オギャ~~~~と無事元気に生まれたお子さんが
スクスクお育ちになり
心身共に順調に育っていってくれているか?を
見極めることができる指標のひとつが正常な乳歯列の確立ということになります。
乳歯列を無事確立できたかどうかの検診は3歳1ヶ月から4歳の間に行われる
各自治体の3歳児検診で行います。
3歳児検診には歯科検診やフッ素塗布も含まれているため
乳歯列が出来上がる3歳まで成長発育に問題が起きていないかどうかは
この検診で専門家により簡便にチェックされています。
その後は幼稚園や保育園に入園されるでしょうが
各園には園医がいるので園医による集団検診を受けて
成長発育途中に生活習慣によって起きる虫歯などの問題が生じていると
近隣の歯科医院を受診するように促されることになります。
歯磨きの習慣がついていないとか 口腔内を酸性に傾ける飲料を飲ませているとか
ダラダラ食べる習慣があるなどなど
この時期の虫歯の原因のほとんどが親と周囲の大人の責任ですから
虫歯があるということだけでも問題を抱えた家庭のお子さんで
生活習慣づけが上手くいっていないということを現しますから
まず歯科医は虫歯の治療について指示を出し
お近くの歯科医院の受診を促しそこで詳しくチェックをすることになっています。
しかし、最近は市販の歯磨き粉に虫歯予防効果のあるフッ化物が含有されているため
よほど酷い生活習慣でなければ
乳歯で虫歯になることはほとんどないという現状になってきています。
昔は日本人に丁寧に歯を磨く習慣はなかったですし
歯を磨くには磨いていても磨き残していないか?をチェックする習慣もありませんでしたよね。
今は大手量販店でも歯垢染色剤を販売していますから
お子さんの歯磨きのチェックのために歯垢染色剤を用いて
ご家庭でもちゃんと歯磨きのやり残しを確認できるようになっていますよね。
(歯垢は細菌の塊でそれが歯面についていると虫歯になってしまうのですが、
白い色をしているので油断しがちです。
そこで歯垢を赤く染め出すことでお子さんのお口に中に細菌がどんなにたくさん繁殖しているのか?を
見てもらうために歯垢染色剤を使うことをお勧めしています。
洗面所が赤く汚れてしまうので嫌がられることもありますので
ご家庭でのご使用が困難な場合は歯科医院で染め出し確認をしつつ
歯磨き指導を受けることができますよ。
食用紅ですから飲み込むのではなく
赤色が落ちるまで歯磨きを頑張って
うがいで洗い流してくださいね。
万一服につくと専用の色落とし液でなければ落ちませんよ。
粘膜に赤い色がついても問題ありませんからその点について神経質になる必要はありません)
https://store.maruman-healthcare.com/html/page31.html
画像はここのなので一応貼っておきましたが何でもいいですからね。。
(これを見た感想ですが、ねばーる君が満腹になって食べ残しを隠す場所を歯周ポケットにするのではなく
溝の中とか隣接面にしておくとよかったのに・・・と思いましたよ)
もしもお子さんが歯磨きを嫌がる時は、
本当はその親御さんはどんなお口の中してるの?
とチェックするほうがいいのですが(親子の生活習慣に問題があることが想像されるため)、
そういうことを言っていると嫌われますが。。
(Googleの口コミを見てもらえばわかりますが
子どもの虫歯は親の生活習慣の鏡などといっていると
口コミ評価は★1個になり
不人気歯科に転落するので
耳障りのいいことしか言えない時代ですよね・・・・汗)
一応こういうものも貼っておきました。
もしも虫歯のリスクを指摘されたご家庭は
お子さんだけでなく親御さんも一緒に最低でも就寝前には丁寧に歯磨きをする習慣を身につけてください。
T4Kなどの安価な既製品型枠矯正装置だけで
よい顔・よい口元・よい歯並び3つとも獲得させたいならば
乳歯の虫歯ゼロを目指すことはとても重要!
もし、虫歯になったら早めに歯科医院で虫歯治療を行っておくことが
後のよい歯並び獲得につながりますからね!!
