いびき、睡眠障害、寝返り、横向き寝・・・・・
夏の夜は寝苦しい日が続きますが、
それは、あなたの顔に問題があるからかもしれません。
歯科界で今井先生のことを知らない先生がいれば
それはすでに時代に取り残されている先生かもしれません。
何度か当ブログでご紹介していますし、
本はたくさん出ているし、TVにもたくさん出演されていますし、
学校教育の現場でも大活躍されていますから
すでに知らない人はいないのではないでしょうか?
そうです。
あいうべ体操の開発者であり最も簡単な筋機能訓練の伝道者である
今井先生が
またまた、TVに出演されていました。
https://dizm.mbs.jp/title/?program=maetoato&episode=16
最初のほうの12分間の部分です。
期限限定でリンクできなくなるようですから
ちょっと貼っておきます。
我らが今井先生、
口呼吸は鼻からご飯食べるようなものだ!といきなり言われています。
ギョギョっとさせてつかみOK!という感じでしょうかww
日頃私たちが呼吸をするのは鼻からが一番よいのですが、
時々口で呼吸をしている人を見かけますよね。
鼻から吸うと問題ない空気も、口から吸うと身体に不調を引き起こしてしまうのです。
それは、空気の中に、細菌や花粉、PM2.5、ダニの死骸、アレルゲンとなるタンパクの欠片が
絵で描くとこんな感じ?
ただ、鼻から入る分には大丈夫!
鼻の中には鼻毛だけでなく繊毛という細かいミクロの毛が細胞上に生えていますから。
そして分泌される粘液で絡めとってくれますから。
ただ、口の粘膜は重層扁平上皮ですから繊毛上皮ではなく大きな開口でガランドウとした大きな構造のため
空中のタンパクの欠片をきちんと粘液で絡めとって胃の中に落とし込んで分解するという機能がないのです。
あ~~もちろん唾液がしっかり出ていて舌がよく動いて
唾液で絡めとられてくれれば唾液は胃に落ちていきますから
よいのですがね。。。
例えばおしゃべりしている時には唾液がよく出るでしょう?そういうときに口から息の出し入れをしていても
唾液で絡めとられているでしょうから胃に入って消化分解され無毒化されれば問題にならないんじゃないでしょうか?
それとは別に唾液出てない身体がカラカラの状態の時に
舌が下がって大きな腔でゼーハーゼーハー口呼吸して酸素を取り込もうとしている人とか、
常に口が開いていて口が唾液で潤ってない(無刺激中に)
口で息している人っていうのは口の中は渇いていますから
絡めとられずに免疫応答の細胞が集団で待機している扁桃腺にタンパクの欠片がくっついてしまうので
(主に上咽頭)(酷い場合は口蓋扁桃にまで)
免疫応答にスイッチが入りっぱなしになってしまうのが問題を引き起こすのではないでしょうか?
鼻粘膜、副鼻腔粘膜、気道粘膜は繊毛上皮で細胞に微細な毛状の構造体がある。
一方、お口の中の粘膜は重層扁平上皮
元々の使用目的が違う。
ちなみに扁桃腺はこんな感じ。
口腔や咽頭にある扁桃は外界からの汚れの情報をキャッチする場になっていて
外界からのタンパクの欠片をキャッチして免疫応答を発令する場になっている。
口呼吸しているとここに汚物がたまって
膿栓となりくさい臭いを発生する臭い球ができて
喉の奥がすっきりしないということになる。
やたらと免疫応答が起きてここが免疫細胞の墓場と化している人は多いんじゃないかな?
仮に舌がしっかり動く機能がよい人(口腔機能低下症でない人)は
墓場周囲の掃除がちゃんと舌の動きによって連動してできるので
こういう場所には垢はたまらないのじゃないのかな?
