こんにちは。
歯科治療って
定期的に歯科医院に行ったり
きちんと定期的にメンテナンスを受けていたり、
検査を受けていれば
基本的には保険治療の範疇で
さほど家計を圧迫するほどの出費がなくても
日本の秀逸な医療保険制度が健康を守ってくれます。
しかし、歯医者にずっ~と疎遠で
歯が痛んだけど歯医者に行く時間も選択もして来ず、
ズ~っと痛みを 市販の痛み止めや歯磨きや歯をできるだけ使わないことで
我慢して一時一時をしのいでしまうと
大変な事態に陥っていることが多くなります。
重い腰をやっと上げ超超久しぶりにまともな歯医者に行くと
ガッチョ~~ン!!
なんてこった!
ここも虫歯、あそこも虫歯、すでに神経死んでいて壊疽っている歯もある、
歯冠崩壊して救えない、ここもクラック、あそこもクラック、
この歯はすでに崩壊、すでに死んでいる。
歯周病も進行中、
歯茎ブクブク腫れてる、下手すりゃ骨髄炎、抜いても腐骨になるがなココ、
下の歯が上の歯を大いに突き上げて出っ歯スキッパ進行中、
いったい今までどこで咬んどったんじゃこの人は??って
とんでもない状態で来院される方も案外よくおられます。
特に、普通レベル以上の社会生活を営んでおられる方であれば、
前歯は一見綺麗に揃っているのが普通ですが、
後ろの歯(奥歯)はほぼ全滅とか、
片側の奥歯全滅・・・というような方、案外ちょくちょくお見受けします。
そうなった場合、本格的な治療に進む際に
一番心配になられるのは、
治療の自己負担金の総額と治療にかかる通院回数や時間や手間でしょう。
ただ、そういう悲惨な状態になっていて同時期に複数本の歯の治療が必要になったり、
奥歯が全滅してすでに使えなくなっていて抜歯して入れ歯は嫌だし、インプラント治療を選択したいけど・・・
とか、長年様々なトラブルを抱えていた根本原因の歯並びの悪さ、噛み合わせの悪さを
この際、一度思い切って直しておきたいと矯正治療を考えてみたというような高額出費が必要になる時でさえ
とってもありがたい使える国の制度があります。
それが医療費控除の制度です。
医療費控除ってなんだ??
と案外よく知っている人は少ないのですが、お得な課税上の制度。
税収が減ることに繋がる為、国からの広報はやサポートはやや控えめにされている印象があります。
しかし、国民がもらっている権利ですから
医療費控除を活用して
少しでも良い治療を受けられることに
繋がっていけばよいのではないか?
と思います。
医療費控除の額はいったいいくらぐらいになるのか?よくわからないなあ~~という方へは
治療選択時に事前に控除額の概算を
超簡単に知ることが出来ます。
その前にちょっと脱線:
よい治療を受けるきっかけにしてもらいたいなと行動を起こしている歯科医が
令和の虎に出られたようです。
ちょっとご紹介したいと思います。
フル版がこちらです。
キャッチ版がこちら。
2個の歯科医院を経営していて50名のスタッフを抱える院長って
一応、歯科医の中では規模が大き目なほうです。
その歯科医が安牌の100万円を投資して欲しいと虎に出たので
ガチギレされてしまったのですが、
経営者に特化したオーナーとか投資家と、
治療費の数百円、数千円、数万円を積みかさねて
医療スタッフ50名が毎日コツコツ身を粉にしながら一緒に働いてやりくりしながら歯科医院を運営している現役歯科医の金銭感覚は大きく異なってしまったようです。
実際、100万円の広告宣伝費って歯科医院にとっては
結構崖から飛び降りるような覚悟がいる数字でしょう。
どうせそのお金を使うなら患者さんにより良い治療を提供するために
最新の医療機器を購入したり
技術力を高めるためのセミナー受講や技術研鑽費、書籍代、
より良い歯科材料を選択できるように余裕を持った材料費などに当てたいでしょう。
また、スタッフのきゅうりょうや賞与を少しでも上げてあげて
スタッフに誇りを与え感謝の気持ちを現わしてあげたいと考えるのが歯科医のサガ。
歯科用の器具や機械、保守管理費、材料費は凝ればキリがなく積算すれば半端なく高額になりますし、
