こんばんは! パーソナルトレーナーの川野です。
もうかなり前のお話ですが・・・
大学のゴルフ部に所属し、将来プロゴルファーになることを目標に
日々練習に励んでいるという青年からパーソナルトレーニングに
ついて問い合わせを頂いたことがありました。
周りのライバル達がゴルフパフォーマンスの向上を目論んで
トレーニングを始めたので、負けじと自分も !! とのことで・・・
私は彼の話をよくよく聞いたうえで、パーソナルトレーニングの
流れを丁寧に説明していきました。
事前にしっかりと全身を細部までチェックし、身体の歪みや
筋力のバランス、柔軟性のバランスの乱れなどを見極めて
弱点を修正しながら、まずは基礎的な身体機能を ~~~
と話を進めていたところでストップがかかり・・・ ???
『 あのぉーー、 歪みとかはいいんでゴルフ用のトレーニングを
してもらいたいんですけど ~~~ 』 とのこと。。。
そのあと、しばし会話は続きはしましたが、
言うまでもなく、その後彼と直接会うことはありませんでした。。
推測するに、恐らく彼はライバル達に差をつけるべく
見るからにゴルフが上手くなりそうな “ゴルフっぽい”
トレーニングがやりたかったのでしょう・・・
今思い返せば、彼が納得できるような説明ができず、
正しい方向へと導いてあがられなかったことをとても
申し訳なく思っていますが、
残念ながら、彼が目標を達成する日が訪れることは
恐らくないのではないかと思います。
ゴルフに限ったことではありませんが、アスリートといわれる人の
身体能力というものは、一般の健常者の身体能力、 すなわち
“ ゼ ロ (ベース)” がしっかりと構築されていることを大前提とし、
そこから更に、各競技の専門性を踏まえたうえでより合理的かつ
効率的に、競技特有の動作を行う能力が適切に上乗せされたもの
である必要があります。
スポーツの動作というものは、それだけ想像以上に複雑であり
尚且つ身体にかかる負荷も大きいということです。
アスリートとして取り組むとなれば尚更のことです。
“見た目” に囚われ、“いかにも” なトレーニングばかりを求め
本質的なベースの部分の構築を蔑ろにしていたのでは、
パフォーマンスアップなどは望むべくもなく、もはやアスリートを
名乗るに相応しくない、 と言ってもいいのではないかと思って
います。。。
ベースの部分を強化するだけでも、確実にパフォーマンスは
上がります!
若い世代のアスリート達には、特にこの辺の意識をを高めて
もらいたいと思います !!