動きと胸郭の動きは
実は関連しています」
というお話です。
直立二足歩行へ進化を遂げた人間。
それを支える脊柱のＳ字カーブが保たれていれば
股関節はスムーズに動きます。
しかし、人を取り巻く環境や生活習慣などで、体にくせがついています。
猫背や骨盤の前・後傾などの姿勢の崩れは股関節の動きを悪くします。
試しにわざと猫背にして足を上げてみて下さい。
上げづらいと思います。
体のくせをとり、脊柱のＳ字カーブを取り戻すために
鍵となるのは、胸郭を動かしてあげることです。
つまり、チェストアップ（胸を上に上げる）することが大切なんです。
チェストアップするためには
頭と骨盤を引っ張り合うことで自然と胸郭は起き上がり
脊柱は本来の長さを取り戻します。
すると猫背が解消され、脊柱は自然とニュートラルな状態になります。
さらに胸と骨盤は下のイラストのように連動しているので骨盤の位置も整います。
その結果、股関節は本来の可動域で動けるのです。
胸を上げれば脊柱が整い股関節の動きも出てきます！
チェストアップを意識することで、股関節の動きは劇的に変わります。
しかし、チェストアップしやすくするためには、胸郭の可動性が必要になります。
胸郭の動きを出すためには、肋骨が柔らかくなければなりません。
股関節の動きを良くしたければ、先ずは肋骨を柔らかくしてあげる必要があります。
次回からは、数回に分けて
「肋骨を柔らかくして、
胸郭の動きをよくするエクササイズ」
をご紹介していきます。
今日もお読みいただきありがとうございました
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