マエケンが初完投・初完封して
廣瀬が復帰第1打席でタイムリーを打って
新外国人バーデンも初打席でヒットを打って
苦手の高崎相手に勝利するという
文句のつけようがない試合だけど、
やっぱりどうしても気になる。
9回表、先頭の丸が2塁打で出塁。
赤松凡退後、バーデン四球で、1アウト1・3塁。
打席は石原。
ノムケン監督はこういった場面で、ほとんど石原を打席に立たせる。
石原がなんとかしてくれるだろう。
マエケン-石原のバッテリーで無失点に抑えているのだから
凡退して得点ゼロでもしょうがない。
キャッチャーを代えることで、マエケンのリズムが変わって
逆転負けしたら困る。
こんな心境だったのだろうか。
でも、石原の打率は、すでに1割台なのだ。
倉の出番が増えているとはいえ、レギュラー捕手が打率1割台というのはいかがなものか。
中日戦の三遊間の当たりで、1塁へヘッドスライディングをして
内野安打をもぎとったあの執念に、石原の覚悟を見たとは思うが
そうは言っても打率1割台。
代打、前田智のコールが聞きたかった。
前田が敬遠されたとしても、マエケンが三振をしても
好調の東出と勝負してもらえる。
キャッチャーを倉に代えて影響はまずないはずだ。
9回表に得点をとれば、逆転される確率も当然下がる。
仮に1失点でもすれば、サファテに代えればいい。
マエケンの初完投・初完封は次回に持ち越せばいいだけのこと。
直近2試合で、ここで得点がほしい時に、ことごとく凡退をした。
しかもダブルプレーのオンパレード。
投手の再整備ができつつある今、1点でも多くいかに得点するかが課題のはずである。
案の定、石原はダブルプレーに終わった。
これは、タラレバではない。
それだけは断言できる。