これが人生を謳歌する若者の姿であり
世界の常識ですね。
日本の場合、
小児期に矯正治療が保険適用外の為
(小児期だけじゃないですけどね・・・・)
歯科治療=無料 という環境に慣れている親御さんにとって
お子さんの歯並びの異常はたいてい無視されがちです。
日本歯科医師会や文部科学省も
流石にこれでは世界に通用しないという事で
学校歯科検診で歯並びや噛み合わせをチェックする欄を作って
毎年検診の際にチェックするようにしています。
H25年に日本学校歯科医会から出された
「今後の歯科健康診断の在り方に関する課題について」
にもありますが、
「平成 7 年度に導入された歯科健康診断項目数の増加、
検診項目の三区分化 等の複雑化に伴い、
検診者の間に判定上の齟齬がみられるようになりました。
特に要精検・ 要治療の児童生徒が地域の歯科医療機関に受診したとき、
それぞれの検診者の考え方の不 一致などによって、
スクリーニング結果の理解に乖離がみられ、
受診する子どもや保護者 の不安や苦情が生じていることもあります。」
まあ、つまり
上手く機能していないってことですね。。。
“歯列・咬合、顎関節診査”の判定で「要 観察」および「要精検」の対象児・保護者と
学校歯科医が相互理解を深めるための健康相 談が重要です。
特に「要精検」と判定された対象児・保護者には、
歯列咬合に対する意識 や歯科医療制度などを説明し確認を行ったうえで
個別指導が必要・・・
この、個別指導、受けたことがあるお子さんや保護者っていますか?
いませんよね?????
学校の教師や学校医の歯並び自体が悪いのですから
指導のしようがありませんよ。。。
昔は歯並びなど日本人は一切気にしてこなかったですからね。
女子は八重歯があったほうが可愛い、
男子は口を開けて笑うなといわれて
育ってきましたからねww
ちょっと前までの日本人といえば
歯は黄ばんでいるのが標準、
歯並びが悪くて口臭がしても
歯は一生懸命磨かない食生活も生活習慣も変えないナチュラル、
歯肉炎があっても気にしない
メンテ?何それ?
歯医者に定期的にクリーニングで行ってる?頭おかしいんじゃない?
歯周病で歯がグラグラになっても
歯周病は治らんといわれ
虫歯ができても
安価な保険治療で次々虫歯を削って詰めてもらえて
グルグル削って冠にしてもらえて
痛む歯はどんどん抜髄してもらえて
安っすい根管治療をFCとか使ってどんどんしてもらえて
歯根折れたら抜歯してもらえて
ブリッジも安いし、義歯も安い、
最後は総入れ歯にすれば
ま~~綺麗な歯並びね~~って
羨ましがられる・・・
そんな格安保険治療で手厚く人生サポートされていますから
日本人の健康への意識はなかなか変わることができませんでした。
歯は悪くなってから歯医者に行き
歯医者は痛いし怖いから嫌だと言い
歯医者に行くと嫌味を言われるとか説教されて嫌だあの歯医者は人格異常者じゃないかと言い
金儲け主義で自費ばっかり進めてくると文句を言い
治療してもどんどん悪くなるから手抜き治療を受けたんじゃないか?藪医者なんじゃないか?と猜疑心の塊になり
歯医者への足が遠のくかまたは理想の歯医者を求めて終わりなき流浪の民になるか・・・・
根本は、学校歯科検診。
ここの問題があるのかもしれません。
https://www.jda.or.jp/dentist/about/pdf/h25_gakkouhokentoukei.pdf
学校歯科検診で
「歯 列 ・ 咬 合」
つまり歯並びや噛み合わせにチェックが入るのは
永久歯列が完成してきている高校生でも4%程度です。
小学生では3%程度
一方で
「(もともと)歯並びが良くない人」の割合は、日本61.0%という事が言われています。
4% と 61%??????