ということで、口腔機能が低下している日本人には慢性の扁桃炎を引き起こしている人は意外に多いようだ。
この扁桃腺に慢性の炎症が起きていると
身体にさまざまな不調を引き起こす。
この分野が今井先生(内科医)が歯科に発信を盛んにされてきた内容ということになり
歯科医も多数参加している非営利団体の研究会(日本病巣疾患研究会)というのも主宰されている。
この研究会では、身体にある慢性炎症が他の一見関連性がないと考えそうな遠隔臓器に慢性の炎症やダメージを引き起こしているという
事を研究報告してケースを蓄積していく研究会なので、
最もよく炎症を引き起こしている臓器(腔)の入り口、口腔とその周囲の炎症管理がとても重要ということになるので
歯科の先生もたくさん参加されている(ちなみに当院も会員です)
上咽頭にある咽頭扁桃(アデノイド)や、あ~~といえば腫れているのが見える口蓋扁桃(トンジル)に慢性の炎症があって
いつも腫れている子や人がいますが、
そうなれば色々な問題を引き起こすだけでなく
歯並びが悪くなり歯にダメージを引き起こすとか、顔形にも問題を生じるようになる
(アデノイド顔貌や、トンジル顔貌)の話しはすでに何度もお伝えしているところですから
この部位に慢性炎症を引き起こしやすい小児期に行う
小児の育成矯正がこれを治すためには必須ということになります。
ですからおや?おかしいなと思ったら小児期に
ちゃんと矯正治療を機能的にアプローチしてくれる歯科医院で行うことが必要になりますね。
https://jfir.jp/dental-disease/
歯列矯正治療を行う小児歯科や一般歯科、1次矯正をしっかり行おうとしてくれるタイプの矯正専門医は、
ずっとずっと以前からこの分野について素晴らしい成果をあげてきています。
(上手い歯科医による育成矯正治療は、成長発育の方向性を変えることが可能。
左は成長方向が下向きで口を閉じにくい方向へ成長しようとしていたのを
前方への成長方向に変化させ鼻の発育や口唇の発育まで達成してよい顔に変化させている)
成長によってこういう顔↑↑↑にしないって事が大切。
たいていが舌や口腔周囲筋の(何ならば身体全体の筋肉の)フレイル(機能低下)が
主因ですから、機能獲得機能向上と更に矯正装置による形態改善を併用しなければ
いけませんが、何でもそうですが形から入るタイプの歯科治療を行う先生と機能訓練から入る先生は
割ときっぱり分かれてしまっていたのですが、
昨今は形態を治しても機能が低下したままだとまた形態が乱れてくる(後戻り)ということを
多くの先生がすでに経験済みですから
形態も治しつつ機能も治すということをたいていの歯科医院が行うようになってきています。
マッスルWIN!
お口のライザップみたいなものですね。
(あ~、もちろん形態だけ治して機能訓練はせず永久保定装置で固定して歯並びを悪化させないという方法も取れますし、
形態が崩れてきたらまた再度軽度の矯正治療の追加を繰り返すという手法もあるので
一概にはいえませんが、できれば形態と機能は合致させるほうが望ましいというのは歯学部教育でも習うことで、
我が母校の矯正歯科の教授の授業の肝はここでしたしね。
大学の矯正歯科といえば日本矯正歯科学会の指導的役割を担っていますが、
そこでもちゃんと筋のニュートラルゾーンは守ることと、
筋肉の安定する位置に歯列がある必要性について教育されています。
それで歯列を無理に拡大しない抜歯矯正が必要な時期がある(成人後は特に)ということになっています。
機能と形態の合致が歯列の安定につながるんですね。
(ブラケット矯正の場合、臼歯の後方移動は苦手なので成人後の叢生の解消には抜歯が必要にほぼなります。
もちろん例外もありますが)
そうやって成長期に歯科が介入することで
口をちゃんと閉じて熟睡したり日中の活動ができる形態に矯正で改善しておくと
虫歯になりにくくなるし、歯面も着色汚れが固着しないようになるし、歯周病もなりにくいです。
更に身体的にもっと大きな問題を抱えておられる方は、同時に肥大してしまった扁桃腺を切除してもらっておくとよいかもしれません。https://www.jstage.jst.go.jp/article/orltokyo1958/50/5/50_5_296/_pdf
扁桃腺切除によって自己免疫疾患の多くが改善されますから
身体にすでに異常が来ていれば耳鼻科での切除術も是非検討されるとよいでしょう。
小児期の風邪や発熱から不調が引き起こされることはよくありますが、本来は口腔粘膜や鼻咽腔粘膜は
常在細菌との共生の場ですから免疫寛容があるはずなのですが、
それを破綻させて過度の免疫応答を引き起こすきっかけになる感染というのが知られており
たいてい小児期に感染するEBウイルスやパラインフルエンザ菌、ある種の連鎖球菌の潜伏があれば
本来は大丈夫なはずのものをアレルゲンとして過度の免疫応答を発令してしまうので
扁桃腺を切除してしまうことを選択したほうがよい場合も多々あるようです。
扁桃腺切除は歯科の範疇外になりますから耳鼻科受診をされる際は、
耳鼻科に扁桃腺切除を安全に行ってくれるか?Bスポット療法などが受けられるか?
