安倍政権その後も自民党政権では

失われた20年、30年といわれた長期の経済低迷を打破するために

様々な政策が行われてきました。

その一つが様々な補助金でしょう。

政権の旗振りに従って、当歯科医院でも幸運にも3度のものづくり補助金を採択していただきました。
(すべてスーパーエナメルに関連した自費治療の普及発展に関連したもの(保険診療には出ない)

=それだけスーパーエナメル®は革新的な治療なのです)

先日、ヨーロッパでもその革新性を大きく評価いただきEASでベストアワードを受賞してきたことは以前にも書いていますよね。

 

 

 

 

このものづくり補助金は医療法人にはすでに様々な税制上の優遇を大いに与えている為対象外です。

(ほぼすべてが税金対策のために医療法人にしているので。だから社会医療法人は対象だったはずです。

詳細はこちらで↓)

 

 

税制上優遇が非常に少なくて景気の影響をすぐに受けて倒産しがちな青色吐息の個人事業主や中小というか零細や小規模事業主、小規模にちょっと毛が生えた程度の規模が小さ目の事業主を対象とした補助金です。

そういう元々の体力が弱そうな中小企業を倒産させず競争力を高めたり生産性を向上させることで経済成長を計り税収を高めるために、革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金。
※正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」

最初の頃は事業所内最低賃金を一定水準以上に上げる事が必須案件程度の縛りでしたが、

昨今のものはそれ以外にも中小企業の給料の引き上げを政権が政策としている為

総賃金を年率1.5%以上引き上げていくことが義務づけられ、例えば3年計画の事業だと4.5%の上昇が必須案件など

結構、今の政策へ貢献するための縛りがキツイ内容にどんどん変化し続けています。

(実際は給与支給総額なので

青色申告控除前所得と専従者給与と給料賃金の合計なので

経費を使ったり他の大型設備投資をしたりの赤字が論外になる。

また運悪く人材損失が生じ補充がうまく行かず給料賃金が成長率を達成できなくなると採択されても後に返金しないといけなくなる)

政府のその時その時の政策目標を大きく反映して支出される大型(政府にとってははした金。でも中小企業にとっては大きい)補助金であるこのものづくり補助金を幸運にも勝ち取り

第3回目の採択はライトタッチレーザーの導入に補助を頂いております。

(当時の申請時点では保険診療に使用できてもよかった)

 

(もともと町のパン屋さんとか豆腐屋さんやお菓子屋さんや町工場などといったあれ?あそこの店がもらってるじゃんというような事が多く、保険診療ですでに他業種より優遇されているはずと霞町界隈で認識されている歯科業界では採択されにくい。

とはいえ、熊本地震や東日本大震災直後には地域医療が壊滅すると困る為その地域で申請した個人事業規模の医療機関にはほぼ全採択されたりもした。結局、いかなる時でも国からお金をもらう際には何でもとりあえず黙っていないで、官僚が決めた手順をきちんと踏んで自分で申請をしないと配分されない事がよくわかるので、しっかり策を練って長い文章を熟読してきちんと必要な資料を揃えて頑張りたいと考えた人は皆、申請しないとね。

自分でその膨大な申請に関する仕事をやっていられないわという事業主や企業主は申請を手伝ってくれる補助金申請代行業に業務を委託することになるのですけど、申請しても採択されずに委託料だけ申請代行業者への無駄払いで終わる場合もしばしばあるようです。が、それはそれで申請代行業という新規事業が儲けを出して納税してくれるので政府の政策に合致しているのでそういう業者もたくさん活躍中ですよね。事業主や企業主が頑張って申請し無事採択されれば、その中小企業に勤めるサラリーマンにも給料アップという恩恵が約束されています。こうやってあれやこれやと常に努力し続ける事業体や企業があるからこそ衰退をなんとか遅くしているのが今の日本ですね。打てる政策を総動員してやってくれています)

 

さて、国から当院にとっては大きな補助を幸運にも頂いて導入できた

念願の「ライトタッチレーザー」

今では診療時になくてはならない医療機器になっています。

詳細についてはコチラをご覧ください。

 

 

 

エルビウムヤグレーザー【ライトタッチ】|歯科用Er:YAGレーザー|株式会社NDC硬組織・軟組織両用の伝送ファイバーや多関節アームを使わない進化したエルビウムヤグレーザー。レーザーの発振体がハンドピースに直接連結されたことで、ロスのない効率的な切削力および切開力を実現。純粋なエルビウムヤグレーザーが出せることで、水への吸収性能を最大限生かした熱侵襲のきわめて少ない治療が可能。さらに、強力なキャビテーションによるプラズマ由来の活性酸素種の生…リンクlitetouch.jp


歯の治療の成否は細菌や真菌など人の目に見えないサイズのミクロの生物や成分との闘いです。
世の中にマイクロスコープ信者という人たちがいますが、

見えないよりは確かに見えたほうが歯科医が気が付くことが多くなりますが、

マイクロ(歯科用顕微鏡倍率はMAX20倍程度

実際に20倍で見ながら診療しようとすると

その視野はかなり狭窄され限定されるため治療時にはより低倍率、

必要な時だけ20倍で確認する程度の使い方でしか歯科治療は出来ない)

