
ヘルシーホワイトニング!!
このホワイトニングはわずか20分で
3~4シェード程度
歯が白くなる画期的なホワイトニング法です。
何が画期的か?って
歯の表面、裏面、上顎、下顎両方にホワイトニング剤がいきわたる為、
歯の殺菌も同時に出来て
歯の表面だけ白いペライ他のホワイトニング法とは異なり、
お口全体がサッパリ綺麗に真っ白になれるのです!
すでに皆さんもよくご存知だと思いますが、
お口の中はウンコよりも多い細菌がひしめき合っている
結構キモイ場所なのです。
私達、歯科関係者はこのキモイお口を日々管理させていただいております。
何しろ、口と鼻を経由して日々色々なものが入ってきていますからね~~~~~~
どの細菌や真菌を住まわせておくか?
個人個人、それを選択することはできませんから
とりあえず病気にならないように、
歯が痛くならないように、
歯面やお口の中の細菌叢を整えておくしかないのです。
どうやったら悪い細菌叢にならないか?って秘訣は
とりあえず、口腔細菌をたくさんため込まない事が大切だと考えられています。
それで、皆、歯磨きをしたり
うがいをしたり
舌磨きをしたり、
舌を口蓋に擦り付けて大人の飲み込み方をマスターしたり
色々やっているわけなんですよね。
特に細菌をべっとりつけておきたくないのが
歯の表面という事になりますね。
歯面は粘膜面と異なり新陳代謝しませんから
汚れをこまめに取り除いておく必要があります。
ため込まないでね~~~~
通常は、歯磨きを丁寧にしましょうという事を御伝えする事になりますが、
実際に、歯ブラシで歯を磨いても
お風呂場の掃除をブラシで行ってみたことがある人は
よくわかるでしょうが、
ヌルヌル汚れを徹底的に綺麗にキュキュっと落とすことは
ブラシだけではできません。
日本にも大昔から歯ブラシというものはあったのですが、
歯ブラシをいくら頑張っても
虫歯は減らなかったという研究まであります。
歯ブラシでは落とせないヌメヌメが実のところかなりの面積で残っちゃうのです。
そういうヌメヌメの細菌の分泌物と細菌たちを多く取り残していると
半日程度でもどんどん繁殖し元の木阿弥。
磨いても磨いても歯面ヌルヌルが取れないで
細菌が出す酸によって歯が溶けたり
荒れたりという状態になってしまって
歯が汚なげ~~~~になるのです。
上の図のI左のようなしっかり石灰化している表面ならまだしも
Jのような鱗がはっきりわかる
穴あきの表面構造に陥っていると
直ぐに着色汚れで黄ばんだ汚げな歯面になってしまいます。
微細な欠陥だらけの歯面では
黄色い歯になってしまうのは当然です。
https://www.gcdental.co.jp/member/school/images/pdf/decay_02.pdf
色素の粒度は非常に細かいですから
その色素が隙間に落ち込んでしまっている
天然歯質は黄ばんで汚れがちで
白く艶々に輝く歯とは縁遠くなってしまいます。
更に歯の表面構造の問題だけではなく
加齢などで象牙質の糖化が進んだりすると飴色感も加わって来たり
そもそも歯の構造を作るときに色素系重金属を取り込んで作られていれば
象牙質は黄色や灰色などの綺麗に見えない色になっています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsotp/40/3/40_22.03/_pdf/-char/ja
歯科医院で行われているホワイトニングは、
どういうホワイトニングでも
過酸化水素の色素分解力を利用しています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/iwateshigakukaishi/31/1/31_KJ00004302027/_pdf/-char/ja
ホワイトニングについては
当院の場合、ホワイトニングでTOPを走り続けている
米国の
ハーバード大学臨床研修で
レクチャーと実習を受けたことをベースとして
患者様に痛みなくより効果的にホワイトイングするシステムを
ご提供しています。
他方、
歯科医院以外のサロンホワイトニングでは
この過酸化水素を取り扱い難い為
(濃度が高い過酸化水素は歯科医師免許がないと取り扱ってはいけません。法で禁止されています)
酸化チタンやメタリン酸やポリリン酸などの
汚れ除去効果を使っている場合もありますが、
それでは歯の汚れは落ちても本当の意味でのホワイトニングにはなりません。
歯科医院の行うホワイトニングは過酸化水素や過酸化尿素を使用できますから
実際に歯そのものを白く変えることが出来ます。
そして、殺菌効果も期待できるのです。
この度、
ホワイトニング関連のサイトを新しく作製しましたから
是非、読んでみてください。
https://www.helthywhitening.com/
名前をヘルシーホワイトニングと言います。
この名前は、
歯を真っ白に綺麗にするだけではなく
歯の表裏上下すべてに
割と高濃度の過酸化尿素が効果的に行き渡る米国発のホワイトニングのお蔭で
お口の細菌も一掃され
特に酸素が嫌いな嫌気性菌(こいつが酷い口臭の原因になったり、重度歯周病を引き起こし
身体にとっても滅茶苦茶悪い事をする)
を殺菌してくれ
お口だけでなく心も身体もヘルシーにチェンジしてくれます。
そんな感じですから
歯の傷みや汚れや虫歯になりやすい皆さんに
新しい習慣にしてもらいたい健康に貢献するホワイトニング法なので
そういうネーミングにすることになりました。
まあ、当院で行えるホワイトニング法は
他にもいくつかありますから
他のいくつかの人気のホワイトニング法についても
一緒に記載しておきました。
事前にちゃんと読んで勉強してきてくれると大変有難いです。
特に10年くらい前に出てきて
今や日本の歯科に定着した感のある
分割ポリリン酸ホワイトニング。
昨今、女性歯科医と組んで
何やら新しいCAPシステムという
歯を強化する新手法をセットにしたハイブリッドポリリン酸ホワイトニングに
進化したとなっていますから
私達臨床歯科医も進化についていくのは大変なんですよね~~~~~~
こういう出てはどんどん変わっていく業者主導のホワイトニング物販というのは
応用臨床になり大学では一切教えていませんから
業者(この場合は販売業者)のセミナーを受講して
取り扱い歯科医院になって
セミナー内容を逐一吟味して
歯科医院に導入して自分の患者さんに提供するかどうかを
院長が判断して提供するに至るのですが、
業者というのは実際には本当の事はほぼ教えてくれませんから
(教えちゃうとすぐに真似する業者や歯科医が出る為儲からないですからね)
様々な既出論文や情報を解析して
論文武装しておきたいですから
そのあたり他の歯科医の皆さんが何だこれ?わからんぞ~
何が入ってるんだ?このA液、B液って??????
っていうところを
一通り抑えて(とはいえ販売の妨害にならない範囲)
理解できるようにと書いてみました。
実際のところは
販売に関わっておられる歯科医師の三木先生に直接お尋ねになるとよいと思います。
歯科医師なので販売に際しての説明責任を果たしていただけるものと思います。
が、案外接点がない歯科医ばかりですから
結局?????????だけど、
フラッグシップになっているから
入っておくかという感じで
誰も何が本当に成分として使われているのか?
いまいちよくわかっていないという事が生じていたと思います。
まあ、大学の先生が関わって大学名を出して宣伝されていますから
悪いものじゃないのは確かですから
それはそれでよいのかもしれませんが、
ある程度は基礎となる実験や成分を知って使いたいものです。
私が探せた範囲の内容で相手方にも迷惑にならない範囲で書いてみています。
他のホワイトニングシステムや販売品も実際には何が入っているかは企業秘密となっていることは意外に多いんですよね。。。








