暑い暑い日が続く、

夏休みになりました!!
お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん達は、

日頃は、

日中の子育てと教育を幼稚園や学校の先生たちに

す~っかり押し付けているわけで、

子どもが24時間ず~~~~~っと家にいると

そのストレスが半端ないのではないでしょうか?

 

毎日、毎日

何か役にたってるのか?とか、

あの先生は全然駄目だとか、

学校でろくなことを教えてないとか

不満タラタラの親御さんだったとしても、

長い夏休みに入ったとたんに

親御さん達は、

普段、

幼稚園や学校が子どもの面倒を引き受けてくれている有難さ、

しかもそれが近所の縁もゆかりもない多くの人達らの税金により

無償で面倒みてもらっているその有難さを

否応なく実感され、

すっかり忘れていた感謝の気持ちがジワジワ~~~と湧いてくるのではないでしょうか?

そんな貴重な一時、それが

長い長い夏休みでしょう。

 

 

さて、

日頃は、

ご自身や子どもの多忙にかまけて

ほとんど気に留めることがなかった

子どもの歯の事、

鼻の具合、

顔の出来、

健康度合い、

日頃の姿勢、

肉の付き具合、

寝相寝方・・・・

色々なことが

24時間子どもと一緒に過ごす時間を

何日も何日も持つようになると、

うちの子って普段こんな子だったのか!!??

など、多くの成長の不具合に気づいてしまい

またまたストレスを感じる。

そういう発見と気づきがあるのも

この長い長い夏休みではないでしょうか?

 

6月頃には

学校健診があったはずです。

お子さんに歯科的な問題があった場合には、

「検査・治療に行ってください」の

お知らせの紙をもらってきていることでしょう。

問題がなくても紙はもらう事になっています。

ちゃんと確認されましたか?

この紙は、

お子さんが

ネグレクトされているのか?

されていないのか?

問題がある家庭の子か?

問題がないちゃんと親の保護の元にいる子か?

を確認するための紙の意味合いもあったりしますから

お子さんのランドセルや荷物を

子どもに管理を任せて私は一切知らないわというようなことをしていて

検診を勧める紙が出ているのに

歯科受診をせず学校への紙の提出もしなければ

ご家庭に問題アリでは?と

要らぬ落胤を押されてしまうかもしれません。。。。

夏休みに入ったら

すぐに

お子さんの荷物をガッサリ出してみて

親御さんは、管理確認を一度はしっかり行っておきましょう!

学校健診の紙はこんなものです。

お子さんの学校歯科健診の結果はご覧になりましたか? | まつばら歯科口腔外科こども歯科

 

主治医に検査と、必要であれば治療を行ってもらいましょう!

とあるように、

政府はかかりつけ歯科を持つことを推奨しています。
経過観察に〇がついている程度でも

一度は近隣の歯科を受診して

ちゃんと診てもらったほうがよいと思います。

 

実は、

幼稚園保育園、学童時代が

一生の長い健康に繋がる要だったりします。

そのため

ほとんどのエリアが、

乳幼児学童時代の医療費は無料化されているか?

地域援助があるはずです。

子どもは国の宝だ!

子育てを支援しよう!

という国の政策、地域の要望によって

お子さんの

歯科受診は無料かまたは非常に安価に可能です。

万が一、

地域援助が望めないエリアにお住まいであれば

積極的に投票権を行使しましょう!

お年寄りには介護保険が国政により

ついたのですから

若い世帯や子どもの未来に投資できないエリアは

変えるか?脱出することを考えるしかないでしょう。

自衛のために致し方ない場合、住民票の移動も検討しましょう。

 

例えば、わが町岡山市の場合

以下です。

 

助成範囲一覧(助成後の自己負担)
対象児童 外来 入院
小学校就学前 自己負担なし 自己負担なし
小学生 1割(自己負担上限額44,400円/月) 自己負担なし
中学生 3割(助成はありません) 自己負担なし
  • 小学校就学前 満6歳に達した日以後の最初の3月31日まで
  • 小学生 満12歳に達した日以後の最初の3月31日まで
  • 中学生 満15歳に達した日以後の最初の3月31日まで
保険診療の範囲内であれば
小学就学前までは
自己負担なしで
虫歯治療はもちろん、
小窩裂溝へのシーラント処置(予防の一環ですが保険適用されます)
エナメル初期虫歯へのフッ素塗布、フッ化物洗口の指導、
小児の口腔機能獲得不全症の検査と各種指導、
乳歯早期欠損への保隙装置、
歯面清掃等
乳幼児に必要な様々な歯科治療や検査を無償で受けることが出来ます。
素晴らしい!!!
 
