今日は、目や口が渇く人必見!の本をおススメしておきます。

 

田舎の歯医者さんが回答者として登録している

 

歯科のQ&Aサイト「歯チャンネル」でも、

 

口が渇くんだけど、どうしたらいいかとか、

 

口臭や前歯の着色に悩んでいるとか、

 

食べ物が飲み込みにくくて困っっているとか、

 

舌がひりひりして困っているなんて人から、

 

相談があるんだけど、

 

そういう人って、

 

かつての歯科ではよく見過ごされていたんだ

 

しかし、現代の歯科は、

 

本当に痒いところに手が届く

 

非常にきめ細かい学問に

 

なってきているんだ。

 

実にすばらしい!

 

上記の症状で疑われる共通の病名は、

 

「ドライマウス」だ!!

 

最近、週刊誌やTVでも取り上げられることがあるから、

 

この名前、結構知られているんじゃないだろうか?

 

「ドライマウス」、「ドライアイ」、「濡れない」・・・・

 

ま、これらは、老化とか、現代病とか。。。。いわれ、

 

「若々しい」とか、「生命力あふれる」なんていう状態からは

 

非常に程遠い状態。。。にあるってことだ。

 

赤ちゃんの時を思い出してもらいたいが、

 

赤ちゃんは皆、みずみずしい。

 

そして、よだれがダラダラ出る。

 

(え?みずみずしくない赤ちゃん??ついにそこまできたか・・・

ま、そういう子は○○症候群って名がつけられちゃう例外中の例外なので、

ここでは、ちょっとはずしておこう)

 

子どもだってそうだ。

 

歯科で診療していたら、舌下腺開口部から、

 

まるで蛇の毒がピュッと吹き出るみたいな感じで

 

唾液がぴゅ~っと噴射されることがよくある。

 

それくらい生命力あふれている時って、みずみずしいのである。

 

ところが、人間、種々のストレスやなにやかにやで、

 

腺組織からの分泌が悪くなることがある。

 

しかも、「現代病」と名がつくくらいだから、

 

かつてでは考えられないくらい若い年齢でこうなっちゃってる人がいる。

 

で、こういう人にお勧めなのが、

 

この本。

 

「現代病」ドライマウスを治す (講談社プラスアルファ新書)/斎藤 一郎
¥840
Amazon.co.jp

この本。おススメです!!

 

歯科関係者の方も是非一読して下さい。

 

って、何故かというと、

 

歯科の大学でこのドライマウスについて

 

きちんと教えてくれるところなんて

 

まだまだ全然ないから、

 

歯科医でさえも卒後、この分野に興味を持っていないと、

 

全く対処法を知らない話だからだ。

だから、ドライマウスの人は、歯科に行っても

 

医科に行ってもほとんど見過ごされてしまい、

 

一人悩んでQ&Aサイトに相談するってことになっているのか?

 

歯科関係者!日夜勉強、がんばろう!

 

収益に関係しなくても、こういう人の悩みは放っておいてはいけない。

 

歯科だから診断でき、歯科だから対処法が提示でき、

 

歯科だから指導できるこの現代病「ドライマウス」!

 

結局は口腔機能の育成・維持・向上。

 

これが重要。

 

これができれば、

 

人間、カレルことなく人生を楽しくまっとうできる。

 

これを体系づけて学問にした

 

鶴見大学の斎藤一郎教授は本当に立派!です。

ちなみに、「抗加齢歯科医学研究会」を2005年に立ち上げ、

「日本抗加齢医学会」でも理事をされています。

「ドライマウス」→「抗加齢」は、

自然の成り行きでしょう。

さすがです。素晴らしい!!

 

次回は、この本にもある大切なことを少し御紹介しようかな。。ペタしてね