差別でなく区別で平等に♪ | 船津洋 『子どもが英語を話しだす』 ~英語教育のために、今日も東奔西走!~

船津洋 『子どもが英語を話しだす』 ~英語教育のために、今日も東奔西走!~

英語教育に携わり23年。その甲斐あって、ネイティブ並みに洋書を読む小学生、英検1級合格の中学生、英語で難関大突破と、嬉しいご報告を続々頂きます。
――かたや「日本人の英語力、依然としてアジア最下位」の現実。
英語教育を天職だと光栄に思い、まだまだ奔走します!

全ての学校が同じレベルの生徒で構成されていて、

同じレベルの授業が行われて

同じ試験が行われるのだったら

相対評価も良いんでしょうけど、

やはり、問題はあれど絶対評価が

原理としては正しいんじゃないでしょうか。

まぁ、それで、中学校では内申も絶対評価になるわけですが、

それに加えて都は習熟度別の学習を公立校に取り入れる。

まぁ、もう珍しいことではありませんけど、

ニュースになっていましたね。

「基礎」「応用」「発展」に別けて指導をする。

機会の平等って言いますけど、

平等ってなんでしょう、ね。

恩師である故信千秋先生に教わった言葉ですが、

「差別するのではなく区別する」

これは子育ての原理として教わりました。

人それぞれ違う。

同じ兄弟でも感性も違えば、当然年齢も違う。

簡単な例だと、

1歳の子と4歳の子の兄弟がいたとする。

おやつをあげるときどうします?

同じ分量をあげる?

まぁ、面倒なのでそれでも仕方がないと言えば仕方がない。

でも、上の原理に従えば、

上の子の分量を増やしてやらなくてはいけない。
(↑砂糖の大量摂取を薦めているわけではありません。あくまでも一例です)

なぜ?

だって体つきも違えば消費カロリーも違うでしょう。

ご飯の場合には上の子の方がたくさん食べるでしょう。

したがって、

同じ分量のおやつを与えることは、

平等に与えているようで、実は上の子を差別していることになる。

これを上の子は上の子の適量、

下の子には下の子なりの適量、

と、区別してやることによって、

それぞれに於ける適量という尺度では平等となるわけ。

この伝で行けば、

優秀な子にはより高度な内容を、

普通の子にはその子にあった内容を

勉強が苦手な子には学習を支援する内容を

それぞれ与えることが平等である。

そんな考え方も出来ますね。

人それぞれ得手不得手の分野もその能力も違うわけですから、

単純に全て横ならびを平等とするのではなく、

個性・能力に合わせて区別することを平等と考える。

うちは倅二人ですが、

このやり方で区別して育てています♪

それでも、一定以上の躾、学力、運動能力は、

生きていくためのたしなみとして、

子ども任せにせず、親の責任で身に付けさせますけどね♪

ということで、

そんなこんなが書いてある

「パルキッズ通信4月号」昨日配信スタート♪

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