5月末から6月はじめにかけてシンガポールで行われた
インビザライン アジアパシフィック サミット2018に参加してきました。
今回はちょうど北朝鮮の金氏が世界注目の米朝会談前日に観光した
マリーナベイエリアにあるマリーナベイサンズ併設のコンベンションセンターで
行われましたから
ちょうど2週間くらい前に行っておいたということになります。
TVで中継された場所の数々が思い出されちょうどタイムリーでした。
マリーナベイサンズといえば
誰もがシンガポールの象徴的建物として思い浮かべるようになっていますが、
最上階は信じられないですが、プールですw
普通の感覚ではビルの屋上をプールにしようと思わないですよね?w
でも天空からシンガポールの全景を見渡せるプール付ホテルということで大人気の場所になっています。
(ホテル宿泊者しか入場できないことになっています)
(もちろんですが、北朝鮮の人々はホテル宿泊者じゃないけど入場していましたがw)
シンガポールのビルを見れば(高層ビル群が固まってあるのですが)
日本のビルとかなり様相が異なることがわかります。
妙な形のビルが多くしかもかなり高層にまで樹木が植えられています。
もちろん、このマリーナベイサンズホテルの最上階にもヤシの木などの植栽が豊富に植えられていて
蚊はいませんでしたが、ゴキブリは生息していました。
こういうことが可能なのは、シンガポールには天災がないからなのだそうです。
地震も台風も津波も来ないということでした。
羨ましいですよね。
シンガポールは前回(2016年インビザラインAPAC)のマカオと同じように
赤道直下の熱帯モンスーン気候に属しており、一年を通して高温多湿の常夏の国です。
ですから外は日本と比較して熱いのですが、
35度以上になることがない国といわれています。
植林を多くしていることと海に囲まれているからでしょうね。
気温が上がるとスコールがドバ~~~~~と降ります。
それがお約束になっています。
ですから気温はさほど上がりません。とはいえ、
27度~28度前後が平均気温でさらに湿度が高いので外はあまり快適ではありません。
時間帯によって快適な時があるのでその時が散歩のチャンスという感じでしょうか。
一応、天災についてはこういうのがありましたので貼っておきます。
https://otasuke-singa.com/blog1/post-649/
災害が世界一少ないシンガポールですが原子力発電所はありません。
日本は世界一自然災害が多い地域に分類されていますが
原子力発電所が本当に必要なのでしょうか?なんて思いつつ・・・・・
空調がガンガン効いたマリーナベイのコンベンションホールにて
インビザラインについてしっかり最新情報をゲットしてきましたので
少しだけお伝えしておきます。
この前参加したEAS(トリノであったヨーロッパアライナー学会)との決定的な違いはアジアの人々に囲まれているということです。
当たり前ですが、これってトキメキは少ないですよね。やっぱり。
周囲を見回せば日本人、中国人、韓国人、マレーシア人、シンガポール人、インド人・・・・・・・
稀に白人のオーストラリア人です。
妙に馴染んでしまいます。
だからか?綺麗だな~~と思って見てしまう対象は少なめです。
なんたって歯科医が多いのですから
美とはおよそかけ離れた人達の集団ですからね。。。
美人に生まれていたら歯科医なんてやってないでしょう~~~
美貌で食べていけますもんw
目につくのは中国系のいかにもでっぷり太ったオバちゃんや頭の剥げたおじさん達。
姿勢なんて気にせずゾロゾロしているという感じにどうしてもなってしまいます。
やっぱり西欧の人とは立ち居振る舞いが違うな~~(EAS)と
WHY アジアン??という感じで少し悲しくなりました。。
ただ、そういう中にいると妙に馴染んでしまう。
日本人はアジアの一員なのだと思い知る時という感じでした。(当たり前ですが)
ですから緊張感はゼロです。
またアジアの人は基本ミーハーですから
写真取り放題。ノリノリの無礼講という感じ。
途中に出てくる休憩時間のおつまみも取り放題。食べ放題。
ど~~んと持って来い!という感じで面白かったですよ。
それこそがアジアのパワーでしょう。
どうみても商店のオバちゃんだよなというような方が
アジアのインビザラインの普及の鍵を握っている人だったりするので
あ~そこがアジアだよな~~パワーだよなという感じでしたww
ヨーロッパやアメリカにはすでにiTeroの最新機種が販売開始されるというこの時代に
アジアはやっとiTero elementの安売りに入ったという感じでした。
困ったものですが、人種も国も地域も異なるので
甘んじなければいけません。。
やっぱり世界市場は西洋を中心に回っている。
しょうがないことです。
ただ、アジアにはパワーがあります。
本当にみんなパワフルです。
中国にも韓国にもアクセルデントのバッタもんが跋扈していて
加速矯正が歯科医が知らないうちに勝手に行われていたりするように
インビザラインもきっとバッタもんがそのうち跋扈するのかもしれません。
法の整備も不十分な中国や韓国でなぜにインビザライン??という感じはしますが
そこはほれ。まだインビザラインの優位性に勝っているところがあるのでしょう。
アジアの矯正歯科医の多くがブラケット矯正と同じようにインビザラインを取り入れてきているという様子が伺えました。
タイの歯科医だったでしょうか?香港の歯科医だったでしょうか?