で見ているサイズ感の大きさでの仕事で終わっていては

実際の歯科の仕事はうまく成功しません。
マイクロスコープの拡大率

もしも細菌を見るためには数千倍が必要ですが、

顕微鏡で何かを見たことがある方ならば簡単にわかるでしょうが、

拡大倍率が高ければ高いほどとても細かい距離の調整が必要となり

そんなことしながらの診療なんて絶対無理ですよね。

Microorganism penetration in dentinal tubules of instrumented and retreated  root canal walls. In vitro SEM study
象牙細管にこびりついている細菌を全く動けなく固定して

5000倍(×5000)で見ている病理画像(SEM)

 

スケールが全く異なるものを対象として

お掃除しているのが

歯内療法

根管治療なのですから、

別に数倍拡大して見ようが見なかろうが

そんな事は関係ないのです。

ですから極端なことを言えば数倍程度の拡大しかできないならば

それの為に時間をかけて見ようとしなくてもよいのです。
(歯根のヒビやパーフォレーション、第4根管がありそうな穴はどこ?程度には役立つ)

それよりも、

Er-YAGレーザーを使ってもらい

多数の論文に従って

綺麗になるまでレーザー水のキャリブレーション効果と殺菌効果で見えないところまで

徹底的に殺菌洗浄してもらえばその方が効率もよく歯根の壁も厚く残せて

取り残しもなく、スメア層もなく

隅々までキュッキュっと綺麗になってよいのです。

 

 

 

詳細は、ライトタッチレーザーのHP内にある
論文を見てみてください。

 

エルビウムヤグレーザー【ライトタッチ】|論文|硬組織・軟組織両用の伝送ファイバーや多関節アームを使わない進化したエルビウムヤグレーザー。レーザーの発振体がハンドピースに直接連結されたことで、ロスのない効率的な切削力および切開力を実現。純粋なエルビウムヤグレーザーが出せることで、水への吸収性能を最大限生かした熱侵襲のきわめて少ない治療が可能。さらに、強力なキャビテーションによるプラズマ由来の活性酸素種の生…リンクlitetouch.jp

 

まず、ここを開きますと

ライトタッチレーザーに関する様々な論文のうちのいくつかが掲載されています。
そのうちで根管治療に関してはコチラを参照することになります。

https://litetouch.jp/images/paper10.pdf

 

https://litetouch.jp/images/tomov1.pdf

素人の方が読んでもとても分かりやすいですよね!!
 

根管治療にEr-YAGレーザー、

特にパルス調整可能なライトタッチレーザーを用いる優位性が十分理解できましたか?

根管治療は根管内の感染をいかに綺麗に取り除くか?

これが肝になります。

綺麗に取り切っておかなければ

体調が悪くなったりして身体の免疫が他にたくさん使われるようになり

歯に起因する感染源への局所免疫では不足するようになり

酷いと命を奪う可能性や骨髄炎や顎骨壊死に至る場合もありえます。

そんなに酷い状態にならなくても、

とにかく噛むと痛いという嫌な状態や

歯ぐきが腫れてズキズキするというような痛んで困る状態になったりします。

原因となる歯を抜くのは最終手段で

病院に入院して病気と闘うためにステロイドや投薬が必須というような究極の時は

病院歯科医(主に口腔外科医)が数本まとめて歯を抜くという事も行いますが、

歯科医院に通院できるような日常生活が可能な方の場合は、

歯1本1本がとても大切になりますから

そういう方にとっては

感染した状態の歯を何とかうまく歯科医に治してもらい

再度しっかり心配なく噛める状態に治療して欲しいと考えるのが一般的で、

すべての歯科医がそのためにあらゆる努力を行って来ているのです。

(例えば僅か20倍程度MAXであっても見えないより多少見えたほうが有利なので

顕微鏡を使って細かい治療を行えるように何時間もかけて練習を繰り返したり、

その顕微鏡を買うために数百万円もコツコツ用意したり、

それでも使い勝手が悪いため何個も何個もセミナーを受講したり

顕微鏡を使いこなせるようになるために道場に通ったり

オプションを買わされたり・・・・・・)

でも、 そこに投資するよりも

実はこのライトタッチレーザーに投資したほうがよいのです。

 

本当に凄い医療機器!

これこそすべての臨床に有効な機械。

購入にはマイクロ7台分、維持するにも数万円、下手したら数十万円かかりますけど

(扱い方に不慣れなうちは壊れたりするので)

見えないミクロの敵を退治するためには

必須です!

保険診療に使っても歯内療法の加算点数はないのですが、

当院ではほとんどすべての診療で

このライトタッチレーザーを活躍させています。

(もちろん保険診療でも歯科医がより良い治療結果を得る為に必要だと考えれば使えますからね)

 

ライトタッチレーザーを使ってくれる歯科医院は貴方のお近くにもあるかもしれませんね。

 

 


その他にも

様々な治療時に活躍しています。

虫歯治療や初期虫歯のシーラント前処置などにも

本が何冊も出ていますが歯周治療にはコレの使用が成否をわける場合も多々あります。

 

 

象牙質虫歯や根面虫歯のダイレクトボンド治療(レジン治療)、
そして、スーパーエナメルを破壊することなくレーザー除去できるのも

ライトタッチレーザーならではです!!

 

という事で、

岡山の小さな一歯科医院が

ライトタッチレーザーという凄い医療機器を購入できているのは

ずーっとずーっとずーっと元を遡れば貴方が納めた税金から出た

小さな小さな額の補助金のお蔭だったかもしれません。

 

せっかく、岡山にこんな凄い機械を備えている歯科医院があるのですから

選択しない手はありませんよね!

 

是非ライトタッチレーザー治療を受けに

岡山の船橋歯科医院へお越しください