また、小学生の間には
乳歯から永久歯へと歯がどんどん交換していかないといけないのですが、
今時のお子さんは下ばかり向いてゲームや勉強やお絵描きばかりしているでしょうから
栄養は足りていて歯は出来てきているのに
顎の骨がうまく育ってないとか
咬む力がないために顎がほっそり脆弱なまま
歯だけがどんどん大きくなって顎の骨の中で
大渋滞を引き起こして生える位置を探して迷入している等の
将来的な大問題を抱えるか?抱えないか?の大切な時期です。
それがどうなっているのか?うまくいっているのか?
乳歯の抜歯のタイミングは今!じゃないと永久歯が変な方向に向いてしまうのに・・等の
様々な問題を発見し、うまく誘導してもらえる事までも
保険診療で可能になっていることは意外とたくさんあります。
しかも、
3割負担が1割負担っていう事は、
お買い物に例えれば半額以下!
非常に安価な負担金で済むわけなのですから
歯科にいつ行くの?
っていうと、
中学生に上がるまでの
幼保園時代、小学生時代の今でしょ!!!
という事になりますよね。
 
ちゃんと
親御さんはこの長い夏休みのイベントの一として、
小児の口腔機能獲得不全や
初期虫歯の管理まで保険適用でしっかり行ってくれる
かかりつけ強化型歯科診療所に認定されている
小綺麗で設備が十分整った歯科衛生士が複数名常駐している
時代をちゃんと反映していてくれそうな歯科医院を
選択され
受診予約されておくことを
強くお勧めしたいと思います。
 
家や学校健診で発見可能なくらいわかりやすくなって大きく育った虫歯がるとまでいかなくとも
初期虫歯はたいていのお子さんが持っていますし、
口腔機能の獲得不全も今時のお子さんには
ほぼあります。
小学生のように身長も体重も年々グングン伸びる時期には
ちゃんとかかりつけ強化型歯科診療所で(うちの歯科医院もです)
よりよい歯科医療の恩恵を受けておきたいものですね!
 
大抵の歯科医院を受診すれば
最低でも歯垢染色して
個別歯磨き指導を受けられるでしょう!
歯磨きもフロスも習慣化していないお子さんが、
まだまだたくさんおられます。
こんなチャンス!
見逃さないでくださいね!!
 
 
私の歯科医院には関西からもたくさんのお子さんが
来院されます。
お話によると
関西には
「おばちゃん飴攻撃」
というものがあるようです。
小さなお子さんが
ウロウロ走り回ったり泣きわめいたり
大声上げてはしゃいでいると
どこからともなく「おばちゃん」が現れて、
袋から颯爽と飴を取り出して
デレデレ 飛び出すハート
「おばちゃんが、飴あげようか?」
攻撃を仕掛けてくるそうです。
大泣き歩く目がハート
そうやって
一見優しそうな余計なお節介を受けて
お子さんが育ってしまうと
知らなきゃよかった飴という甘味爆弾を被弾して
甘いもの好きに豹変してしまい
ムキーッもぐもぐえーん
誰も手に追えないくらいの
集中力がない落ち着きがないすぐ切れやすい乱高下の激しい歯医者嫌いの
虫歯持ち、お口臭い子どもだ育成されていくらしいのです。
他の言い方では、
「下町攻撃」と言ってもよいかもしれません。
 
また、スポーツをしていると
「スポーツ飲料攻撃」を仕掛けてくるコーチや引率の先生がいたり、
「乳酸菌飲料攻撃」「ヤクルトおばさん攻撃」「パンこ焼けたけど食べる?おばさん攻撃」
「ケーキ食べる?おばさん」「今夜もカレーおばさん」「ジュース飲んでいきなさいおばさん」
その他にも色々な妖怪が街には生存しているようです。
注意が必要ですね
そういう習慣は、
歯やお口の機能獲得にとっては
マイナスになる事ばかりです。

そういう一見優しそうに見えて
実は厳しい子育て環境の中で育っていかないといけない
お子さんを
いち早く
救って気づきを与えてくれるのが
歯医者さんです。
 
お子さんの周囲の大人のズボラで間違っちゃっている子育てを
早期発見し、修正し、なんなら治療まで請け負ってくれるところが
歯医者さんです。
 
歯科医院によって程度の差、
歯科衛生士さん、歯科医によって当たりはずれは多少ありますが、
普段、
気づかない身体や発育の問題、
もちろんお口や歯の問題を
発見してもらえる、
しかも無料かまたは半額以下で!!ラブラブラブラブ
 
今年の夏休みには
しっかり歯医者さん受診の予約を
入れておきましょう!!
人気のある小児をちゃんと診てくれる歯科医院では
夏休みは予約ですぐにいっぱいになります。
 
早めに予約をしておきましょう!
宝塚観劇に行くのと同じくらい
予約は徐々に取りにくなっていますよ!
(コロナで密を回避する必要があるからでしょう。
宝塚観劇は今閉鎖になっていますよね・・)
 
皆さん、移動と歯科受診時には、
コロナには十分気をつけてくださいね。
また流行ってきていますからね!
歯科医院に行くときは、
ちゃんと薬液によるガラガラうがいも嫌がらすにしてください。
医科と違うのは、
うがい、手洗い、ディスポ製品が歯科では基本になってます。
熱があったり
咳や鼻づまりなどの風邪類似症状があるときは
歯科ではなく医科受診をまずしてください。
そんな症状があるときは
必ず医科で検査して問題がない事を確認してもらった後
歯科受診をしましょう!!
マスクを外してお口の中を診てもらう前には
必ず薬液で洗口をしましょう!!
ブクブク嗽とガラガラ嗽を基本にしましょう。
歯科では治療前にはまず薬剤を用いて歯磨きをしますから
薬剤に弱い様々な細菌もウイルスも感染性はほとんどなくなります。
超々汚いお口の方は
まずお家で(お母さんが)歯磨きをしてきてください!
エチケットを守りましょう!
 
それでは!パーパー