虫歯を作らない。これがとても大切です。
とにかく今は子育て雑誌もあればネット通販もあり
乳幼児の歯科受診は自己負担無料の自治体が増えていますから
乳歯で虫歯ゼロが大多数になってきています。
(乳歯に虫歯を作ってしまったならば家族全員の意識改革が必要ですよ)
そこで徐々に歯科医のチェックは歯並びに
主眼が移るようになってきました。
(虫歯の予防が上手くいっているか?虫歯ゼロのための啓蒙活動が上手くいっているか?
は地域差がかなり大きいので現在でも乳歯に虫歯を作ってしまうお子さんはまだおられます。
もしも虫歯ができたら早めに小児歯科を受診され虫歯治療をしてもらうことをお勧めしています)
小学校に上がる頃から乳歯列の一番後ろに第一大臼歯というものが生えてきます。
その後、可愛い乳前歯はグラグラし始め
大きく目立つ永久歯が生えてきます。
そして成長が失敗していることに
気づくことになります。。。。。
昔から歯科は子どもの歯並びにどの段階で医療介入すればいいのか?
ということが言われていますが、
多くの歯科医が支持してきているのは
今も昔も
乳歯のクロスバイト(反対咬合)がなければ
歯科は乳歯列に介入しなくてよいという考えです。
乳歯列で受け口でも永久歯列で治る場合もあるのですが、
臼歯のクロスバイトや骨格性に移行しそうな中顔面の発育抑制が認められるケースには
3歳から使用が可能なムーシールドのような咬合平面にアプローチしつつ
上顎前歯の傾斜変更と舌の挙上効果が認められる筋機能装置を
夜間睡眠時に使用してもらうだけで簡単に治るのであれば
積極的に介入したほうがよいと小児歯科を中心に言われています。
(ムーシールドは硬い樹脂で製作されていますが
このようにお子さんの強い睡眠障害によリ誘発される歯軋りにより大きく削れてきたり割れることもあります)
中には、赤ちゃんのお乳の与え方や抱き方にまで介入していく歯科医もいますが
歯科は歯列にダイレクトに力を加えることで後に歯科的アプローチから専門的に治すことができるのですから
親子に負担になる長期的な歯科治療介入の必要はさほどないものと思われています。
(歯科の治療介入というより母子教育やお子さんの体つくりになり歯科が責任を負うべき分野かどうかはわからなくなりますからね)
実際、受け口やクロスバイトや指しゃぶりによる開咬以外では
3歳で正常とされたお子さんであれば
急いで歯科治療として介入する必要はないだろうと思います。
もし3歳の時点でお子さんに受け口やクロスバイトがあれば
まだ歯槽部の発達は未熟で骨の組織も柔らかく顎関節も扁平である程度動くので
カムカムやインファントトレーナー、ムーシールド何ならアイスの木ヘラ、チューブなどのような簡便で手軽な日用品でも
使い方の指導だけで上手く治すことが割りと簡単にできます。
指しゃぶりが2歳過ぎてもやめられないお子さんや
おしゃぶりを使っているとお口に問題が生じている場合がありますから検診で問題を指摘されたり
おかしな歯並びだと周囲の人が気づくならば
小児歯科を受診されたほうがよいでしょう。
次のステージでは、
お子さんが小学生に上がるまでに
乳歯列に十分なスペースがなく
歯がミッチリと隙間なく生えて酷ければ乳歯なのにガタガタまであるという場合でしょうか。
こういう場合でも
小学生1年から2年生からの歯科介入で割りと安価で十分治すことができます。
小学生の時期の歯科介入の仕方にはいろいろありますが、
最近、代表的になってきているものがT4Kなどの
軟質素材による
既製品の上下一体型筋機能矯正装置でしょう。
よくあるお問い合わせですが、
T4K(Myobrace)とEFラインとマルチファミリーとプレオルソは一体何がどうちがうのですか?
