先月29日(日)の夜、88歳の父から体調不良を訴える電話が入った。
水泳をする時に腕が上がりにくい、肩が重い、7月から疲れが取れない等といった症状で、翌日掛かりつけの内科に行くという。いつもよりろれつが回ってないことに気付き、脳梗塞の可能性を心配した。脳梗塞は時間との戦いである。昨年義母が脳梗塞になった時は腕が全く上がらなかったが、父の話を聞く限り、救急車を呼ぶ程のことではないと判断した。父には翌朝に内科に行って紹介状を書いてもらって日赤病院の脳神経外科に行くように伝えた。
翌日30日(月)昼前、CT検査を終えた父から電話が入った。医者から「少し影がありますがご心配なく。夏バテでしょうから紹介状を頂いた内科の方で薬を処方してもらって下さい」と言われたようで前日から一転、ひと安心した口調だった。
ところがその翌日31日(火)、今度は、かなり落ち込んだ口調で父から電話が入った。内科に薬を貰いに内科に行った処、その内科医は脳神経外科の先生から事前に説明を受けていたようで父にハッキリと「脳梗塞です」と断言したらしい。
一つの疑問を抱いた。今後のことも含めて何故窓口が専門の脳神経外科ではなく畑違いの内科なのか?普段の生活に於ける注意事項もあろうし相談するにも専門医でないとおかしい。
早速地元の友人の医者に聞いてみた。彼の意見は「総合病院は今何処も人手不足になってる上、待ち時間も長いので開業医で事足りる患者はドンドン回しているのが実情だから、お父さんはかなり軽いと思っていいと思う。内科の医者は立場上リスクを考えて軽いとは言えないんだよね~」 納得!
直ぐに父にその旨を伝えると、少しは安心していたが又聞きのせいか不安を打ち消す程のものではない様子だった。その時父から聞いた言葉が気になった。
「9月4日に熊本までバス旅行には行ってくるぞ」・・
「5日の水泳大会はやめようと思っている」・・
疲れが取れないのに何とハードなスケジュールを組んでたことか(汗)
2日(木)に父から電話があって、地元で脳神経外科専門の開業医を見つけたので日赤からCT画像を借りて診断してもらい、結局再検査を9日に行うことが決まったらしい。医者から「くれぐれも無理をしないように」と言われたので熊本のバス旅行はやめたと聞き一安心・・ こっちは友人の話を信じていたのでそれ程は心配していなかったが、父からは毎日のように電話が入ってかなり不安そうだった。
取り合えず掛かるべき医者は決まり、兄が9日の検査に同行することになった。
そして当日、兄から結果報告の電話。「60歳を過ぎたら誰もその程度の影は必ずありますのでご心配なく。
また一年後位に検査してみましょう」・・
父が突然元気を取り戻したことは言うまでもない。
夜、実家に泊まっている兄から電話があった。「12日に福岡で開催される全九州マスターズ水泳に出たいと言うので連れて帰る」・・ 三日後!
心配事は言葉を掛けるよりも、具体的に解消することが何よりも有効な治療法と改めて感じた。
僅か2週間の出来事だった。
マスターズもキャンセルしてなかった(笑)
ご参考になれば