を事前にお尋ねになるとよいかもしれません。
(耳鼻科はなかなか扁桃腺切除や上咽頭擦過療法を行ってくれませんが行ってくれる耳鼻科医を探してください。)
一例ですが、かなり以前のものですが大学の耳鼻咽喉科が扁桃腺摘出術が効果を示す病気について書いていますので参考にしてください。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/orltokyo1958/50/5/50_5_296/_pdf
また、
歯科の炎症といえばやっぱりまず有名どころは抜髄から至る慢性根尖性周囲炎でしょう。
虫歯が進行するとエナメル質の非常に頑丈なバリアーは破壊され(石に似てるので酸で溶けるのです)
象牙質に進行し、
更に歯髄に外界の細菌や細菌の毒素や異種タンパクが入り込むので
歯髄には炎症がおき狭くて硬い空間で炎症が起きるのでズキンズキンと酷い痛みが生じて
歯髄壊死にいたるのです。
歯髄は一部死ぬとどんどん腐敗が始まり象牙質は汚染され歯自体が感染源になり
骨髄や血行を介して身体全体に悪さを起こすようになるのです。
まあ、通常はズキンズキンと痛んだり飲んだり食べたりするたびにしみたり痛みが発生すると
不快であったり死にそうに痛いのですからその段階で歯科医に根管治療を施してもらい生体の許容範囲の害にしてくれるので
慢性根尖性周囲炎は肉芽化したりのう胞化して慢性化して炎症が身体のあちこちに広がらないように
生体防御が働いてくれるのですが、
時に身体の抵抗力が落ちると炎症が波及してしまうということが起きます。
そうなれば厄介ですが、地雷を抱えてしまうようなものが根管治療を施した歯ということになります。
歯髄が入っている穴【根管】というのは、かなり複雑です。
こんな風に断面だけみれば1本の単純な穴のように思うかもしれませんが、実際は
主根管同士が複雑につながっていたり滅茶苦茶複雑な構造になっています。
ところが根管を残す目的が歯を元通り機能させたいという目的なので引っこ抜いて掃除するわけにもいきませんし、
(抜歯して根管治療を施し再植するという方法もありますがたいて長期的には失敗します。空気汚いですし生体内のほうが綺麗ですし、そういう手技はダメージが大きいですから普通推奨されていません)
そうなれば治療道具は根管の上からの一方向からの挿入掻き出ししかできませんから
人間ができる治療内容は非常に限られちゃうので
最高の根管充填剤は歯髄だって昔も今もずっと言われています。
むやみに根管治療をしないようにそれに至らないようにすることのほうが大切です。
分厚い本が歯内療法を成功させるためにたくさん出ていますが、
誰がやってもどういう機械でどういう薬剤を使っても
そこで、最初から歯は削られなくてよい治療の選択が必要になります。
(スムーズに形成された根管断面。キャナルシーラーとガッタパーチャポイントでの緊密根管充填でも隙間は必ずあるし出来る)
つまりはまずは虫歯にならない予防が大切ですし、
初期虫歯の観察を定期的に行うメンテナンスとチェックが大切になりますし、
出来るだけ早期発見早期治療が大切になりますし、
大きな虫歯であれば急に1度で治そうとしないこと(適切で効果的な歯髄温存療法を行うことが必要)が大切ですし、
虫歯の治療時には過度の刺激を加えないように最大限の注意と技術と器具が必要になるわけです。
また、審美のために(見た目改善のために)歯の位置が元々悪いのに歯を大きく削るような治療をいきなり受ける愚行を行わず
(セラミック矯正やクイック矯正などの愚行)歯は出来るだけ削らない審美治療法を選択するか
またはちゃんと術前に矯正治療を受けて歯髄を痛めないように条件を整えた上で歯を削られない審美治療を受けること。
また、欠損修復の際も、歯をむやみに削られない方法を選択することなどなど。。。
常に当ブログで書き続けてきていますから
虫歯や歯にお悩みがあるときは、賢明な歯科治療を選択してくださいね!