という質問です。
それらは基本的にはほぼ同じです。
それぞれ使用している材料が違ったり
(シリコンや中硬質ポリウレタン、硬質ポリウレタン、PVCなど使っている素材が異なりますが
基本的に可塑性素材です)
僅かにアーチフォームが違ったり
サイズバリエーションの豊富さが異なったり
形態のバリエーションが異なったりしていますが
ほぼ同じようなものとお考えになってもよいでしょう。
例えばT4Kでは歯の萌出スペースを3次元で保証するtoothチャネルで
生えているまた生えてくる上下の歯のアーチフォームを整えます。
①TOOTHチャネルの役割は
前歯の部分は前歯切端部の厚みと類似していますので
しっかりこの部分に咬み込んで頂くと
前歯を2次元でひっつかみ傾いている前歯を正常に並べることができます。
1の部分の先がtoothチャネルのべース面になっていて
この面はお子さんに与えたい咬合平面になっていますので
前歯がしっかり差し込まれていることが大切です。
こういう装置ではどういう装置でもたいてい同じです。
上図2の小さな出っ張りにより歯の傾斜がコントロールされるようになっています。
インビザラインの治療でも歯根にルートリンガルトルクを入れる際同じように
パワーリッジという名で内面に突起がつけられ
歯の傾斜をコントロールしています。
どういう装置も基本が似ています。
緩めの装置に出っ張りがあることで歯の傾斜を誘導してくれているのです。
奥歯のtoothチャネルは、交換する永久歯のスペース維持に役立っています。
本当は、成長期に変な力のアンバランスがなく
スクスク精神も身体も健康に育ってくれていれば
頬側の軟組織から受ける力と舌側から受ける力のバランスがちょうどよい
ニュートラルゾーンに歯槽は育ち歯並びがよくなるはずなんだけど・・・というのが
歯科医側の考えの基本にはあり、そういうことを大学でも臨床でも学んでいます。
上手く形のよいニュートラルゾーンが作れないお子さんには
筋機能矯正装置のtoothチャンネルがお役に立つのです。
幼児期に乳歯の下には永久歯の歯冠が出来上がっていて
小学生時代に順次歯根を形成することで上に上がってきて
乳歯はグラグラして抜け落ち
口腔内に永久歯が萌出してきます。
その萌出を望ましい位置に誘導してあげるためのガイドとして役立ちます。
装置などで補助しなくても
ちゃんとバランスよく育っている子になってくれていればよいのですが、
子どもというものはたいてい理想どおりには育ちません。
親である自分または配偶者を見ればわかりますが
何等かの不具合を成長中に生じるのがほとんどの人間です。
親が天然で綺麗な歯並びを獲得できていないのに
我が子にそれを望んだって無理です。
はっきり言って絶望的です。
たいていは親に似るか、親以下でしょう。
親御さんを見ても
妙な飲みこみの癖があったり
唇がへの字口になっていたり
猫背になって顎下が2重顎になっていたり
いびきをかいて寝ていたり
緊張で唇を咬んだりすぼめる癖があったり
ま~~いろいろあるでしょ?
神経質でいつも口をすぼめていたり
下唇を咬んでいたり上唇をなめていたり
逆にポカ~ンと口を開けていたり
鼻づまりだったり
年齢の割りに小柄だったり痩せていたり・・・・・まあ色々ありますよね。
そこでそういうような
正常なお口の成長を阻害する歯の周囲の軟組織の嫌な力を排除しておく時間を
1日1時間と睡眠時に与えておくのです。
↓
こうやってこのtoothチャネル内に歯が生えてくるように誘導しておくわけです。
またこのチャネルには咬合平面を作るための
べース面があります。
このベース面に向かって
歯は圧下されたり
過剰挺出を抑制されるので
過度のスピーカーブや
