1年で1番憂鬱な日、そう、それは
健・康・診・断。
「バリウム」という白い液体を大量に飲まされて上下左右にグルングルン回されるという恐ろしい検査
毎年、健康診断の日程が決まった瞬間から私の憂鬱は始まります。
嫌だなー
嫌だなー
バリウムに関しては過去に数々の戦いが

まず、30歳 初めてのバリウム検査当日。
受付で「昨夜から何も食べていませんね?」と確認された時に
「あ〜そういえば子供に朝ご飯食べさせる時にウィンナーを一本だけ食べちゃったかもです
」
と言った途端に、夫とスタッフから「バカなの?」と言いかねない
こんな顔で見られた挙句、結局受けられない(当たり前)という屈辱の初戦から始まり、
翌年、今度こそ!と空腹で挑み、バリウム飲むのもグルグル回されるのも圧倒的に辛かった実質的な初対戦。
やっと終わってヘトヘトになった後、なんとか理性を保ち、人として常識であるゲップもオナラも我慢するという当たり前の事をしていたらそのままお腹の中でバリウムが固まり、夜中腹部がモーレツに激痛。翌朝病院へ駆け込んだり
(絶対やっちゃいけない命取りのミス)
翌年はもうバリウムは回避して、胃カメラとの戦いに挑むものの、厳しい戦いの後、鼻から管を抜いたら、そのまま鼻血が止まらず大人が鼻にティッシュ詰めて後半過ごすという精神的ダメージ
(北海道では鼻にティッシュ詰める事をツッペというよ!ツッペしてお会計したよ
)
「今年は健康診断のあと、2人で美味しいものでも食べて帰ろう!だから頑張ろう!」と夫に励まされ再度挑むバリウム検査も、下剤の腹痛に見舞われ結局何も食べずに一目散で走って帰ったり

そのまま激しくトイレを奪い合ったり


毎年なんかかんかある、苦手な健康診断
もー、これやる方が体に悪いよ
誰かなんとかして!
と言いつつも「ちゃんと検査して安心するのが大好きな夫」に連れられ、今年も憂鬱なまま検診日を迎えたのです
。。
検査前の待合室、隣りの夫が話しかけてくる。
「ねぇ、正露丸て、なんで正露丸て言うか知ってる?
」
いや、ごめんなさい知らないし今ちょっとバリウムの事で頭がいっぱいです
「日露戦争の時に兵士に持たせた薬なんだって。それ今でも飲んでるってやばくね
?」
やばいというかただでさえこれからバリウムで憂鬱なのに正露丸の臭いとか戦争の事思い出されてさらに憂鬱な気持ちです
「日露戦争の時代から進歩してるのは糖衣されたくらいだな
」
ん?そういえば、
「正露丸、糖衣A」セイロガン トーイエー
昔CMで流れた時は漢字が分からず
「正露丸、OH!YEAH」の類いだと思っていた。
やだ、くだらない事思い出してちょっと気が紛れる

そんなバリウムの白だか正露丸の黒だか
グルングルン回されて分からないうちに
今年も苦手なバリウム検査無事終了
バリウムに慣れたのか、バリウムが進歩してるのか、今回は思ったほど飲みにくくなかったかも
あー嫌な事終わった後ってほんと気持ちがいいね
このまま空も飛べそうなほど心が軽い

水道橋にある病院だったので、帰りにラクーア内の春水堂でタピオカドリンクと、八天堂のクリームパンを買っちゃいます。ひゃっほーい
いやー帰り道ドライブ楽しいねぇ
検診とはいえ、2人でお出かけ嬉しいねぇ
朝早かったから眠いねぇ
行きの車と別人のようにテンションが高い私

あー来年もやりたくないけど、あと364日猶予があるからまだ嫌な事は考えないでおこう

ルンルルーン
その時、私はまだ気付いていなかった。
「その夜 直子は思い出した」
「下剤に支配されていた恐怖を…」
「トイレの中に囚われる屈辱を…」
すべて出し切る、それまでが
バリウム検査なのです


(今現在まで激しめの腹痛あり)