歯髄がある歯(生活歯)と歯髄を失った歯(失活歯)では身体への負担や
長期的予後がまったく違ってきて
雲泥の差。地雷が埋まった土地と平和な土地くらい大きな差がありますのでね。
そして、もうひとつ、歯科の炎症で有名どころが歯周炎です。
これについては、HPにもリンクを貼っていますが
サンスターの教育動画を必ず見ておいてください。
個人ではとてもこんな動画製作は出来ませんから企業さんは流石です!
歯周組織が弱って炎症が起きると力学的に常に炎症を身体に波及する効果絶大ですから
歯根の先の小さな炎症の塊=前述の慢性根尖性周囲炎(たいていは限局的に埋胞されているのでそこまで怖くはないし痛みで問題があれば警告を発してくれる)程度では収まりません。
歯周病のほうが害が大きいです。
歯周病はサイレントディジーズです。
沈黙の死に至る病気です。
自覚症状が乏しいうちに悪化してしまってどうしようもない状態に陥っている人は日本に多数います。
これこそ、歯科で基本検査や精密検査を定期的に受けて
早期発見早期指導、早期医療介入により身体への負担をなくすように努めるべきですね。
金属アレルギーなど声高にいう先生も多数おられますが、
そういう先生の患者さんの御口の状態ってかなり酷い場合が多々あります。
ちゃんとした歯周治療や根管治療、修復治療の基本、口腔内細菌のコントロールが出来ていないで
金属アレルギーばかり言って高額なセラミック修復へ誘導していることが多々ありますから
やっぱり免疫系との戦いって基本をしっかり抑えておくことが大切なのでしょうね。
金属アレルギーの本を出していてセミナー行ったり学会に発表している先生の歯に金属が入っていてその患者さんの口腔内の写真みると
あかんわ~~~これ!もっとちゃんと基本どおり(保険でいいので)治療やメンテの習慣づけしてあげ~~な~~~と突込みたくことが
しばしばあります。
せめて口腔細菌数を低下させ細菌叢を改善することはしてあげて欲しいです(保険治療内で出来るので)。
ということで身体の外界との最大の交流の場である開いた空間、
口腔とその周囲を扱う歯科が免疫異常や各種疾病の入り口であることを
十分認識いただけるものと思いますが、
これって医科ではあまり認識されていないのかもしれません。
というか、医科の先生って口腔についてほとんど勉強していませんから
(何しろ口腔は歯科が独立して専門分野にしてしまっていますから)
医科が歯科に理解を示してくれることはあまりないのですが、
(機能検査の方法も知らないでしょうし、機能訓練などの機能と形態についてわかっている医師ってどれだけいるんでしょ?)