過度のウィルソンカーブを作らずに済みます。
伸びすぎている歯が数本あったとしたら
しっかりその部位で噛ませてあげてください。
ソフトではその部位が真っ先に破れてくるのですが
それこそが咬合平面を作り直している証拠です。
安静空隙がなければ奥歯のべース面が破れてきます。
咬合高径も変えてくれ
下顎を前に牽引してくるため(下顎の成長誘導)
深かった噛み合わせは必ず浅くなります。
また例えば狭窄歯列でVシェイプアーチの場合は
この装置を日中1時間よく咬ますことで
硬質ガムの効果よりもっとずっと積極的に
内側に傾斜している歯を立たせるように歯列を拡大する効果もあります。
歯の根尖下2mmまでは歯の傾斜を改善したら
歯槽骨の狭窄も治るという報告もあるので
歯冠にチャネル面が当たることで咬合力によりすでに理想的なアーチサイズに拡大されている部位まで
狭窄した歯列を拡大して育てることが可能です。
ただし、日中1時間よく咬むというのは
装置を壊すのではなく
拡大を促していると思って行ってくださいね。
(注意:チューイングは駄目です。装置が壊れますからね)
(おしゃべりしながら装置を使ってはいけません。壊れます)
よく咬むことができる子の場合チャネルのべース面(咬合面)に
しっかり白濁が生じ
最終的に破れが生じます。
装置をお口の中に入れてモグモグモグモグ動かしてしまうのではなく
しっかりギューっと咬んでちょい休み、ギューと咬んでチョイ休むという
繰り返しが30分くらいできるようによく咬む力ができたら
装置のバイト面の適切な位置が咬み破れてきますから
次のステップの硬い装置に変更してもらってください。
こういうガジガジ破りはお口のマッサージ効果はあるかもしれませんが
歯列に対して直接的な正しい力がかかっていませんから
駄目パターンです。
もう一度正しい使用法を指導してもらう必要があるでしょう。
多くの場合こういう駄目パターンでの破壊行為による装置の破壊は
安価な治療費で装置代程度しか支払っていないならば
追加装置代を請求されちゃうんじゃないでしょうか?
ごにょごにょモゴモゴグニョグニョ装置は咬まさないようにしましょう。
DO NOT CHEW ON TRAINER !!
グニョグニョ破壊咬みは禁止です。
あくまでもBITEさせてください。
インビザラインではチューイーやシーター、マンチーを噛ませて
歯に意図するような力をかけて歯を治しますから、よく似ていますよね。
装置のべース面は必ず最後臼歯を覆っておく様に選択してもらいましょう。
これはインビザラインでも同じですが、
覆っていない歯は伸びすぎてしまい
最終的に最後臼歯の挺出につながり開咬を作り出すことにつながります。
T4Kは第一大臼歯(6歳臼歯)まで用ですから
第2大臼歯が生えてきて咬合平面に達する頃には
ちゃんとT4Aなどの第2大臼歯を覆うタイプに変更しておくことが必要ですね。
それはたいていこういう装置の最終段階で小学生6年から中学1年くらいの話です。
もちろん大人の方はT4Kを使用してはいけませんよ。
Trainer for KIDSの略がT4Kですからね。
Adult(大人)にはTrainer for AdultのT4A以上になりますね。
長期間歯の全部を覆っていない安易なナイトガードやスリープスプリントを使っていると
咬めなくなって本格矯正が必要になる大人の方がおられますが
歯にあっていない装置は大人の場合は長期間使用しないようにしてくださいね。
もちろん子どもの場合も同じですよ。
ちゃんと歯科医の診断の下に今最適だという装置を選択してもらい経過を観察してもらいながら使用しなければ
本格矯正まっしぐらになってしまいますからね。
上の絵を見てあなたは違いがわかりましたか?
