ローマ法王を賛美する映画
かと思っていました。
でも、違ってました。
法王のカッコ悪いところも
映画では、ある意味容赦なく
映し出されていました。
謝罪するシーンが
何度か出てきます。
いろんな国の
いろんな場所で
平和や自由、格差の解消
を法王は訴えます。
でも、神さまがそれをあざ笑うかのように
世界は、戦争・紛争、抑圧、不平等が
ひどくなるばかり。
法王は
平和な世界、
自由が実現された世界、
平等な世界が
いつかくることを
「夢見ましょう」
と繰り返します。
でも現実が
そのスピーチを裏切りつづけます。
無力感に苛まれているかのような法王の姿
が、何度も映し出されます。
それでも、へこたれずに
法王は「夢見ましょう」と
民衆に
それ以上に自分に向かって
訴えかけます。
人間・法王が
よく伝わる作品だと
思います。
パレスチナで
紛争が発生しました。
法王はさらに
自分の無力に
苦悩しているのでは
と想像します。