えーもん遊暮の山遊び、時々読書 -2ページ目

えーもん遊暮の山遊び、時々読書

〜スノボー歴2年の初心者が挑むバックカントリーブログ、たまに読書録〜

皆さんお疲れ様です。
えーもんです。


1日空いてしまいましたが富士山バックカントリーも
いよいよ最終章、滑走編です。



そのまえに重大報告・・・・








我が輩は長年お付き合いしてきた



















クロックスを卒業します。








はい。どうでもいい報告ごめんなさい。
新しい相棒はこいつです。



keen
というアウトドアブランドのサンダル?です。
価格はクロックスよりはりますがはき心地はいいですよ。





本題。

9時間かけて登頂を果たしましたが、山頂付近にいるのは我が輩たちだけという状況。
よく言えば「貸切」、悪くいえば「孤立?」といった感じでしょうか。
ちなみに少し前までこれだけの人が山頂付近にいました。



日が暮れるのだけは勘弁なのですぐに準備に取り掛かり、ただちに滑走開始。


富士山の大斜面を滑走する狂言くん


ついでに我が輩




登ってきた道を滑り降りる。
たったそれだけのことをするだけ。


しかし、これができませんでした・・・


滑りはじめて間もなく、山全体をガス(霧が濃くなったようなもの)が
覆い始めました。
9合目当たりまできたときには既に10m先も見えない状態。

我が輩が滑っている写真を見ていただければ背景が真っ白なのがわかると思います。
これがガスです。


実は2014年の5月時点で我が輩も狂言くんもバックカントリーはおろか、本格的な
登山は初めてという山に関してはまったくの素人でした。
そのため地形図、コンパスなど位置を特定するものは何も持っていないという最悪の状況。


登ってきた記憶を頼りにガスの中を慎重に滑り続けますが、なんせ周りはこれといった特徴もない
雪と岩、そしてガス・・・・



7号目付近で狭い沢と広い沢とで分かれている分岐点に遭遇。
正解なら「生還」 間違えれば「遭難」。
まさに究極の2択という状況でした。


そんな中、我が輩たちは・・・






選択を間違えました。

本当は狭い沢が正解だったのですが、滑りやすそうであること、下で繋がっているだろうという
勘を頼りに広い沢をチョイス。
これがゴールの見えない「不安地獄」の始まりでした。




どこまで滑っても同じ景色。
人影もいない(正確にいえば1人滑っていくスキーヤーをみましたがすぐに見失いました・・・)。
静寂の世界。
気がつけば携帯の電池も残り僅か・・・
楽観的である我が輩たちもこの状況にはさすがに焦りました 笑


せめてもの救いは我が輩の携帯だけ電波が入ったこと。
(山ではドコモが絶対お勧めです!ソフトバンクはまったく入りません!)
残り僅かな電池なので無駄遣いはしないようにGoogleMAPを起動。
すると山なので道は出てきませんが、登山口がある駐車場のおおよその位置は特定。
あとは、GPSが示してくれる方角(自分たちが向いている方向)だけが頼りでした。


頼るものはもう携帯しかなかったので、それを頼りにあとはひたすら滑り続けます。
(こんなに楽しくない滑走は今でもこの1回だけです 笑)


すると遠くに建物を発見。
すがる思いで建物までいくと、そこは夏期中は休憩所らしく、建物の外に地図と駐車場の
方角を表した案内看板までありました!

案内看板を発見し、安心しきった我が輩 笑
ここにきて緊張から解き放たれて表情には安心と疲れもみえます。



もうここまでこれば安心です。
あとは案内看板通りに進み、無事、狂言くんの愛車が待つ、駐車場まで戻ってきました。


下山完了は
PM16:00

もちろん駐車場にも人は皆無で、日没まであと1時間半ほどでした。



今、振り返ればものすごくいい思い出であると同時に山の怖さを知るという意味では
とてもいい経験でした。


以上、3回に亘る長編小説みたいになってしまいましたが、登ってみて(滑ってみて)
改めて思うのはやはり富士山は特別な山です。

夏期中でしたら危険も少ないと思いますので、日本人であれば、生涯1度は登ってみる
ことをお勧めします!
(睡眠はしっかりとりましょう)