歯科医ならばわかるので
そういうわかっている人にちゃんと装置を選択してもらう必要がありますよ。
この子はここに問題があるからこうやって治していこうという治療目標を立てられ
途中経過を判断でき
治療ゴールまで明示してくれるのが
歯科医の仕事ですからね。
セファロ分析やパノラマ分析、時にはCTの撮影が必要になります。
装置を単にネットでゲットしても駄目ですよ。
きちんと治療イメージを持っている歯科医が
定期的に経過を観察して介入してくれることが大切です。
レントゲン検査を伴わなければいけないというのは、
骨の中に埋伏している歯があったり歯が欠損していたり過剰歯があると
必要な治療が異なってきますからね。
また他の歯科医院から相談があったケースは
骨の中にエナメル上皮腫ができていて(歯に由来する腫瘍)巨大化してきているのを
レントゲン検査をしていなかったために見逃して大変なことになったというケースも稀にですがありました。
お子さんの成長期には予期せぬことが起こっている可能性もありますから
必ず歯科医院の管理下で1年に1度は最低パノラマ検査をしておいたほうがよいといわれているので
歯科が医療介入する際はそれがお約束になっています。
時々医療音痴というか科学音痴の方で
お子さんのパノラマ写真の撮影でも嫌がられる親御さんがおられますが
そういう方は歯科に成長期に介入してもらわないほうがよいでしょうね。
歯科医院側が医療介入する際には責任が伴うので
さすがにレントゲンも無しでというわけにはいきませんから。
いまどきの歯科医院ではレントゲンはすべてデジタル化されていますからパノラマ1枚の被爆線量は
飛行機に乗るよりずっと安全です。1回0.03mSv
お子さんの歯科用パノラマ撮影1枚を拒否してしまう親御さんが連れているお子さんを見て
その子がデブっていたり痩せていたり明らかに運動不足や虚弱体質だったりすると
あ~あ。この親でこの子の将来は大丈夫なのかな・・・・と
思ったりすることもありますが
残念なことに子は親を選べないのですから
お子さんの体質改善は難しいでしょうといわざるをえないでしょう。
発ガンリスク評価の考え方:
放射線防護上は、100ミリシーベルト以下の放射線量であっても、被ばく線量に比例して発がんリスクが増加するという考え方を採用しています。
この考え方にしたがってリスクを評価した場合、年間20ミリシーベルトを被ばくすると仮定した場合のリスクは、他の発がん要因(喫煙、肥満、痩せ、運動不足、高塩分食品、野菜不足など)によるリスクと比べても低いこと、また、放射線防護措置に伴うリスク(避難によるストレス、屋外活動を避けることによる運動不足など)と比べられる程度であると評価されています。
これに異常に神経質で非科学的なことを妄信し迷走を続ける親の養育によリ被るストレスを追加してもよいのかもしれません。
医療者側からはこの保護者であれば歯科的な介入はしないでおこう。
積極的な関わりを持たないことのほうが本人も親も医療スタッフにとっても皆ストレスがないから皆がガンのリスクが上がらず良いなぁ~~
と考えて積極的に歯科受診をお勧めしないということになりそうです。
自費治療の場合で特に成長期の育成矯正であれば
この時期に行わずとも将来とっても大変ですが外科矯正や美容整形である程度形は治せるわけですから
成長期のお節介な医療介入は避けるべきと考えることもできますからね。
また以前にも書いていますが、
これらの簡単な筋機能矯正装置は
効果的なMFTと併用することが必要です。
首を伸ばしていても
頚部の筋力が脱力していても
舌が上顎についていられる形態を作るための
地道で最も効果的な筋トレを
お子さんの身長が伸びとまるまでは継続していくことが望ましいでしょうね。
最近は機能低下症やオーラルフレイルが話題になっています。
奥舌トレーニング用装置というのが販売されていますが
耳が聴こえなくなったお年寄りが舌の筋力アップ装置で継続して筋トレされていたら
難聴が直ったというケースレポートもありますからね。
それだけではなく睡眠時無呼吸症との関連はかなり以前から指摘されています。
仰向けでまっすぐ寝られないお子さんやおやごさん、おばあちゃんやおじいちゃんは
舌のトレーニングで睡眠の質を変えることができるでしょう。
(もしも口蓋形態上困難な場合はTPCやSLPなどもありますから
歯科にお問い合わせください)
もしも、筋機能矯正装置を口に入れて横向き寝しかできないとか
大口を開けて上の歯の真ん中辺りに装置を引っ掛けた状態で寝ていて
上顎の前方成長抑制が生じているような場合はこういう
4種の神器を使ってもよいかもしれませんね。
歯科医の指示に従ってください。
(一応、T4Kには呼吸孔が開いています)
ただし、
こういうT4Kなどの型枠筋機能矯正装置ができないこともあります。
そういう場合は別の矯正治療法を追加したり変更する必要があります。
ケース毎に上手くいっているのか?どうかをちゃんと診断してもらいつつ
進めることが大切です。
残念ですが
どういう矯正装置でも
何でも上手くいくわけではありませんからね。。。。。
3ヶ月~半年ごとの歯科医院受診が長丁場で必要になりますから
通院は無理のない距離内でがよいでしょう。
頑張れ!T4K!
よい親子関係、歯科医との関係、歯科医院との関係を築くための
ハッピーアイテムであって欲しいと思っています。