ブログしてると、時々、面白い発見があって、楽しい!
でました!
つけホクロ!
こんなふうに、一見何の悩みもなさそうな綺麗な女性が、
ふらりとサロンに立ち寄って、
「今日は、ホクロをつけてもらおうかな~♪♪」なんて。。。
「君島十和子さんに、似てらっしゃるから目の下に2つはいかがですか?」
なんて、サロンの人に言われたかどうか。。。
「君島十和子風つけホクロ完成しました。(^o^)丿」
「今日のお会計は、7,300円×2+消費税で15,330円です(^-^)」
「他に、色々なメニューもしてますから、次回この割引券をお使い下さい。。。」
なんて、軽い会話が交わされてるのだろうか???
で、この 「つけホクロ」って、一体なに???
上記のサロンがしている説明は、以下のとおり。。。
色々な悩みを解消できるのが『アートメイク』です
一生とれないといわれている刺青(いれずみ)やタトゥは、皮膚の真皮下まで色素を入れていきますが、アートメイクでは表皮下0.01㎜~0.03㎜のごく浅い部分に安全性の高い色素を着色していきますのでおよそ2~5年(個人差あり)程度で薄くなっていきます。
ですから、流行に合わせたメイクが行えるのも見逃せないポイントですね~。またアートメイクは便利なだけではなく、眉の長さや形をちょっと変えたり、アイラインを入れるだけで目ヂカラがアップして『小顔』・『アンチエイジング』効果も期待できます。
当サロンのお客様からも、スポーツジムで素っぴんでも気にならなくなった~、毎朝のメイク時間が短くなって楽になった~、自分のほくろのようになじんでいて自然~などなど喜びの声を頂いております…
ってことのようだから、数年間だけのお遊びのようなものらしい。。。
田舎の歯医者だが、結構ミーハーな気持ちにも理解を示すほうなので、
ま、表皮の範囲内だったら、こういうお遊びもありかな~~~~。
って、見逃しておいても、いいのだが、
あんまりこういう業種の人が世にはびこりすぎるのも
健康を考えると困りものなので、
こういう記事を載せて、一応みなさんに警告しておこう。
人体の反応に関して全くど素人なサロンのお姉さん達。
たとえ、あなたがどんなに美人でも、
たとえどんなにあなたが健康オタクでも、
本来は、他人を傷つけちゃうと、
傷害罪に問われます。
血が出ないから、大丈夫????
いえいえ、それはいけません。
アートメイクは、本来、ど素人さんが施術してはダメなんですよ!
資格をとったり、セミナー受講にお金を支払ったわよ~~なんて、
いっても、ダメよ! ダメ!ダメ!
本来、針刺し行為や、異物注入行為は、
医療行為に属します。
たとえば、あなたが注入したその色素。
その色素を足がかりに癌が発生したらどうします??
炎症性の反応や、
注入部位に軽い炎症が起きてしまっている。
のちのち、シミを誘発することになるのは、
誰が見ても明らかだが、
無知な客と無責任なサロンの店員からは、
完全に見逃されておしまいになってしまう。。)
アレルギーの急性発作が起こったら????
ちゃ~~んと、責任を持って対処できますか??
あ!救急車??
だから、都内には救急車のコールが多いのですか?!って、
そんなのギャグにもなりません。。
て、ことで、こんなふうに、世の中には、
明らかにおかしいお店や
サロンが溢れかえっているのです。
こういうサロンの人は、個室で行っているときもあり、
警察なども取り締まり強化月間以外は全く野放し。。。
それどころか、税務申告さえチャ~ンとしてくれれば、
お国のためにもなるし、まじめに働く働き口にもなってるし、
医療行為とはいえ、すぐさま危険ってわけでもなさそうだし、
広告宣伝費などもバンバン出してくれるから
他の業種、特に広告業や出版業、メディア、不動産管理者、内装業者、家具・什器業者など
数々の業種にとってかたい収入源にもなってるしで、
まあ、大きな事件にでもならない限り大目に見ておこうかな~~って、感じでしょうか?
医科、特に皮膚科などは、
不必要な針さし+異物注入行為は、
発癌の原因になる可能性や
炎症の起炎物質になる可能性を考えると、
リスクの割に治療のメリットを全く見いだせないため、
自費でいくらか出しますから、先生、つけホクロして下さいって、
頼まれても、普通良識のある医師なら、絶対にしない。
それどころか、反対に説教しちゃったり、
ムッチャ不機嫌な対応をされたりするだけだろうから、
サロンに行くような健康に全く問題がなく、お気軽な悩みしかない客は、
つけホクロを希望して、皮膚科の門をくぐるような愚行はおこさない。
かわりに、サロンで、皮膚トラブルを起こしてくれた方が、
否応なく皮膚科を受診してくれるので、
案外、無視をしつつ、カモン・カモンと待ってるのかもしれない。。。。。
市場経済は、常に需要と供給のバランスの上に成り立つので、
需要がなく、経済が停滞している状況では、
新たな価値観や流行を仕掛けて需要が作り出される。
それにより新たな需要の連鎖が生まれると、
経済が一部でやっと活性化する。。。。
みなさん、
よいことか、悪いことかの判断がちゃんと出来る人になっておこうね!!
今回参考にさせていただいたサロンは、丁寧にぺタつけしてくれたこのサロンだ!!
http://ameblo.jp/hidemi-35/theme-10035361280.html
ぺタつけてくれて、ありがとう!!




