全ての学校が同じレベルの生徒で構成されていて、
同じレベルの授業が行われて
同じ試験が行われるのだったら
相対評価も良いんでしょうけど、
やはり、問題はあれど絶対評価が
原理としては正しいんじゃないでしょうか。
まぁ、それで、中学校では内申も絶対評価になるわけですが、
それに加えて都は習熟度別の学習を公立校に取り入れる。
まぁ、もう珍しいことではありませんけど、
ニュースになっていましたね。
「基礎」「応用」「発展」に別けて指導をする。
機会の平等って言いますけど、
平等ってなんでしょう、ね。
恩師である故信千秋先生に教わった言葉ですが、
「差別するのではなく区別する」
これは子育ての原理として教わりました。
人それぞれ違う。
同じ兄弟でも感性も違えば、当然年齢も違う。
簡単な例だと、
1歳の子と4歳の子の兄弟がいたとする。
おやつをあげるときどうします?
同じ分量をあげる?
まぁ、面倒なのでそれでも仕方がないと言えば仕方がない。
でも、上の原理に従えば、
上の子の分量を増やしてやらなくてはいけない。
(↑砂糖の大量摂取を薦めているわけではありません。あくまでも一例です)
なぜ?
だって体つきも違えば消費カロリーも違うでしょう。
ご飯の場合には上の子の方がたくさん食べるでしょう。
したがって、
同じ分量のおやつを与えることは、
平等に与えているようで、実は上の子を差別していることになる。
これを上の子は上の子の適量、
下の子には下の子なりの適量、
と、区別してやることによって、
それぞれに於ける適量という尺度では平等となるわけ。
この伝で行けば、
優秀な子にはより高度な内容を、
普通の子にはその子にあった内容を
勉強が苦手な子には学習を支援する内容を
それぞれ与えることが平等である。
そんな考え方も出来ますね。
人それぞれ得手不得手の分野もその能力も違うわけですから、
単純に全て横ならびを平等とするのではなく、
個性・能力に合わせて区別することを平等と考える。
うちは倅二人ですが、
このやり方で区別して育てています♪
それでも、一定以上の躾、学力、運動能力は、
生きていくためのたしなみとして、
子ども任せにせず、親の責任で身に付けさせますけどね♪
ということで、
そんなこんなが書いてある
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