レアなことにこの今井一彰先生は、医師でありながら
歯科の機能についてかなり知識を深めてこられていますから
今井先生は非常に貴重な医科の先生ということで
歯科から熱烈なラブコールを常に受けておられるのです。
今井先生が主催されている団体「日本病巣疾患研究会」は、
歯科と医科の連携の必要性を医科や一般の方に示してくれる貴重な団体だと思います。
ということで、かなり脱線していますが今井先生のTV放映内容に戻りましょう。w
ということです。
これは、何も今井先生が言い出したことではなく
過去も今も多くの科で言われていたり研究発表されていたり論文にもなっていますから
間違いではないのです。
実際に臨床で各方面で活躍されて結果を出されている先生が多くおられます。
(知らない人がいることのほうが意外なくらいです)
扁桃パルス療法はIgA腎症の有効な治療法になっています。
こういう人に対するアプローチ法が鼻咽腔、口腔、周囲の炎症の制御が効果があることも臨床で多く経験するところです。
普通、医科の先生は薬科と連携していますから
こういう人にはどういう薬を出そうかな?と考えますが、
今井先生の素晴らしいところは薬ではなく
機能をどう改善させていくか?そこから(どちらかと言えば理学療法士みたいな感じですね)
アプローチされているのがユニークだけど非常によいところなのだと思います。
歯科は機能と形態、ここに関して非常に細かく各種学会で研究を積み重ねてきていますから
歯科が関わっていけるアプローチ法がたくさんあるのです。
機能評価は小児歯科、矯正歯科、補綴科の得意とするところで様々な方法があり
その多くがすでに保険適用されています。
今井先生の検査法は最も簡単。
ご自身で可能ということになります。
口呼吸チェック法!!
1円、2円、3円、4円、5円、6円と数えるだけです。
超簡単!!
口呼吸の人の歯は汚いですねww(歯科医の視点って常に歯に行っていますw)
口呼吸が状態化しているオーラルフレイル(口腔機能低下症)の人は
舌が口蓋にくっつかずに「ン」の発音をすることを毎日しているのです。
小堺さんヤバ過ぎです。
確実に口腔機能低下症が老いを加速していますね。
(たぶんこれは成長不良もあったと思われます。
身長低いのにこれでは困りますね)
舌って身体につながっていますから
頚部の伸びが悪いと身体に悪いんですよね。
結構なボリュームと重さがありますしね。
頑張れ!T4K!で勉強してきている読者の方々はすでにこのことよくご存知ですよね?
そこでこの状態を修正するために舌の筋力アップ!舌ライザップが必要なのです!
舌の筋力アップ、口腔周囲筋機能アップ、姿勢矯正といえば、
歯科の得意とする分野で、MFT!!!!!ですね。
日本には2002年ごろから日本口腔筋機能療法(MFT)研究会というのがあり、
アメリカの言語療法士のジックフーズ先生が行っていた言語療法を歯科に応用したトレーニング法の普及を目指した研究会があります。
書籍も多数出版されています。
今は学会になっています。
http://www.oralmyofunctional.info/
(学会と団体が名乗るのは勝手です。別に何等制限を受けませんが研究会より学会のほうがかっこいい気がしますよね)
アメリカで1918年にRogersにより紹介された筋機能療法は、1960年代にはBarrett、Hanson、 Fletcher、Zickefoose、Pierceらによって臨床で使える指導法に改善され、学問的にも体系づけられました。1978年には、Mosby社「Oral Myofunctional Disorders」を発刊したこの分野のパイオニア、Barrett先生をお招きし、東京で口腔筋機能療法の講習会を開催しました。
とありますからこの分野はかなり以前からあるということになります。
ついに2018年に4月の保険改正によって
口腔機能指導が小児等の保険適用になりましたから
今後、この分野は日本の歯科界で益々認知されるようになって行くものと思われます。
ちなみに私が参加させて頂いたのは今井先生や水野先生、福岡先生、元開先生の御講演を拝聴させて頂いて
その際、水野先生の臨床が非常に素晴らしかったので(当事そう思いました)水野先生の発表を拝聴したくて
平成23年に大会に参加させて頂いたときに
山口秀晴先生(東京歯科大学前教授)の外科的矯正治療法とMFTのスライドのコピーを送付いただいたときですから
まったくの若輩者ということになります。
歯科の先生って深~~~いい発表を色々な先生がたくさんされているのです。
日常臨床に真剣に取り組み続け研鑽を積んでいくってそういうことなのです。
で、舌の筋トレはライザップ同様の小顔効果があります。
舌は上に!舌は上に!舌は上に!
