2016年8月1日からボストンのハーバード大学歯学部
卒後研修を受講してきました。
現在、ハーバード大学歯学部では
岩手医科大学歯学部補綴科出身の永井成美准教授がご活躍中ですから
そのお蔭で岩手医科大学歯学部関係者はもちろん、
私たち臨床家や他の大学関係者にも広く
ハーバード大学で学ぶという機会が与えられています。
とてもラッキーなことでまたそういう機会を得ることができたことは大変光栄なことでした。
今回から数回は、素晴らしいハーバード大学卒後研修について書いてみたいと思います。
参加のきっかけは、1枚のDMでした。
このハーバード大学卒後研修も今回で5回目らしく
ちょうど学外へ広く門戸を開けて募集し始める時期だったのか?
はたまた1回目から募集されていたのに今まで気づかなかったのか?
まったく理由はわかりませんが今回はたまたま1枚のDMが医院の話題に上ったのです。
そして運よく院長から渡航の許可が出、
院長の気が変わらないうちにとさっさと申し込みを終了し
そして待ちに待った8月1日、日本を出発したのです。
岡山からはJALで羽田経由成田発ボストンの旅ということになります。
岡山を12時55分に出て羽田から成田に移動。
成田を18時10分に飛び立つと同日の18時10分にボストンです。
時刻だけ見ると瞬間移動したみたいですが実際は飛行機で13時間。
機上では映画三昧ですが長いですよね~
もちろんエコノミークラスですw
到着したボストンのローガン国際空港は閑散としていて入国もスムーズに終了
アメリカに入るにはこういう暇そうな空港から入るのっていいなと思いました。
審査官もフレンドリーで、おおらか。LOSとかサンフランシスコとはえらい違いって感じました。
ローガン国際空港からボストンへはバスも地下鉄もあるようでしたが
バックベイという街の中心地みたいなところにホテルを取っていたので
ローガン・エクスプレス・バックベイ線という直通バスに乗って
20分程度でバックベイにつきます。
ボストンでは主な交通機関はマサチューセッツ港湾交通局MBTAが運行していますから
地下鉄にもバスにも共通するチケットを空港で買っておけば
移動に困ることはありません。
空港の入国口を出たらすぐのところにインフォメーションセンターがありますが、
そこで聞けばチケット販売機を教えてくれます。
重い荷物を持っていてもストレスなくチケットを購入し
ステップレスな公共機関で街まで移動できるストレスのないホスピタリティー高い国際都市の印象は
それだけでとてもポイントが高くなりますよね。
ただし、この板が最初で最後に出会った日本語案内表記でした。
以降、まったく日本語は通じませんので。。。
日本の国力もここまでという感じです。。
滞在日数や移動に応じて購入チケットを選んで購入するのですが
私の場合は移動が多い予定でしたから
7Day Link Passという購入から7日間有効のもの(2日以上滞在するならこれがお勧め)
19ドルのものを購入しました。(実際は20ドルちょっとだったですけど)
それを見せたらバックベイまでの移動シャトルバスは3ドルですみました。
リンクパスを見せたら3ドル払わないと駄目と言われガイド本には無料って書いてあったけどカードきられましたから・・・
ガイド本ってあまりあてに出来ませんがまあ、安いですよね。(現金は使用不可)
クレジットカードを持っていないとアメリカでは不便ですね。
バックベイはトリニティー教会のあるコプリースクエアで下車。
道路を挟んでボストン公共図書館が建っているよい立地です。
もちろん、空港から地下鉄でここまで来る事もできますが
階段の上り下りがかなりある地下鉄は荷物が重いときは出来るだけ避けたいですよね。
あ、もちろんタクシーが一番でしょうがバスも同じ地上移動ですから時間は同じですね。
バックベイまでならば、バス(ローガンエクスプレス)で十分ですね。
ちなみにタクシーでもさほど遠くないので25ドル~45ドル程度にチップ15%くらいらしいです。
数名で移動ならばそれでもよいでしょう。
問題はホテルです。
このサマーシーズンのホテル代は異常に高いですから懐、直撃覚悟が必要です。
ボストンとNYCがアメリカでは最もホテル代が高いといわれていますが、
ボストンの8月のホテル代は
有名な大手チェーンホテルならば軒並み1泊3万円以上。
メイン価格帯は1泊4万円~でしょう。
こういう海外の学会や研修会、セミナーは現地集合現地解散がほとんどですから
ホテルは各自手配を行う必要がありますが(もちろん航空券も)
いつも利用しているBooking.comで安めの宿を探しましたが適当なところがなかなか見つからず
(もちろん、利便性の悪い郊外ならば1泊1万円台があるが)
私が今回利用したのは岩手医科大学の多くの先生方が泊まった高級ホテルとは一線を画した
格下ホテルのシティーホテル。
それでも結局1泊239ドルと税34.54ドルの請求が来ましたから
6泊で17万くらい必要でした。ばかばかしいですがいたし方ありません。
ボストンにはシェアリングハウス以外安宿はないし、でさすがにユースホステルはこの歳になると辛いので。。。。選択外に。
となればこの程度のシティーホテルで探すということになったわけで・・
今回のホテルは
立地重視。
最高のバックベイ
割りと高級ショッピングエリアにある。
体のでかい人が住む国は標準サイズが広めなのがありがたい。
部屋も広々しているので神戸のシティーホテルよりはよっぽど心地よい感じ(偏見ですがw)
オーディオ、TV(ここでもサムスン)、アイロン台、アイロン、
個別空調、クローゼット、冷蔵庫、アメニティーもあってまずまず。
枕は選り取り見取り。ふわふわ~硬いものまで。
ドライヤーもあるし、困らない。
wifiも無料。超簡単なアメリカンな朝食付き。
ベッドもふかふかで心地いいと書いてあったが本当にそうだった。ラッキー。
expediaの口コミ情報などで調べて選んだが、正解でした。
夏のなのでシャワーオンリーでも我慢できます。
夜遅くと朝はフロント脇の共用スペースが使用可能でPCも使用可能。
そしてフロントが皆愛想がよかったのが何より。
次回も利用したいかな。
バックベイは高級店が多くある安全なエリアなので
夜は12時頃まで人の流れがあり女性一人でも安全。
ホテルを選ぶ際はやっぱりエリアは重要ですね。
日本でスーパーホテルとかAPAホテルクラスの利用でも十分満足しているというクラス感の人ならば
このホテルはお勧めできると思います。
バックベイ(COPLEY)にあるCHARLESMARK HOTELです。
ここではWiFiもさくさくつながりました。
ストレスのないホテルをまずキープできてボストンの生活がここから始まります。
・・つづく