インビザラインやアライナー矯正の際、

ステップが進むにしたがって
アライナーのフィットがだんだん悪くなって

うまく次のステップに進めないという場合が割とよくあります。
インビザラインコンプリヘンシブパッケージの場合(昔のフルの場合)は

アンフィットがおこれば(フィットが悪くなれば)

新しくその位置から新たなクリンチェック(治療計画)を立て直してもらい

追加アライナーを作製してもらって

再度フィットのよい新しく製作されたアライナーから

仕切りなおして再開すればよいのですが

(追加アライナー製作は無料なのでvs交換アライナーは有料です)
それでも1ヶ月くらいのロスタイムが発生しますし、

アライナー1週間交換だったのに次の新しいアライナーが届くまで

しばらく使わなくちゃいけないなどなどの不具合が生じますから

できるだけアンフィットにしないことが大切です。
再クリンチェックが回数によって有料になるライトパッケージ(昔のライト)や

エクスプレスパッケージ(昔のi-7)や

枚数によって矯正治療費が異なってくるタイプのアライナー矯正ならば尚更アンフィットがおこると嫌なものですよね。

 

 

アンフィットは(アライナー装置と歯の不適合)なぜおこるのか?

といえば、アライナーの力学的な問題もありますし

歯の移動しやすさや骨のモデリング(代謝)には個人差があるので

結局アライナー矯正の場合、このアンフィットが起こる問題をゼロにすることはできないということになります。

アライナー矯正の場合、

動きが大きければ大きいほどアンフィットはおこりやすくなりますし、

アライナーの力学的な特性から唇側傾斜の動きが入るとアンフィットが生じるし、

回転の動きの際もアンフィットが起こりやすいし、

口蓋側へのトルク時にはアンフィットが生じるし・・・・などなど

アライナー矯正の歯の動きの実現性は4割とか6割などの

研究報告もある。

そこで

治療計画の実現性を高めるために

インビザラインでは動きに応じた最適化アタッチメントを歯面に設置したり

様々な機能をアライナーの設計に付与することで
他のアライナー矯正よりもできるだけ治療計画の再現性を高め

アンフィットが生じないように工夫が追加されていますが、

それでもアンフィットはたいていの場合起きます。

そこで、アンフィットをカバーする方法として

インビザラインでは「チューイーやフィッターをよく咬んで

患者さんも自身ちゃんと協力してくださいね」ということがセットで必要になっています。

このチューイー
あるいはガム状のアライナーフィッターですが、

これでもどうやっても

フィットが上手くいかないという場合があって困ったことになることがありますよね?

それにはわけがあります。

このチューイーやアライナーフィッターは咬む面からしかアライナーを押し付けることができないので

アライナー自身が歪んでしまうので

歪んで元に戻るだけでは

歯を上手く掴んでくれないからです。

そこで、お勧めな装置というのがあります!

それが、この

マンチーです。

MUNCHIES!!

可愛いでしょ!

これは医療用シリコンでできているので

シュポ~~~~っと

優しくアライナーをフィットさせてくれるのです。

動画で見てみましょう!

 

 

どうでしょ!

アンフィットの部分がシュッポ~~~~と

フィットしているのがわかりましたよね?


マンチーは厚みがあり
装置に切込みがありますから

アンフィットが生じそうなアライナーを

咬む面と歯の表と裏の3方向からギュギュギュ~~~っと
フィットさせてくれるのです。


ギュギュギュ~~~っと。
開発者はオーストラリアのDr.David Penn先生です。
彼によれば100%の患者さんがフィットがよくなったことを実感し、

70%以上の患者さんがアライナー矯正時の痛みや不快感の軽減を実感しているそうです。


マンチーレディーも登場して海外では大人気です。

残念ながら日本には販売ルートがなかったので、

このたび、ふなちゃんが業者さんにお願いして

日本でも販売してもらえるようになりました~~~~~~
 

4年前のアジアパシフィックインビザライン大会で

紹介されていた製品が、

今、やっと日本でも入手可能になろうとしています。

 

いや~~~本当に日本は遅れますよね・・・・・・・

 

 

岡山の船橋歯科医院でも早速マンチーの販売が始まっていますので

インビザラインのフィットが今一なって

大切な時間を喪失したくない方は

時間を購入する感覚で是非これに投資されるとよいでしょう。

あ~~。もちろんですが、

購入して飾っておいても駄目ですよ~~~~~ww

 

しっかり毎日使用してください。

自立型矯正ですから

頑張った人だけに素晴らしい結果が訪れるので!!

 

自立型矯正治療が苦手な方というのは必ずおられますから

そういう方はブラケットをガッツリ歯にくっつけてもらい

3週間~1ヶ月に1度程度は矯正治療が終了するまで

1年~2年毎月毎月歯科医院に通院して

更に口内炎に苦労し

食事制限も受け入れ

大変な歯磨きも頑張って頑張って矯正治療中に歯の白濁や虫歯の発生がおこらないように毎日大変な歯磨きを頑張り

時に訪れるブラケット脱リや針金による口腔内の傷などの不快事項に耐えて耐えて耐えて

途中不信感いっぱいになりながらも矯正歯科に通院し続けて

ブラケット矯正を無事先生のお蔭で終えてください(←つまり他力本願、患者さんは我慢する人、先生が矯正する人というタイプの矯正治療)
 

インビザライン矯正は目立たず痛みも少なくかっこいいアライナー矯正です。

ただ、患者さんのきちんと装置をフィットさせるまでしっかり咬むという約束事を守れなければ前に進めません。

ゴムをかけてねといわれるタイプのクリンチェックであればきちんとゴムを約束どおりかけてくれなければ

アンカーロスがおこりボーイングエフェクトなどの結果臼歯が咬まなくなってしまったりしてしまい

いたずらに治療期間が長くなってしまいます。

 

患者さんのコンプライアンス(きちんと約束を守る力)がとても重要になります。

装置と歯のアンフィットが起きてきていないか?

毎回毎回ステップごとにご自身がチェックし続けることがとても大切ですし

アンフィットが起きないようにしっかり使用時間を守り(1日20時間~22時間)

装置の着脱時の御約束をちゃんと守り

そしてコンタクトのチェックを糸楊枝で確認し

そしてチューイーやフィッターやマンチーをしっかり使用して

各アライナーステップ毎にきちんとフィットさせることが重要です。

骨の代謝をもっと高めたいならば

高価なアクセルデントやオルソパルス(各15万円)または中国製のオルソブライト(2万円)でも使用する必要があります。

チューイーやフィッターが最も安く数百円。

マンチーは次に安く数千円。

各種加速装置は数万円。

そういう装置を上手く利用して

時間の無駄をなくすようにされるといいですよ~~~~

 

それでは~

是非、アンフィット=時間ロスをなくしたい方は

各種装置を上手く使ってくださいね。

私の歯科医院では各種装置を取り揃えています。
インビザライン矯正を是非成功させてください!!
ペタしてねペタしてねペタしてね