せっかくですから我が母校の先輩(歯科医師)のこの本も貼っておきましょうか。。
ちゃんと当院にも飾ってあります。
1個しか購入していませんが何しろこの装置は
アマゾンで誰でも購入可能なので歯科が扱う必要がないのですが、
使用法がわからない方にはちゃんと指導しています。
(もっと購入してといわれましたがアマゾンで誰でも簡単に購入できますからね・・・
必要をお感じであれば皆さん一度購入してみてください。
こういう装置を開発して販売してしまうとどうしても物販促進という感じになりますからそうなるのが基本好きではありません。
不特定多数の人に販売することで収益が入る仕組みになっているのですが色々な歯科医からのお勧めがあったほうが販売数が伸びるのはシュミテクトの販売法と似ていますから無料で歯科医に試供品を送ったほうがよいかもしれませんがそこが大企業と違うところでそういうのは無理でしょう・・・)
熱可塑性素材ですから熱湯に入れて歯列模型に圧接してフィットを向上させることも可能なようです。
(一応、出身大学が同じ先輩先生ですし応援していますが、動画などちょっとテンポが悪くて最後まで見るのが辛いかもしれません・・・が一応貼っておきました)
こういういわゆる舌の筋トレ装置「キープアップ」の力を借りて舌の筋力アップを効率的にするのもよいと思います。
また、似たような装置でフランス製のものもありますし
ペコパンダなどもあります。
まあ、色々な先生が色々なことを考えて装置も開発して販売したりしています。
舌の位置の確認法を研究している先生も多数おられ
報告をお聞きしたりすることもあります。
他にはTPCというもっと緩い装置もあります。
摂食補助床という脳梗塞で半身不随に陥った人が舌が上手くあげられなくなって食事にさえ困るようになりますから
補綴の分野では舌での食事の飲み込みを補助するための床装置というのを保険適用で作成できるのですが
それのもうちょっと緩い版といったところでしょうか、舌の機能低下の方に舌の正しい位置を補助するための装置をオーダーメイドで製作することも歯科では可能です。
口蓋が非常に深い人や本当に機能低下が著しく舌の挙上訓練が困難という方によい装置のようです。
成長後に口蓋の形や歯の位置を治そうとしても無理な場合もあるでしょうし、矯正治療は嫌だという人は多いですからね。
そういう人に有用です。
http://www.fineteeth.com/tpc
もちろん、あいうべ体操でもよいのです。
歯科ではかいうべ~体操のほうが有名でしたが今はあいうべ体操のほうが有名かもしれません。
どんどん伸ばして縮こまらないようにしておくことが大切です。
口腔機能向上を目指しましょう!
顔もよい顔になります。
たいていの歯科医は顔みれば色々なことがわかるのです。
あなたの舌がどこにあるのか?機能はどうか?
歯並び見てもわかりますし、歯の修復物の状態や歯の汚れをみても色々な情報が得られるのです。
身体の健康に興味をもたれていれば
歯科を受診されしっかり色々診てもらい相談してみてくださいね~~~
あ~~あ。田舎の歯医者が書くと今井先生のTVの内容できっとかなりの部分割愛されてしまったであろう事も
ついつい書いちゃうので
長くなちゃって。。。。
今井先生のTVの内容はやっぱり動画で確認しておいてくださいね~~
このブログでは青字部分のみがその内容ということになっています。
当医院では効果絶大な筋トレ指導も行っています。
ダルダルの顔になっている方はご相談くださいw
それでは~~~~