いつもお世話になっております。
船井総研の浅野です。
本日は母集団形成についてです。
採用活動は、まず学生に採用活動を学生に認知してもらうことからはじめます。
自社に興味・関心がある学生を集めるのはもちろんですが、就職活動中の学生は考え方がかなり変化します。
そのため、まずは、はじめから絞込みすぎないことが大切です。
いかに多くの母集団形成を行い、その中から自社を好きになってもらって、選考誘導・内定まで進んでもらえるかがポイントとなります。
母集団形成の主な手法としては下記のものがあります。
就職サイト(求人広告)
一般的な母集団形成手法です。大半の学生が登録しており、各企業は定型の就職情報だけで掲載することも可能となります。しかし、学生も気軽にエントリーをする傾向がありますので、過度な母集団形成となってしまい、自社説明会→選考への動きが鈍くなる可能性が大きいです。
特化型就職サイト(求人広告)
大別して、理系大学院生、体育会系、薬学など、学生の属性や所属で特化しているサイトとマスコミ、外資系など、学生が望む業界などで特化したサイトがあります。採用ターゲットが明確で、そのサイトの特色とマッチしていれば効果を期待できますが、上記2つの採用広告は広告枠のコストが高くなります。
合同説明会
就活生なら誰でも参加できるものから、女性のみ、留学生のみ、理系のみ、といった学生の特性別に開催されるものがあります。直接、企業が学生と対話することができるので、意外な学生と出会う可能性が高い。一方で、限られた時間・空間でのコミュニケーションとなるため、いかに多くの学生と接触し、かつ効果的なプレゼンを行うかが自社説明会への誘導率を大きく左右します。
学内セミナー
特定の大学(学科)の学生の母集団の形成に有効です。大学内で開催されるため、忙しい理系学生や就活を積極的に行っていない学生の動員を期待できる上に、コストがかからないケースも多いので、下記の大学訪問と合わせて採用活動計画を作成します。
大学・研究室訪問
特定の大学・研究室と、長期的な関係構築に有効。逆に短期的な効果は見込みずらい。大学のキャリアセンター、教授とのパイプ作りが重要ですが、関係構築のポイントは、定期的に挨拶や情報交換を長期的に行うことです。大学と関係構築ができるようになり、その大学からの学生の採用も積極的に行うと学内セミナーや学内合同説明会をさせてもらいやすくなります。
SNS(facebook等々)
日常的にSNSを活用している学生と気軽にコミュニケーションをとるのに有効です。
学生の注目を浴びるためには魅力的なコンテンツを用意しなければなりませんが、なにより、採用活動が行われている事の発信とエントリーチャネルの増加、社風の認知度向上のために必要になります。
自社の状態や成長過程において、どのような媒体を使用し、その媒体でどのような戦闘を行うかを決める採用戦略は会社の未来を決める大切なことなので、注力していきたいですね!
お読み頂きまして、ありがとうございます!