本日2026年2月15日(日)10:00~11:30、
第87回の哲学カフェin夙川を開催しました。
参加者は8名でした。
初参加の方はいませんでしたので、
すぐに今日のテーマ案を
お一人ずつうかがいました。
①ムダなことで、最近どんなことをしましたか、
という問いかけ。
理由付けがない活動が
あんまりできなくなってるなぁ、
ということに気づいての問いかけ
とのことでした。
ちなみに、この方は、
お香を焚くときに
マッチを使うとのこと。
しかも、そのマッチに
ペンで顔を描くのだそうです。
で、顔を描く行為を
ふと、ムダなことをしているのではないか、
と感じたらしいです。
でも、マッチに顔を描くのが
楽しい。
みなさんも、似たようなことをしているのではないか?
そういう想いで問いかけた
と、おっしゃってました。
②ネット選挙について。
この度の衆院選に絡めての問いかけでした。
③最初の方の、
ムダについてテーマにしてはどうか、
とのご意見。
人生に目的や意味はあるのか、
という問いに結びつくかも、
とのことでした。
④マウントを取ろうする人、
他者の意見を全面的に否定する人について。
⑤友人Aと友人Bがいるが、
自分を介してAとBが友人になることは、
おそらくないだろう。
「友だちの友だちは、友だちになれるとは限らない」
ということなのではないか、
との問いかけ。
⑥10年ぶりに転勤になった。
1月から転勤先で仕事をしている。
そこで「ちゃんとしてない、しっかりしてない」とか
「あれもできない、これもできない」などと
周囲から言われる。
「ちゃんとしている人」のラインって、
あるのか?
あるとしたら、どういうラインなのか?
という問いかけ。
⑦世代によって、視線が違うことを最近感じた。
庭の花の花びらが散っていることについて、
近所の人はゴミのように受けとめる。
一方、その花びらを宝石であるかのように
大切に持ち帰る小学生がいる。
同じ対象に向ける視線は
世代で異なるのではないか?
という問いかけ。
これらの案が出されたあと、
比較的時間をかけて話題にしたのが、
6番目の問いかけでした。
企業で仕事をしていた方々からの
さまざまなアドバイス。
コミュニケーション能力だとか、
空気を読むだとか、
スキルだとか。
でも、「ちょっと違うねん……」
「そういうんじゃなくて……」
と、話題提供者の方や
その他の方の反応。
この「ちょっと違うねん」ほど
大切な反応はないですね。
「じゃあ、どういうこと?」と、
さらに問いかけ、
話題提供者本人にさらに説明してもらうことで、
少しずつ、
ほんとに少しずつ、
現場で何が起きているのか、
ご本人が言いたいこととは何なのか、が、
やっと、おぼろげながらに
見えてくる。
そんな感じがするからです。
哲学カフェ全般に当てはまるかどうかは
わかりませんが、
こういう話し合いの場では
話しが抽象的になりがちだと思います。
そうなると
話しがかみ合っているのかどうかも
よくわからなくなり、
伝わらない不満、
理解できない不満が
より大きくなってしまう。
それを打ち破るのが
「ちょっと違うねん」であり
「じゃあ、どういうこと」
の、やりとりなのです。
そういうやりとりの経験ができたのは
話題提供者ご本人が
納得したふりをしなかったから
だと思っています。
こういうことは
なかなかありません。
だいたい適当な反応で、
すませがちですから。
その意味で
ほんとに「有難い」場面
に出くわした感じがします。
もう一つの要因として
参加者が少なめだったから
ということも
関連しているでしょう。
多すぎたら
上っ面でしか話せず、
少なすぎると
寂しくなるし。
人数の問題は
ずっと続くことと
あきらめています。
いずれにしても、
ご参加くださった方々には
お礼申し上げます。
次回の開催日時は
未定です。
早めにお知らせするようにします。