サウジダービー注目馬
サウジカップが行われるリャドのキングアブドゥルアジーズ競馬場。
ダートコースにはウッドチップなどの砂以外の素材が混ぜ込まれているので、表記をオールウェザーにした方が現実に即している様に思われる。
実際に芝馬が活躍している。かつてドバイがAWだった時に日本の芝GI馬とダートGI馬がワンツーフィニッシュする出来事があったことを考えれば、芝馬が走れるAWと考える方が適当かも、
さて、サウジダービーに絞って考えてみたい。
第1回の勝ち馬は日本のフルフラット。2着は後の仏ダービー馬ミシュリフ。
第2回の勝ち馬は日本のピンクカメハメハ。このレースが初”ダート”だった。4着に去年GI・3連勝を飾ったレベルスロマンス。
第3回の勝ち馬は米国のパインファースト。デルマーフューチュリティーの勝ち馬で、もちろんダートの活躍馬だが、父のTwirling Candyは芝とダートとAWで重賞を勝っていると言うなかなかの変わり種。
もちろんダート馬も好走することもあるが、やはり芝の要素を含んだ馬を狙ってこそ面白いのではないか。
(馬券は買えないけどね)
今年出走する日本馬は、
コンティノアール
デルマソトガケ
エコロアレス
フロムダスク
芝要素・・・と言う意味では京王杯2歳S2着のフロムダスク注目が集まるが、血統はダートだし、マイルも長そう。となると、コンティノアールはどうだろうか。ダートしか走っていないが2勝はともに湿った馬場。父は皐月賞馬も出したドレフォン。少なくともサウジの馬場なら、もちのき賞で先着を許したデルマソトガケを逆転できそうだ。
対する外国馬はと言うと、米国馬も地元馬も強そうだが、ウルグアイからの遠征馬エスウニコも面白そう。
芝で連勝した後にダートのG2を差し切り勝ち。その後、芝で2着した後、ドバイに遠征してUAE2000ギニーTR2着。
母の父がアグネスゴールドと言うのも心を動かされる。
どうせ馬券は買えないので、フラットな気持ちでレースに注目したい。