この差は
学校歯科検診がきちんと機能していないことを
現わしていますよね。
他方で
なので、
ある程度の年齢になってから
つまり成人になって
親の管理を離れて
自分ってやっぱり歯並びが悪いから損しているよな~~って感じるようになるんですよ。
そのころになると
すでに虫歯の治療跡があったり
歯が着色や変色していたり
歯の切端が擦り切れていたり(咬耗)
顎関節が不調で肩こりが慢性化していたり
歯がどんどん飛び出てきていたり
歯茎がすり減って来ていたり
歯にクラックが入ってきたり・・・
色々問題が深刻になって来ていて
歯医者さんからも
噛み合わせが悪いからしょうがないよねと言われて
やっと後悔し始める。。
そんな事態によく陥っているわけです。
学校歯科検診、
これがきちんと機能してくれ
保険治療外でかなり高額な治療費が別途費用になるんだけど
親がお子さんの歯並びの異常に目をつむらないで
(自院で矯正治療をしていない歯科医も
矯正の勉強をほとんどしていない歯科医も)
きちんと
50%くらいチェックが入るようになっていき
かかりつけ歯科医院どこででも矯正治療ができるようになっていかないと
なかなか問題は解決しないでしょう。
学校歯科検診にはきちんとマニュアルがあります。
貴方のお子さんは、
歯並びや嚙み合わせに
問題が生じてきていませんか??
要観察
要精検(問題大)
成長期に
決してこんな歯並びを放置してはいけませんが、
学校歯科検診ではもしかしたら見逃されているかもしれません。
学校歯科検診でチェックの紙が来たにもかかわらず
貴方のかかりつけ歯科医院が
矯正の治療に疎くて
「気にしなくていいよ~~
成長してから考えましょう」
なんて
先送りしているかもしれません。
昨今は
インビザラインやトレーナー矯正なども充実してきていますから
お子さんが日中どんなに盛んに活動していても
不自由なく矯正治療が可能になってきていますよ。
お子さんは親を選べませんから
親御さんがしっかりするしかないんですよね。
ちなみに、
学校歯科検診では
H6年の法改正により
H7年から
C0、G0のチェックもするように変わっています。
更に
日本学校歯科医会では
H14年から検診時に
探針の使用をやめて
目視で歯の色の変化を確認して
白濁や着色がある歯を
要観察歯として
検診でチェックを入れるように変更されています。
これは、エナメル初期虫歯の状態から
歯の脱灰(表面溶け)を自覚させ
食生活や生活習慣の見直し
口腔機能の確認や獲得へのサポートを促し
フッ化物歯面塗布や
フッ化物洗口による
歯表面の耐酸性の向上などにより
虫歯の進行を防止する予防歯科的な概念です。
これでチェックが入ったら
かかりつけ強化型診断所の施設基準に認定された歯科医院でなければ
(か強診)
何もしてもらえず
早期発見をせっかく学校検診医が行ったにもかかわらず
(検診施設が全く整っていない
エアー乾燥さえも全くできない最悪の状況下にありながら)
「あ~~それは虫歯じゃないから」
と言ってハンコしか押してもらえず
エナメル質初期虫歯(予防の範疇)を
見逃されて大虫歯へとつながっていきますから
歯科医院選択を誤らないようにしなくては
後が続きませんから
ご注意くださいね!
か強診の歯科医院でなければ
C0(CE)やG0は、
保険でカバーされていませんから
保険を使っては何もしてもらえなくなっちゃいますからね。
か強診以外では
予防の範疇は完全自費治療になりますから
1万円とか2万円すぐに請求が来ますから
普通のご家庭では継続できないですよね?
全国にたくさん歯科医院はありますが、
歯科医院はどんどん機能が分かれてきていますから
歯科医院選択を間違えないようにしてくださいね!
岡山では
ほとんどの中規模歯科医院(歯科医師会に入っている保険医)は
か強診の歯科医院の施設登録がされているはずですし
矯正歯科治療や小児歯科治療も上手くおこなってもらえるところが
いっぱい増えてきているはずです。
多くの歯科医院から探すのが面倒だな~~という方は
船橋歯科医院は
か強診の歯科医院ですし
矯正も小児歯科も一生懸命行っていて
実績もありますから
是非選択してお越しください。
ちゃんと保険のお仕事の質も高く行っています。
自費専門医ではありませんので
保険証をお持ちください。
それではまた。
ばいば~~い!