1軒の歯科医が歯科医1名で7000ケース(2005年からの総計で)以上のインビザラインでの治療を行っていて
この数は世界一位ということでした。
パワフルですよね~~~~~平均にしても1日に20ケース以上新規契約し続けてきたということになるのです。
クリンチェックのやり取りをアライン社と行うだけでも大変ですよね。
CTや骨の位置なんて絶対に考えに組み込めてないんじゃないかな??
わかりませんが、そういう歯科医も商業的には大成功を収めていることになるので
表彰台に上がって記念碑をもらい医院に飾るのです。
そういう風潮をよく思わない矯正専門医がいても確かにおかしくはないですよね。
アメリカの商業主義とは結局、そういう感じです。
数出す人こそがWINER(勝者)なのです。
インビザラインは初期のものからどんどん進化し続けてきています。
工学系の学生が考え始めた矯正システムですから
実際には臨床では使えない部分も多くあり
多くの歯科医や大学の研究者が関与することで年々改良に改良を重ねてきて今があります。
EASでもAPACでも確認できたように
現在に至ってはすでにブラケット矯正を超えたという感じもしてきています。
人が手作業で行ってきていたことがどんどん機械で置き換わってきています。
矯正の治療計画にはデジタル化の波が押し寄せ
矯正の器具はCAD/CAMで作製されていきます。
まだまだアライナーという器具の特性のために
苦手な動きや無理な動きというものがありますが、
そこだけ歯科医が手作業で補ってあげれば
かなりのことが可能になっています。
すべてを工業的にとは決してなれないので
そこに価格の底というのが必ず存在しますが、
現在一番高価とされている技術者(資格者)の手を煩わせない治療法なのですから
本当ならばもっともっと価格が下がってすべての人が歯科矯正の恩恵に預かれるようになればよいのだと思います。
そこにもしかしたらアジアのパワーが貢献するのかもしれないなと思うくらい
会場は熱気に包まれてパワフルでした。
アジアでもインビザライン!
しかもちょっと割安に?!
そういう時代になってきているのかもしれません。
夜は夜でまた楽しい派手やかなシンガポールのベイサイドエリアの風が吹いていました。
シンガポールのベイサイドエリアの物価は半端なく高かったのでした・・・・
(そういうところにインビザラインが似合うというのがまだ問題なのかもしれません)
高級なベイサイドエリアから離れると昭和の時代またそのずっと前から繁栄していた町並みが残っているのも
またシンガポールのよいところでしょう。
のんびりと~~~~~~。
インド街やアラブ街、中国人街・・・・・
待ち行く人々はメイドさんやウェイターウェイトレスの人達が集団で休みの日にそれぞれ馴染んだエリアに買出ししています。
そういうところは、もちろんですが、
ブラケット矯正装置が目につきます。
メタルブラケットの人々もいます。
シンガポールでもインビザライン矯正はまだきっと高級な矯正治療法なのでしょう。。
デジタル化は情報量が膨大ですからそれを統合する頭が必要で
それを有効利用して成果をきちんとあげることは職人技の人手作業以上に大変だったりします。
ですから、人手を煩わさない治療のほうが不思議かもしれませんがかえって高価になったりするんです。
セレックでもそうですが、デジタルで精度を求めると人の作業として大変な作業になったりする部分もあり
なかなかよい仕事になればなるほど治療提供価格は下がらない。そういうものです。
どう使うのか?それこそ哲学が必要になり需要に応じて色々な使い方があります。
そういうことをアジアでまた考えたのでした。。。
とりあえず、現在、インビザラインキャンペーン価格で提供しています。
これは、アライン社。ここがね~~~
そういうことをしてからなんですよ。。。。
すでにiTero購入してましたからね~~~~。。。。
チャンスです!!