やる気があり能力も高いスタッフを安定雇用するいはお金がいくらでも必要になります。
虎の方々はオール自費治療しかしていないイケイケ美容医療の先生達や
他人の歯をグルグル削り取っちゃってダイヤモンドだよ~んって自費セラミックを若い子に勧めまくっちゃう特殊な歯科医とは
ちょっとというか、かなり金銭感覚が異なっってしまっているのはしょうがなかったかな~という印象ですね。
とりあえず、保険医療を提供している医療機関で
保険医だったりすると医療法人にしていても
利益を追求しすぎてはいけないし、
営利を目的とした活動は禁止されているので
株式会社を作って別建てで業務をされているのは
そりゃそうだよな~そうしないとこんなところにだって出れないよな~と思いました。
ですから、この歯医者さんはとてもまじめに日々色々頑張っておられるんだなと
好印象を誰もがもつのが普通なんじゃないかな?と思いました。
歯医者も医者も、儲けに走っちゃいけないのです。
真面目に働く人って、こういうサイトからすると何も面白みがないし、
それを見る人も何も面白みがない
単に真面目なだけの突き抜けたものがない無能のように見えちゃう世界なのかも。。。
医療者と投資家の感覚には乖離があって当然でしょう。
この令和の虎は、
大きな金額を動かしている人を見たり動かせる人になることを目指したい人が出たり見るっていうのが前提なので
3800円の加盟が20歯科医院のみ利用ではちょと・・・・と風向きが最初は悪かったようです。
最終的には、なんとか2人の方から目標額100万円の出資をゲットされて
よかったですね!という終わりになっていますが、
医療広告の難しさ、医療人が広告する難しさが
よく出ているように思いました。
この先生も歯科医を辞めてしまって会社経営者に特化されたら
吹っ切れて歯切れがよいトークが出来たのかもしれませんが、
まだまだお若いですし、現役歯科医として多くの困っている方を日々治してあげたほうがよいでしょう。。
と、
ネットで昨日、前歯一枚板にして看板広告をしたら??というネタの画像を貼ったほうがよかったかな?
(そんな事してよいのか??)を検索していたらたまたまこれにヒットしたので
つい見て思わず貼ってしまいました。
なんだか共感するところがあるな~と思ったり・・・・・・
さて、やっと
今回の本題ですが、
医療費控除っていったいどれくらい受けることが出来るの??
という事を試算できるものはネット上にいくらか転がっています。
別に有料で販促に苦労してローン会社と連携が取れていなくても
無料の計算ツールが、とりあえずの目安に使えそうです。
これを使えば超簡単に誰でも計算できます。
例えば、100万円(通院にかかった公共交通機関の費用や治療に必要な器具の購入費を含む)の
矯正治療を受ける選択をして支払う場合、
所得300万円の方の場合
(家族分は合算してよいのでどんどん合算してください)、
所得税の還付金90,000円+来年の住民税の減税額90,000円=還付金・減税額合計180,000円
と計算できるようです。
この歯科医院での医療費控除には
- 歯科医師による治療費・入院費
- 治療や療養に必要な医薬品の購入費
- 医師などの診療を受けるための通院費(自家用車で通院する場合のガソリン代・駐車代金などは除く)
- 入院時の食事代
- 診療や治療に通常必要と考えられる、医療器具の購入費やレンタル料
- 年齢や目的から必要と認められる歯科矯正費用 など
通院に必要だった電車代やバス代、飛行機代(これはどうしてそんなに遠方の歯科医院でなければダメだったのか?聞かれるように想像しますがね)、なども+でどんどん足していけばよいと思います。
また、同一生計の家族分は合算していけばよいので、
本人の歯科治療以外、
所得1000万円の方の場合、
38万7千円の還付が受けられますから
所得が高ければ高いほど課税率は高くなりますから
住民税は一律10%でも、
住民税の減税額は一律10%で2千円ですから