入院の日が近付いてきた。
ある日、新聞を読んでて、一つの記事が目に留まった。
「種子島宇宙センターで募集」
むろん飛行士ではない
記憶では約80人募集。内心、「メッチャ面白そうやん」
当時、応募が約1000人。60代80人、女性数百人。
ごく普通の仕事よりも、より魅力的に感じるものだろう。
カブトムシが好きだったYUTOにも、時々、宇宙の面白さを
教えながら卒業後の就職を勧めていた。
1次試験の内容を見ると、「英語」 (可能性あるかもと)
そばにYUTOがいた。「ジイジ、いけるかもよ!」
「オー、受けてみるか。」と、日程を見る。
1次試験の日 = 入院日
更に、募集要項をよくよく読むと、「健康な人」
YUTO 「ジイジ、終わってるやん」
文字どおり
そして、入院翌日、生まれて初めてのオペ。
手術室に行き、中で少し待つ。
TVドラマにあるような超金属的環境でナントも血生臭い。
約2時間の腹膜鏡手術後、ICUに。
麻酔後のせいか、時間が経つのがやたらと遅い。
「看護師さん、半日位経ちました?」
「いえ、まだ1時間です」
「翌日ですか?」 「2時間です」
小生の場合、一日でも早く退院したかったので、
オツムの中に″逆算”という文字があったのかもしれない。
″事前リハビリ”の効果か、直ぐに院内を歩くようになる。
但し、普段数時間睡眠のため、ほとんど寝れず。
入院予定期間は10日間だったが、担当医に
「先生、まだ退院できませんか?」と尋ねたところ、
「承知しました」と、丁度1週間で退院できた。
退院してすぐさま向かったのは、、
「星乃珈琲」の モーニング
贅沢は言いたくはないが、、、
病院食と比べると、「天国」だった。
入院、二度と(死んでも??) 勘弁。。。
退院時、「3ヵ月は無理しないで下さいよ」
「ホィッ」 ← Guess!
(続きはあるか??)