かけ流しの効果に関しては、
まぁ、いろいろな人がいろいろな事言います。
専門家もいろいろな事言います。
で、専門家が「効果無し」とか言うと、
「ああ、そうなのか」と感じてしまう、
のは、まぁ、仕方がない。
ただ、そのような発言の
「前提」部分を聞き逃したり、
そもそも言っていなかったり、
ということもある。
例えば「かけ流しに効果無し」
と仰る方もいる。
これには「大学生などの学習者にとっては」
という暗黙の前提があったりするわけ。
なぜなら、そもそも「第二言語習得」というのが、
大学生を対象として語られていることが少なくない。
CLILなんかもそう。
ということで、専門家の発言には気をつけましょう。
実際には音声を幼児に聞かせるのには、意味がある。
胎児ですら言語の音声を聞いている。
母語ばかり耳にしている胎児は
その音に慣れているわけですよ。
そして、生まれてから外国語を聞くと、
少し驚くそうです。
つまり、お腹の中にいるときから
言語の音声を聞いていて、音韻の習得をしているようです。
これらの言語の音声は、
直接胎児に語られるものもあればそうでないものもある。
とすれば、何らかの外国語を
胎児に聞かせるのには意味がありそうですよね。
同様に、本格的な言語習得は
生まれてから行われるわけですから、
幼児期に外国語を耳にさせるのには意味がある。
これがロジックですよね。
しかし、大学というところは、
世の中のいろいろなゆがみに気づかせてくれるところでもあります。
有り難い。
ということで、幼児期に学習させるべき英語とは、
どんなモノなのか。
語彙なのか、文法なのか、
(ボキャブラリとグラマー)
レキシコンなのかシンタクスなのか?
(↑言い換えているだけ見たいですけど,微妙に違う)
「生活言語」と「学習言語」に分けて、
そんなことが説明されています。
『パルキッズ通信4月号』
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