アメーバブログ1000万人突破おめでとうございます!
矯正歯科治療の新参者。インビザラインの利用者も

先日400万人を突破しました。

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インビザラインは治療で、誰でも出来るものじゃなくかなり高額な自費治療

 

利用ハードルの高さの違いは一目瞭然ですが、

インビザラインは世界市場ですから

今後利用者1000万人突破する時があっという間に来るんじゃないかと想像しています。

海外のインビザライン利用時には

光学印象という方法がすでに多くの歯科医院でおこなわれています。
歯科のデジタル化の流れは急速に進行していて

あのキモいドロドロした型取りの素材=印象剤を

お口の中に流し込まれなくてもよいのです。
印象剤が固まるまでお鼻で息をしておいてくださいね~としばらくお口を閉じれず

放置されておかなくてよいのです。

動画撮影可能な口腔内スキャナ(お口の細部まで撮影できる精密な小型カメラ)で

順番に画像撮影していけばそれでok !

撮影されたものを専用ソフト(これらが馬鹿高いんだ!)で

3次元にズレがないように組み上げて

データとしてインビザライン社に送って

クリンチェック(どの程度の治療目標を立てて歯をどうやって動かしどのくらい期間が必要かを事前にチェックする設計過程)を立てるための画像データとして使ってもらい

それを元にあなたの歯がこれから順番にどういう風に動いていって

どのような終わり方になるためにどれくらいの期間頑張ってくれればいいんですよ~という

詳細な治療シュミレーションを矯正治療の契約前に

きちんと確認した上で治療開始できるので安心ですね。

 

クリンチェックで決定した治療計画に沿って作製したモデルにエシックスという素材をプレスして加工することでステップアップする矯正治療装置(マウスピース)をクリーンな工場で製作してもらい、お手元に届けばそれをお渡しして必要なIPR(歯を動かすスペースがどうやっても作れない場合長い人生のセーフティーゾーン内のエナメル質の範囲で歯を細く削ってもらって歯と歯の間に必要なスペースを創出する作業)とアタッチメント設置(歯と同じ色の樹脂を歯面に接着してブラケットと同様に3次元的な歯の移動を可能にするために必要な一時的な歯面上に貼り付ける樹脂の突起)と、必要に応じて顎間ゴムを掛けるためにつける歯面上の突起等を歯科医院でつけたり削ったりしてもらえば後は患者さん御本人が日々1日20時間以上(食事のときと歯磨きの時を除く出来るだけ長い時間)ステップアップしつつインビザラインをはめ続けて噛み続けておけば移動を組み込んだインビザラインが歯を安全な力で動かしてくれるというそういうシステム。

歯医者にとっても患者にとっても急なアクシデントのリスクがないので(ブラケットが外れたり口内炎がおきたり針金が突き刺さったりといったブラケット矯正治療につきもののアクシデント)患者にとっても歯科医院にとってもストレスが少ない矯正治療法です。

インビザラインのシステムを運営しているのはアラインテクノロジー社という

世界市場が相手の巨大企業。

世界中の歯科医と患者との情報交換が可能で
矯正治療のノウハウがどんどん蓄積していきビッグデータとなって

世界中で閲覧可能になっています。

 

海外ではどんどん比較的低コストで審美性の高い正確なマウスピース矯正が可能になっている。

 

かたや、日本では・・・・・

日本矯正歯科学会は(認定医制度や指導医制度が最も評価が高いとされている矯正関係では老舗の歯科学会)インビザラインは雑貨だから(日本の制度では輸入技工物は雑貨扱いのため)そんなものは矯正装置としては認めないというかたくなな(時代に逆行する?)姿勢だし、世界中に溢れてきている光学印象システムと日本でのインビザラインシステムのリンクをなぜか無視しているんじゃないか?という難しい問題(たぶん大人の問題)があって

使いにくくて高額なi-TEROっていう機械しかリンクが出来ないようにデジタル化の進展が

ストップさせられているっていう非常識?な現実があってそのためにインビザラインの普及と光学印象や歯科界のデジタル化が世界よりたぶん3年は遅れちゃってるんじゃないかな~

 

こんな感じでよいものがあっても日本では使えない。

障壁が大きくて

日本の医療はたいていいつも遅れちゃいますからね。。。。

 

国民の利益より大人の事情なんでしょうか?

頭が堅いんでしょうか?

なんなんでしょうか?

 

今年のIDS(ドイツのケルンで2年ごとに開催される国際デンタルショー)には参加できませんでしたが2年前にはすでに世界はデジタル化へと完全に舵を切ってましたからね。

なんでしょうかね。日本。またまた遅れちゃってるぞ!

 

日本の大学がお馬鹿なわけでは決してないんです。

基礎系の実験設備は整ってますし、大学関係者にはとても優秀な人材が揃っていますが

起業家がいないんですよね。

っていうか、大学と特定の企業が結びつくことはほぼ実現不能状態ですし

基礎系や実験系の分野と社会貢献の分野がまったく乖離してしまっている点が

日本の残念なところなんでしょうね。

しかも英語やスペイン語中国語ロシア語などの世界共通言語に疎い。

日本ガラパゴス化してますから。

世界に通用するシステムを作ってそれで儲かるシステムに疎いっていうか、

苦手なんでしょうかね。

 

最近はいい会社っていうのは多くの場合海外の企業ってことになってしまっていて

光学印象システムやCAD/CAM機械のよいものは

海外からの輸入に日本企業のコストを上乗せして販売されてますから

日本の自費治療って、高っか~~~~ってことになっちゃうんでしょうね。

 

インビザラインも同様です。

日本企業じゃないですから(取次ぎは日本企業ですが)

残念ですが価格に色々上乗せされてると思います。

そんなこんなで日本ではインビザライン普及はかなり遅れちゃってますが、

それでもここ1~2年で日本でもこのインビザラインによる矯正治療法が

かなり浸透してきているんじゃないでしょうか?

従来の矯正治療(ブラケットを歯面に接着する手法)は部分的に利用される程度で

今後はインビザラインがどんどんメジャーになっていくと思います。

 

世界はそうなってきていますよ。