数年前、ある個人経営の喫茶に入った。
元々、☕はそれ程好きではない。そこは常連ばかりで、
人間模様も様々で面白い。暫くは楽しく過ごしてきたが、
個人経営の店は何かと気を使わないとならない。
オーナーが80を超えた老夫婦となれば尚更である。
時に気になることがある。「このチベットの岩塩、とても
健康に良いですよ」とな。
「ン? それ、約25年前から知ってますよ」
商品は違えど、この種の会話をやたらと耳にする。
ネットワークである。察した様で以降小生には声を
掛けなくなった。 ☕の味の差が分からなかったが、
近くの飲食チェーンで110円の☕を飲んだら、メチャ
美味しかった。好みはあろうが、薄めの方が良い。
それまでの店、行くのをやめることにした。
マズかったことに気付いた (遅いってか?)
暫くして、当時の常連さんと会うと別の喫茶店を教えて
くれた。 確かに☕は旨い。。
が、ここも女性オーナーさん、80才位也。
但し、店内は、お年寄りの常連ばかり・・
ある優しそうな独居老人は唯一の憩いの場らしい。
ただ、昼頃から集まるオバはん等がうるさすぎる。
その老人に年金の使い方等を大声で説教し始める。
また、オバはんが集まると直ぐにの話になる。
折角の☕がマズくなる。
ワイドショーに影響されやすい人種が多いので、
会話しても、実がないので、全く面白くない。
平均年令80才位ともなれば、その場に居ると、
のエネルギー満載で、吸い取られそうな気にさえなる。
ところで、比較的若い(60代)知ったかぶりの女性
二人。 こっちから挨拶してもいつも何も言わない。
昨今、男性嫌いの人種が多いことも何となく感じていた。
去年のある日、ママさんに「挨拶しない、いい大人って、
あれ、何??」っと聞いた。
「最近では、普通ですよ」
「孫たちが挨拶とかしなかったら、教えてあげないの?」
そばで☕飲んでる70才位のおばはんが、その会話聞いて、
「あなたね、当然でしょ!」とヒステリックに
続けて「下手に孫に躾でもしようなら、子供等に怒られるよ」
「今は挨拶の話ですが、、」
「同じよ! ネ、ママさん」
「最近、普通だよね」
「マジ? おはよう、が教えられないって?」
無性に腹が立った。
一方で、そのおばはんの躾が悪かったから、その子等が
ボケてしまい、そのまた子も、挨拶できない訳だ。
因果応報。 またその風潮を「普通」と称するママにも
呆れた。 内心「もう二度と来ない」と決めて店を出る。
後ろから聞こえたママさんの声。。
「あのお客さん、ちょっと変わってんのよね」
時折耳にする年寄の会話。
「孫たちの将来? どうせ死ぬんだからどうでもエエよ
サッ、カラオケ行こッ」
普通と言えば普通だが、 この類、